株式会社横山工藝 代表取締役 横山 国男 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
「プリント道」45年余。新たな自身の夢と後継者への手紙-(株)横山工藝社長 横山国男のブログ
次ページ
2010年01月31日(日)更新
低価格商品についてのもう一つの懸念
早いもので1月も終わり。一昨年の秋の「世界経済の激震」の影響はすさまじく、
未だ中小企業には恢復の感じはありません。
すごい価格競争で、低価格の商品やサービスの開発は、「ものづくり」はもちろん、
日本の産業全般に人件費を含むコストダウンを否応なく迫っており、経営する側
にとっても長期でものを考える余裕を与えてくれない状況です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近、「コストを下げる」と別の問題も出てくるのでは、と考えています。
たとえば「衣料」。
日本は「安全基準」がうるさく、日本製品は高品質で評価されてきたと思いますが、
工程を省いたり、十分な検証が行われないままで低価格原料への切り替えなど
も心配のひとつです。
衣服は天然繊維、化合繊を問わず「染色」が行われますが、日本では発がん性
が疑われてかなり以前に一部の染料は使われなくなりましたし、いろいろな化学
薬品がそれ単体では問題なくても、複合されると新たな「有毒性」を持つということ
はあり得るのではないでしょうか。もちろん食品なども同じです。
家族にひどいアレルギー体質の者がいますが、コートなどでも着てしばらくする
と顔が火照って湿疹がでたり、頭が痛くなったりするものもあるそうです。
そのような苦しみを味わったことのない私にはなかなか想像できませんが、本人
は肌着から何から本当に選ぶのに苦労しているようでかわいそうです。
これは「シックハウス」といわれる、建材などからも影響を受けたりするようです。
先日、ここ2カ月ほど整体の治療を受けている「東洋医学」の先生とお話しました。
原材料だけでなく、加工工程で使う樹脂や糊剤、染料や助剤などに含まれるもの
が少しずつガス化してそういうものに抵抗力を持たない人を苦しめるとのこと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
食品でも衣料でも日本製品への評価は高く、「ジャパンブランド」を構成しています。
低価格への流れがこれをブチこわすようならこれから何を「ウリ」にしていけばいい
のだろうと心配になります。
そのうち「ギョウザ問題」が日本での話になるようなら、もっと苦境に追い込まれて
しまうのではないでしょうか。
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
未だ中小企業には恢復の感じはありません。
すごい価格競争で、低価格の商品やサービスの開発は、「ものづくり」はもちろん、
日本の産業全般に人件費を含むコストダウンを否応なく迫っており、経営する側
にとっても長期でものを考える余裕を与えてくれない状況です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近、「コストを下げる」と別の問題も出てくるのでは、と考えています。
たとえば「衣料」。
日本は「安全基準」がうるさく、日本製品は高品質で評価されてきたと思いますが、
工程を省いたり、十分な検証が行われないままで低価格原料への切り替えなど
も心配のひとつです。
衣服は天然繊維、化合繊を問わず「染色」が行われますが、日本では発がん性
が疑われてかなり以前に一部の染料は使われなくなりましたし、いろいろな化学
薬品がそれ単体では問題なくても、複合されると新たな「有毒性」を持つということ
はあり得るのではないでしょうか。もちろん食品なども同じです。
家族にひどいアレルギー体質の者がいますが、コートなどでも着てしばらくする
と顔が火照って湿疹がでたり、頭が痛くなったりするものもあるそうです。
そのような苦しみを味わったことのない私にはなかなか想像できませんが、本人
は肌着から何から本当に選ぶのに苦労しているようでかわいそうです。
これは「シックハウス」といわれる、建材などからも影響を受けたりするようです。
先日、ここ2カ月ほど整体の治療を受けている「東洋医学」の先生とお話しました。
原材料だけでなく、加工工程で使う樹脂や糊剤、染料や助剤などに含まれるもの
が少しずつガス化してそういうものに抵抗力を持たない人を苦しめるとのこと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
食品でも衣料でも日本製品への評価は高く、「ジャパンブランド」を構成しています。
低価格への流れがこれをブチこわすようならこれから何を「ウリ」にしていけばいい
