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2010年02月26日(金)更新

「ワークライフバランス」でネット界で有名な小話だそうです。

前回書いた「ワークライフバランス」社長編の続きのようなものです。

愛読しているブログの一つに「Chikirinの日記」があります。(面白くてためになる
ので、お礼をこの機会に申し上げます)

2009年4月22日の「ワークライフバランスってさ」という記事もとても面白かった
のですが、コメント欄でPulinさんという方が紹介している小話には、思わず笑って
しまいました。(ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、転載させて頂きます)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント一覧
Pulin 2009/04/22 20:49
仕事と生活のバランスで、↓のような小話を思い出しました。元ネタがなんなのか
は分かりませんがネット界では有名なコピペのようでご存知かもしれませんが。
長文済みません。

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、

「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、
女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう
一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイス
しよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。 それであまった魚は
売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、
ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、
子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シリコンバレーで働いているコンサルタント(女性ーMBA)が、『リーマンショックの
元凶などと言われているMBA(経営学修士)も、今じゃ“簿記3級”ぐらいのもの
って冗談も飛び交っている』んだそうです。



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2010年02月25日(木)更新

社長の勤務時間→「ワーク・ライフ・バランス」

<ご質問>

   社長は「365日24時間年中無休」という考え方がありますが、
   率直に言って、どのようにお考えになりますか。
                        (事務局 大西啓之様)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このご質問には、たくさんの方が熱い回答を寄せられていますね。
「あたりまえ」「まだ時間が足りないくらい」などのご意見も多かったように思います
が、どなたもそれを「苦痛」に思っていらっしゃる様子がない・・社長たるゆえんで
しょうか。

三元ラセン管工業の高嶋社長さんも皆さんと同じような年齢のころは「365日
24時間年中無休」で走り続けたが、結果は3カ月の入院生活になり、その後は
中小企業の経営者が倒れると会社存続にも影響があるのでバランスをとるよう
にしている、とのお話でした。

思ったのですが、私も含め誰かに強制されて「365日24時間無休」ではないと
いうこと。もちろん社長としての責任感がさせる部分はありますが、「それは嫌」
というならそもそも社長なんかにならないのではないでしょうか。

すなわち、「自分が考案したモノやサービス、目標、夢など」を実現するために
社長業を選んだはず。私も社長業が長くなりましたが「働きぬく、考えぬく」こと
などをつらいと思ったことはありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは数年前から言われている「ワーク・ライフ・バランス」の社長編ですね。

ワーク・ライフ・バランス=「仕事と生活の調和」・・調和は大事ですが、社長業に
は長いスパンで見た「調和」というのもありではないか、と。
すなわち、若い時は猛烈にやる(仕事)、そして老いてはしずかに暮らすという
(生活)の「調和」。

ジェイ・ポートの樋下社長のエントリ、「社長の時間」は思わず涙ぐみそうになり
ました。樋下社長のお父さんと私が余りに似ているので。
お父さんに反発する部分もあるけれど、尊敬も理解もしているし、借り入れも
自分の責任で返していくつもりです、と決意されています。さらに、

>父親についてきた社員には責任を持って最後まで今の条件で雇用は絶対した
い・・・

ジェイ・ポートさんは素晴らしい3代目をお持ちだと思いました。


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2010年02月23日(火)更新

「鳥獣人物戯書」!?

大河ドラマ「武蔵」のタイトルや、「ヴァガボンド」などの数々のマンガのタイトルを
書してきた、SYO家吉川壽一(当社顧問)のタレントぶりにはいつも驚かされます
が、昨年の活動状況を報告した「壽一通信」を見て、あらためて彼の「書ワールド」
なるものの一端を見た気がしました。

前衛書家としても名を上げたわけですが、「水墨画」なども素晴らしいし、昨年3月
「京都国際マンガミュージアム」での展覧会は「まんがタイトルロゴと書の美 鳥獣
人物戯書」というもの。

「鳥獣人物戯画」なら、京都高山寺に伝わる、平安末期の世相を憂いつつ、時に
は微笑ましい風刺を、無名の僧侶たちが鳥獣に仮託して描いた絵巻物として
有名です。(作者が鳥羽僧正かどうかはそれを証する資料はないそう)

