大きくする 標準 小さくする

«前の記事へ 次の記事へ»


ストラディヴァリ「デュランティ」で聴く千住真理子さん

投稿日時:2010/06/24(木) 14:37rss

昨夜(23日)は、市内のホテルで千住真理子さんのディナーコンサート。
(ピアノ山洞 智)

千住真理子さんのディナーコンサート。デビュー35周年だそうです
写真<デビュー35周年だそうです>

演奏前にお食事が1時間ほどあるので、大きなホールでのコンサートとは
違い、食後の演奏曲はポピュラーな小品ばかり10曲。

会場はいつものようにお元気な中高年のご婦人が大半、何を食べたか忘れて
しまいましたが、ステージのすぐそばの席だったので千住さんの演奏は堪能
しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初めてヴァイオリンの名器、ストラディヴァリウス「デュランティ」を目近
にしましたが、小ぶりで古色のままのもの。2002年、千住さんと運命的
な出会いがあったと解説にありましたが、その音色はどちらかというと、
華美な感じがしない「たおやかな剛さ」という印象。特に低音域の迫力が
すごいと素人ながら感じました。

20年ほど前、「ウイーン・フィル」の首席奏者、第一ヴァイオリンの
ウエルナー・ヒンクさんが率いるカルテットで、ヒンクさんのソロを至近で
聴く機会が何度かありましたが、その音は流麗というか、すごく伸びやかな
澄み切った音色で、陶酔の心地がしました。
同じヴァイオリンでも、弾き手を超えた強い個性があるものとわかります。

個人的には、千住さんが最も好きだというヴィターリの「シャコンヌ」、
ピアノの山洞さんと編曲したというガーシュインの「サムワン・トゥ・
ウォッチ・オーヴァー・ミー」、円熟した技巧を感じさせられた人気曲
モンティの「チャルダッシュ」がプログラムの中では特に印象的でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

帰宅したら、BSでミロク・フォアマンの快作「アマデウス」をやってまし
たが、モーツアルトといい、ストラディヴァリといい250年~300年
も前の音楽や楽器が現在でも私達を惹きつけてやまないというのはどういう
ことなんでしょうね。

食事中、燐席の友人Mさんが、田中美知太郎さんが“クラシック”の語源に
ついて、今は"古典”と言う意味で使うことが多いが、原義はClass,Classfi
なのです、と書いていた記憶がある、という興味深い話をしてくれました。
そのことについてもう少し詳しく聞こうと思っているうち、開演の時間に
なってしまいました。また今度続きを聞かせてください。

CD「心に残る3つのソナタ」ディスクにサインをいただきました
写真<CD「心に残る3つのソナタ」ディスクにサインをいただきました>

株式会社横山工藝 横山国男
染型工房横山工藝プリントのことなら
【染型工房 横山工芸】
オーダーよさこい屋お祭り、太鼓の衣装なら
【オーダーよさこい屋】
オーダープリント屋オリジナル柄をお好きな生地に1mから
【オーダーぷりんと屋】

:::株式会社横山工藝:::
 オリジナル生地「オーダーぷりんと屋」布製品へのダイレクトプリント「PriX」
 横山国男社長ブログはまじい専務ブログ制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
 2009年制作事例セミオーダーのご紹介よさこい屋店長ものづくり日記
 スタッフ日記なおくま店長日記日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記

トラックバック一覧

コメント


優雅な気分

フタバ紙器の近安と申します。千住真理子さんのストラディバリウス「デュランティ」でディナーシヨーとは優雅ですね。大阪でも近々シンフォニーホールでバッハの無伴奏パルティータ全曲演奏会があります。最近は以前と違って精力的に演奏活動されているようですね。私も以前にウィーンフィルコンサートマスターだったライナーキュッヒルさんの演奏を聴いたことがありますが同じような感想でした。

Posted by 近安健一 at 2010/06/24 15:34:00 PASS:

ありがたいことです。

近安様 コメントありがとうございます。おかげさまでいい時間をすごせてありがたいことです。浅学でも宗教や芸術は人生を豊かにしてくれるものというのが、この年齢になりますと実感されます。暑さに向かいご自愛専一に。

Posted by 横山工藝 横山国男 at 2010/06/25 12:27:00 PASS:
名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

会社概要

http://www.ykougei.jp http://www.yosakoiya.jp

詳細へ

個人プロフィール

「知るは喜び、調べるは楽しみ、分かるは感動、学ぶは一生」とか。高齢者の仲間入りの年齢ですが、仕事でも趣味でもICT時代の恩恵に感謝しています。趣味・・本好き、水彩画、ゴルフ('05までJGA委員、現在中部ゴルフ連盟ジュニア育成委員ほか。エポック・・還暦のアルバトロス、'06...

詳細へ

<<  2024年3月  >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

コメント一覧

最新トラックバック

  • これもクリエイティブな仕事と思えば… from After5のメインストリート
    会社のイベントでポスティングを行うことになり輪転機を使ってオリジナリティーなチラシを作るべくにわか印刷屋になった話印刷といえば、昔は学校の先生がガリガリした原稿にイン ...
  • 昨日はバレンタインデー。悪党:民主党へ「青空」の歌詞を贈ろう from 脳挫傷による見えない障害と闘いながら・・・
    バレンタインデーでしたが、義理チョコで割引きシールを貼られたまま貰ったり。北方領
  • 犬山城 from 青春18切符で行く,日本の「城」巡り29
    oojijisunです,青春18切符で行きます お城巡りを準備中です、参考になります。
  • 【ブログピックアップ】横山工藝 横山国男さん from 経営者会報ブログ編集部
    「ブログピックアップ」では、 経営者のみなさんの書かれたブログの中から、 お薦めのブログをご紹介しています。 今回のお薦めブログは 横山工藝の横山国男さんです。  * ...
  • 「節約の王道」林望・著 | 我が道を行く、気品にあふれた節約本 from 23:30の雑記帳
    節約の王道(日経プレミアシリーズ) 節約本にありがちな、 ある種のみすぼらしさが感じられない、 上品なというか、気品にあふれた本。 筆者のものの考え方が独特なので、 同意できない方も多数いらっしゃると思われる。 例えば、ゴルフ好き、煙草好き、鉄道模型....