のだろうと心配になります。
そのうち「ギョウザ問題」が日本での話になるようなら、もっと苦境に追い込まれて
しまうのではないでしょうか。
株式会社横山工藝 横山国男
プリントのことなら 【染型工房 横山工芸】 | |
お祭り、太鼓の衣装なら 【オーダーよさこい屋】 |
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
2010年01月28日(木)更新
小林繁さんの名言「人生のバッターボックスに立ったら・・」
名投手小林繁さんが自宅のある福井市で急逝された。57歳という若さでした。
小林さんとはゴルフクラブ(支配人をされていた時期があります)で何度かお話し
たこともあり、弊社にも2度ほどお見えになったこともあります。
プレーもそのスタイルどおりスマートでオシャレでした。
先日、ご指導を得ている会計事務所のメルマガに、『人生のバッターボックスに
立ったら、見送りの三振だけはするな』と小林さんが言ったという言葉が名言と
して紹介されていました。
小林繁さんが、投手という「見送りの三振」を最も価値ある立場におく人間として
述べたからこそ“名言”になったとも思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
週刊誌などでは、小林さんをはじめ、過去の名選手たちが光り輝いた証である
「記念品」を換金しているという記事なども掲載されていますが、メジャーと違い
ここでも現役引退後の長い生活を保障できる「日本の野球選手の年金制度」に
問題があるとの指摘もあります。
その受け皿になっているといわれる「コレクター」が福井におられ、当社から近い
ところに壮大な「スポーツ・ミュージアム山田コレクション」がありますが、私はまだ
なんとなく気が進まず行ったことはありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今季から日本ハムの一軍投手コーチという、彼の野球理論や後進指導の才能が
発揮できる華やかなポジションを前に亡くなられてしまった小林繁さん。
“運命の三球目”を見逃してしまったように思えてなりません。
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
小林さんとはゴルフクラブ(支配人をされていた時期があります)で何度かお話し
たこともあり、弊社にも2度ほどお見えになったこともあります。
プレーもそのスタイルどおりスマートでオシャレでした。
先日、ご指導を得ている会計事務所のメルマガに、『人生のバッターボックスに
立ったら、見送りの三振だけはするな』と小林さんが言ったという言葉が名言と
して紹介されていました。
小林繁さんが、投手という「見送りの三振」を最も価値ある立場におく人間として
述べたからこそ“名言”になったとも思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
週刊誌などでは、小林さんをはじめ、過去の名選手たちが光り輝いた証である
「記念品」を換金しているという記事なども掲載されていますが、メジャーと違い
ここでも現役引退後の長い生活を保障できる「日本の野球選手の年金制度」に
問題があるとの指摘もあります。
その受け皿になっているといわれる「コレクター」が福井におられ、当社から近い
ところに壮大な「スポーツ・ミュージアム山田コレクション」がありますが、私はまだ
なんとなく気が進まず行ったことはありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今季から日本ハムの一軍投手コーチという、彼の野球理論や後進指導の才能が
発揮できる華やかなポジションを前に亡くなられてしまった小林繁さん。
“運命の三球目”を見逃してしまったように思えてなりません。
株式会社横山工藝 横山国男
プリントのことなら 【染型工房 横山工芸】 | |
お祭り、太鼓の衣装なら 【オーダーよさこい屋】 |
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
2010年01月22日(金)更新
ケネディのいない国
アメリカ合衆国第35代大統領だったジョン・F・ケネディは、1961年1月20日に
就任し、「宣誓」を行いました。
早いものであれから50年近く、半世紀が経つんですね。
『祖国があなたに何をしてくれるかを尋ねてはなりません。あなたが祖国に何を
できるか考えて欲しい』と演説したことを読んで当時感動したのを覚えています。
政治とはつまるところ「政治家の言葉」ではないか、そんな気がします。
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