「戯画」でなく「戯書」だという。

壽一通信 VOL11より

「鳥獣人物戯画」でも、ウサギ、カエル、サルなどが擬人化して描かれているわけ
ですが、「戯書」では書家が描いたらこうなると。

活き活きした筆使い(線)に彼の才能があふれているように思います。

トートバッグ

こんなトラもチャッチャッと描いてしまうんですから。


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2010年02月19日(金)更新

インターネットの利用者数は9000万人!?(総務省)

2月14日(日)の日経本紙、トップの記事は『小売大手ネット急拡大』との見出し
で、~専業に対抗 店舗と連携強み~とあります。

イオンやセブン&アイなどの実店舗をネットからの注文も組み合わせたモデルに
大きく舵を切ろうとしている、というニュースです。
5年後には、消費者向け電子商取引の国内市場規模は、現在の6兆5千億から
12兆円に拡大する(野村総研)と見込んでの戦略。(同記事から)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私が驚いたのは、同記事中にある『・・インターネットの利用者数は約9000万人
(総務省)に達し、ネット消費は急増している』との記述。

9000万人というと、赤ちゃんも入れた国民の4分の3。
いくらなんでもそこまでの実感は湧かないのですが・・(地方だから? まわりに
高年齢者が多いから?)権威あるところが出している数字ですから、とりあえず
信用することにします。

確かに最近のテレビなどの生活情報番組でもインターネットでの商品購入増加、
さらにそれは日常の食糧、食品などにまで浸透してきているのがよくわかります。
先日は、東北の漁船で漁の模様を実況中継、ネットのこちら側では自分が食べる
魚が見れるというリアル感、また数年前まで月8000円しか売り上げのなかった
お米やさんが、田植えから収穫までを見せて今ではネットでの販売が1000万円
とか。

買い物に出かけ、重いものを下げて帰る必要もない、高齢者2人、あるいは一人
暮らしではインターネットは間もなくライフラインになるでしょう。

また、年齢を問わず、家でじっくり見比べ価格も比較し、「お試し」も可となると、
これはもう「ショッピング、お買いもの」の大革命。ますます「巣籠り」になって人は
外へ出る機会が減るということにもなるのか。

「小売」に限らず、あらゆる業種、業態が「ネット販売」に出てきて、競争は益々
激化、それがさらに新しいサービスを生み出す、という展開になるのでしょうか。

インターネットを使わない、使えない世代は10年もすればいなくなるでしょうし、
これから世の中どうなる?、そして経営は?。
広範な勉強としっかりした情報の収集分析、自分の頭で考える重要性がもっと
問われるんだと思います。


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2010年02月17日(水)更新

よそもの・わかもの・ばかもの

久米繊維工業久米信行社長も以前にブログに書かれていましたが、「地域活性」
「街おこし」などの起爆剤には「よそもの・わかもの・ばかもの」の力が不可欠との
お話でした。

同感ですので、ロータリークラブなどでもこの「三者」の話をよくしますし、先日も
福井で公演された、ダンスやよさこいで平均18歳の落ちこぼれ250名もの若者
を生き返らせている「関西京都今村組(主宰 今村克彦先生)」のイベントも支援
させていただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは数年前、百五銀行会長だった川喜多貞久さんがおっしゃったもののようで
すが、「地方の衰退」だけにとどまらず「日本の衰退」につながっていくわけです。
というより、日本国だって世界の中では「地方」の一つでもありますから。

この説で考えると、なんのかの言われてもアメリカはやはりすごいな、と。
合法、非合法かは別にして、世界中から移民が流入していますし(日本は移民
受け入れせず)、当然若者も多い。「ばかもの」という意味は阿呆という意味では
もちろんありません。チャレンジ精神旺盛な者と言い換えてもいいかと思いますが
グーグルなどの企業が生まれることとも無縁ではないでしょう。

日本にもこの閉塞を打ち破る「よそもの・わかもの・ばかもの」を多く生みだすの
に、私達ロートルが足を引っ張っているとしたら・・・と考えてしまいます。

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そういえば、朝青龍は「よそもの・わかもの・ばかもの」の典型だったかも知れま
せん。どれもあてはまる気がします。

2月7日に事務局お題「朝青龍引退どう思います?!」についてエントリを書き
ましたが、日本が世界の「地方」にならないためには、このあたりの感覚が問わ
れているのかも知れないと思いました。


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2010年02月15日(月)更新

【今週のお題】日本は住みやすい国ではない!?

【今週のお題】日本は住みやすい国ではない!?(2月11日~2月18日)

事務局さんから出された「お題」の出所、米旅行情報誌が毎年実施している
「住みやすい国ランキング」(2010年版)では、5年連続でフランスがトップに
選ばれたとあります。

参考までに2位以下の順位は、オーストラリア、スイス、ドイツ、ニュージーランド、
ルクセンブルク、米国、ベルギー、カナダ、イタリアの順にベストテン。
日本は36位だそうです。

個人的には「日本は住みやすい」と思っていますが、その一つは気候風土が
挙げられると思います。亜寒帯から亜熱帯まで南北に細長い海洋に取り囲まれた
四季に恵まれた美しい島。

海外で生活された人の中には、東京は世界の大都市の中でも梅雨時の不快さを
別にすれば、気候的には最も住みやすいという人もいます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本の36位の理由は、「生活費」「経済」の項目が低い評価だそうですが、上位
のフランス、スイスを旅行した小さな経験から思い当たることもあります。

10年程前、フランスでは「コンビニ」などは見かけませんでしたし、町の商店も
土、日開いているところは少ない。

ブルゴーニュ地方に住む友人の画家を訪ねて、深夜小さなホテルに戻るとロビー
も廊下も真っ暗。薄明かりはエレベーターの押しボタンが点灯しているものだけ。
ホテルの裏と思われる景色を見ようと思い、カーテンを少し開けてみましたが、
後ろは山か何かでしょうか、真っ暗でした。

翌朝、カーテンを開けてビックリ。後ろは大きなアパートでした。不要と思われる
電気は全て消すんですね。

子供が小さい頃、琵琶湖畔で行われた「世界キャンプ大会」に参加したことがあり
ますが、日本人は夜遅くまで白灯油を使った「ランタン」をいくつも点けて騒いで
いる。そばに「キャンピングガス」という小さなブタンガスのボンベがいくつも使い
捨てられていました。

参加者の中にフランス人の家族がいましたが、「キャンピングガス(フランス製だと
記憶してますが)1個で3回はキャンプする」とのこと。炊事にも使うし、夜は子供
たちとテントの中でカードなどもしばらく楽しむとのこと。・・・印象的でした。

スイスでも夕闇の中、大きな住宅のシルエットがバスから見えますが、灯りの点い
ているのは一部屋で、きっと夕食をとっている部屋だけなのでしょう。
スイスは全て「水力発電」で、余った電気は近隣国へ売っているとも聞きました。

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畑の中の道路、民家も何もないところに突然明るい一角があって自動販売機が
並んでいる風景が日本。もちろん街の中では深夜でも自動販売機だけではあり
ません、コンビニからなにから煌々と電気が点いている。

ほとんど乗客がいない新幹線の車両を目にすることもありますし、この膨大な
エネルギーの消費(浪費)なども、結果としては廻りまわって高い「物価」になって
いるのではないか、と思います。

経済が「浪費」で支えられているのでは長続きしないでしょう。
わずか150年前の江戸時代、日本はエネルギーの全てを太陽、もしくはそこから
えられる自然エネルギーでまかなっていました。

そこには戻れませんが、それにしても日本人はもう少し本当の意味の合理的な
生活をすれば、「住みやすい国ベストテン」には十分入れると、今朝は自戒を
こめて思ったのであります。


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2010年02月12日(金)更新

大不況の中の経営チャンス・・とは。

友人の建材販売会社社長Iさんが、先日お取引先の新年講演会で聴かれた話を
ご自身のブログで紹介されていました。内容については言及がありませんが、
演題は
【大不況の中、三つの経営チャンス】(講師=経営コンサルタント吉田 卓氏)。

三つのチャンスとは、
「経営体質を見直すチャンス」
「会社を支える管理職を鍛えるチャンス」
「後継者にバトンタッチするチャンス」というもの。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もちろん私も聴いておりませんので憶測になりますが、「ピンチをチャンスと見れる
かどうか」は経営者として大事な思考だと思います。

ほとんどの勤労者、経営者にとってかってない「大不況」のさ中にあると思います
が、皆と一緒に「不況だ、大不況だ」と合唱しているわけにはいきません。
経営する者ならなおさらのこと。

この中で私には特に「後継者にバトンタッチするチャンス」というのはなかなかの
命題です。
こういう時期、環境でうまくやってくれるだろうか、何事も経験ーーそこを乗り切る
のが経営者というものだ、と口でいうのは簡単ですが、我々の時代は努力も勿論
しましたが、何より追い風が吹いていたことも事実。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

後継者はバブルの盛衰を知らず、ずっと“失われた20年”の中を来ています
ので、私とはまた違った経営感覚を持っているはずです。

何度かブログにも書きましたが、事業継承は「単に親の仕事を引き継ぐ」のでは
なく、自身の「企業像」が先にあって、それに向かって日々研鑽する、それは「夢」
とは違い「目標」なのです。

目標達成のために、私が作ってきたネットワークや知識、知恵を利用するのは
大いに結構だけれども、まずいろいろな意味で自分自身が成長しなければ事を
なし得ないのは時代が代わっても不変でしょう。

産業の移転や販売形態の大変化に直面していますが、まだまだ自社の中心的
業務である長いお客様を大事にしていってほしいし、日々全身全霊で「お役に
立つ」という謙虚な姿勢が肝要であることも変わりません。

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それにしても、この15年、もっといえば10年の「ICT」による事業環境の激変は
振り返ってみると想像を絶するものがあります。
コンピュータグラフィックスは作れませんが、古くなった頭で必死に理解しようと
努めてきました。

「iPad」の登場などは、本好きの私でも未来はどんな形で読書をすることになる
のか、言われているように新聞や出版などはどんな形になっていくのか、などなど
私達の世代よりはるかに違和感をもたないはずの次世代の後継者たちがどんな
経営をやっていくのだろうか、と興味律々でもあります。


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2010年02月10日(水)更新

手作り「ワイン」。

先日、米国の北部に住んでいる次女がワインを一本送ってきました。
最近友人とワインを手作りしていると聞いていましたが、どうやら試作品のビン詰
が終わったので、初回作を一本ということらしいです。
ただし、飲みごろは3カ月ほど先とのこと。

ワイン ボトル 

ラベルもオリジナルで考えたそうで、なかなかいい線いってると思いますが、酵母
の研究などを進めて次の仕込みでは100本ほどできるそう。
その際は「聖書の章」からとったというラベルのデザインもまた新しくするそうです。

ワイン ラベル

葡萄はカリフォルニア原産のもののようですが、一度行ってみたいのが「ナパ
バレー」。

短い時間ではあるようですが、「ワイン列車の旅」(食堂車がなかなかいい感じ)
をしてみたい。着いた先のナパには、シェークスピアの名を冠したロマンチックな
ゴルフクラブや大物映画監督のコッポラのワイナリーなどもあり、ワインには詳しく
ありませんが、ぜひ行ってみたい旅先の一つです。


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2010年02月07日(日)更新

今週のお題=【朝青龍引退、どう思います?】

今週(2月5日~11日)のお題
【朝青龍引退、どう思います?】


朝青龍を好きでした。特にあのやんちゃな笑顔と相撲以外でも発揮できたであり
ましょう運動能力、それにたまにTV番組でのトークなども観ましたが、この人は
タレントとしても頭がいいな、という印象がありました。

思うにこれは「文化の衝突」ではないかと考えますが、一方の雄「白鵬」が双葉山
を理想とするという、日本人以上の日本人感覚を持つ横綱ですので、ますます
対比が目立ってしまい、朝青龍のヒール(悪役)ぶりが際立ったとも思います。

朝青龍引退を聞いて白鵬は泣いたそうですが、同国人である以上に、素のままの
朝青龍を好きだったのではないか、異国の「国技」、理解するには難しい「伝統」と
いういろいろな大相撲の縛りを考えると、これからの余りに重い「一人横綱」の
責務など、万感胸に迫る涙もあったのでは、と想像しました。

昔は「力士」になるのは、子沢山で貧しい家の力持ちで体格の良い子が入門する
ケースが多かったようですが、この国が豊かになるにつれ、稽古もしきたりも厳し
いこの世界を目指す日本人の若者は少なくなりました。

それでは「大相撲」が続かないので、外国人力士が増えたわけですが、この辺は
どう考えたらいいんでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1月1日・15日号の『pen』に、特集「日本の国技を再発見!、相撲は、美しい」が
あります。冒頭の次のような一文を引用させていただきます。

『神事を発祥とする相撲を象徴するのは、その様式美と礼を重んじる心にある。
舞台となるのは、日本酒や米、塩などを封じ、神の降り立つ場として清められし
土俵。力強さの象徴たる四股は、本来は土地の神を鎮める儀礼的意味合いを
もち、煌びやかな化粧廻しは、実力と品格に秀でた、ひと握りの力士のみが纏う
ことを許される。力水や柏手はもちろん、立会をさばく行司、進行を司る呼出の
所作や装束にも神事の名残が。
時代が移り力士の大型化や国際化が進んでも、美しき相撲の流儀が変わること
はない。勝敗のみが重視されるスポーツや単なる格闘技とは一線を画す、国技
の神髄がそこにある』。

なるほど。こういうのが日本の「角力」・「大相撲」の背景なんですね。

“美しき相撲の流儀”・・・何国人であれ、まして頂点に立つ「横綱」であればなおの
こと、これが朝青龍に求められたものの正体だったようです。



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2010年02月05日(金)更新

ゴルフとモータースポーツの両雄からお話を聞く。

今日2月5日、福井商工会議所(会頭川田達男セーレン社長)主催で、中嶋常幸
さん(プロゴルファー)、中嶋悟さん(元F1レーサー)と川田会頭のお三方で鼎談
『スランプを宝に変える』が開催されました。新聞で告知があってすぐ定員500名
は満席となったようです。(受講料無料)

私は所用があり、聴講出来ないので残念に思っておりましたが、関係者の方から
「前日4日の夜、両プロと夕食を一緒にどうですか」という嬉しいお招きをいただき
ました。中嶋悟さんもゴルフはシングルの腕前ですし、中嶋常幸さんはもちろん
アマチュアゴルファーにとっては神様のような存在。

先日大けがをされた報道があり、松葉杖でわれわれ(5名)の前に現れましたが、
経過は順調でシーズンにはほぼ間に合うでしょう、とのことでした。

ゴルフ界の紳士中島常幸プロ ゴルフ界の紳士中島常幸プロ
日本人F1の雄だった中嶋悟さん 日本人F1の雄だった中嶋悟さん


・・・・・・・・・・・・・・・(以下文中敬称略)・・・・・・・・・・・・・・・

石川遼選手の大活躍は、暗い日本に元気を与えてくれますが、一時代前は
ゴルフの中嶋(ご本名は中島)、モータースポーツの中嶋、両中嶋の活躍が話題
でした。中でも中嶋常幸プロは現状に満足せず、スイングの改造、探究の結果、
何度かスランプに陥りましたが、そのたび復活を果たし、55歳の今なお心も体も
若く、シニア、レギュラーの両ツアーで活躍されています。

素晴らしい戦績をすべて書くことは出来ませんが、「日本」と名のつく七つの全て
のタイトルを獲り、また世界の4大メジャー(USオープンなど)全てで10位以内に
入賞している日本人プロは中嶋常幸さんだけです。通算48勝を挙げています。

                  *  *  *

モータースポーツ、F1に詳しくありませんが、目の前の中嶋悟さんはジョークを
交えながら、思い出のレースや、競った名選手の話もされましたが、引退後の
今はゴルフを楽しんでおられるようでした。(愛知県岡崎市にお住まいのようです)

驚いたのは、マシンとドライバーを支える「チーム」というのは、総勢600名から
800名の組織で動いているとのこと。また、今はそうでもないが当時はレース毎
にエンジンは使い捨てというか乗せ替えたそうで、F1参戦には巨額の費用がか
かる理由もわかりました。

2時間あまり、時代を築いたお二人からうかがったお話は、とても印象的でいつ
までも忘れないと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お二人には、書家の吉川壽一さんにお願いして「おみやげ」を持参しました。
常幸プロには「幸福」の色紙を、悟プロには壽一さんが「激走」と書し、プリントされ
た、作秋のF1「アブダビ戦」記念公式Tシャツを。 とても喜んでいただきました。

(現在、吉川壽一さんは「マレーシア グランプリ」に向けて書作品をいろいろと
当社スタッフと試作中です。公開できるときがきましたらご紹介したいと思います)

色紙“幸福”に向かって アブダビ グランプリ “激走”Tシャツ アブダビ グランプリ “激走”Tシャツ


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会社概要

http://www.ykougei.jp http://www.yosakoiya.jp

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個人プロフィール

「知るは喜び、調べるは楽しみ、分かるは感動、学ぶは一生」とか。高齢者の仲間入りの年齢ですが、仕事でも趣味でもICT時代の恩恵に感謝しています。趣味・・本好き、水彩画、ゴルフ('05までJGA委員、現在中部ゴルフ連盟ジュニア育成委員ほか。エポック・・還暦のアルバトロス、'06...

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