就任し、「宣誓」を行いました。
早いものであれから50年近く、半世紀が経つんですね。
『祖国があなたに何をしてくれるかを尋ねてはなりません。あなたが祖国に何を
できるか考えて欲しい』と演説したことを読んで当時感動したのを覚えています。
政治とはつまるところ「政治家の言葉」ではないか、そんな気がします。
株式会社横山工藝 横山国男
プリントのことなら 【染型工房 横山工芸】 | |
お祭り、太鼓の衣装なら 【オーダーよさこい屋】 |
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
2010年01月21日(木)更新
25万人の入場者(予想)「東京国際キルトフェスティバル」
この15日から23日まで、東京ドームで開催されている「東京国際キルトフェスティ
バル」を見学するため、週明けに上京。
会期中におよそ25万人の入場者が予想されるという「布と針と糸の祭典」と銘打
たれた催しで、今年で9回目ではないかと思います。いつもはNHKBSでの放映を
見ているのですが、新規ビジネスとの関連もあって見学してきました。
17日(日)のBSでの2時間にわたる中継で、会場の混雑ぶりは見てとれましたが、
入場した18日(月)もかなりの人。そのほとんどが中、高年のご婦人。
会場は中央に展示スペース、米国のアレンタウン美術館(キルトを中心に7千点
のテキスタイルを収集)の特別展示、それに周囲を作品や材料販売のショップが
100店近く取り囲むという、ドーム球場グラウンドほぼ一杯の規模。
キルトづくり、手芸愛好家などのみなさんで、全国各地から、特に教室のグループ
見学者が多いように思われました。それにしても不況と言われる昨今、この
パワーというか、熱いものには圧倒されます。男性は見たところ100人に2人か
3人といったところ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キルト(Quilt)とは、表地と裏地の間に薄い綿(わた)を入れ、重ねた状態で指し
縫い(キルティング)したもの。日本では、多色の布を縫い合わせたパッチワーク
キルトが主流。(Wikipedia)
世界各地にいろいろな技法が存在するのですが、よく知られているのはアメリカン
キルト、ハワイアンキルト。アメリカンの方は当然ヨーロピアンキルトから派生した
ものです。
日本のキルトが世界でどのような位置にあるのか詳しく知りませんが、作品を見る
と日本古来の裂布、伝統衣装生地、着物、アイヌのアツシ、藍染などの膨大な染
と織の技術、遺産を誇る国ですから、そのレベルは仕事の精緻さと相まってかなり
のものです。
まだキルト手芸が一般的になって30年ほどではないかと思考しますが、コンテスト
部門はパッチワークキルトの領域を抜け出て、絵画にならぶ芸術作品ともいえる
ものが多くて驚きます。
いずれもTVで紹介された作品ですが、左下の「ハンドメイキング賞」受賞作品は
制作に2年あまりかかったと作者が話されていました。すべて一針、一針ご自身
が手で指していかれたわけですが、気の遠くなるようなお仕事であり、同時に受賞
するにはデザイン(特にコンポジションと配色)も重要な評価となります。すごい!。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上に掲載した写真(購入した図録より)のような、アートの領域に入る作品とは
別に、一般的には「余り布」「不要になった着物、昔の木綿の野良着」「風呂敷」
「手ぬぐい」「洋服」そのほか何でも材料になるという、「もったいない」を具現化し
たような、エコそのもののような実用を兼ねた趣味で、素晴らしいことです。
大体、古布でも何枚か重ねて縫うと丈夫になり(雑巾がそうですが)、それを美しく、
あるいは身の回りの愛すべきものに変身させるという発想は日本人には昔から
備わっていた美徳の一つですから、膨大なキルト愛好家がいても不思議ではあり
ません。
若い人も「巣籠り」といわれる最近の状況で、ますますキルトフアンが増えるので
はないでしょうか。
当社では入手が難しくなっている古布やビンテージの布地の復刻、オリジナルの
プリント生地を1mから制作できる「デジタルオンデマンドプリントシステム」を導入、
未発表柄2000点を含む数万に及ぶプリント柄の資料をベースに新サイト
「オーダーぷりんと屋」を2月初めに立ち上げるべく準備中です。
お会いしたかった作家のSさんにも超混雑の中、ごあいさつと当社のPRが出来、
出張の目的も果たせました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<ご用とお急ぎでない方へ>
アメリカンキルトについて、ご興味のある方はアメリカ映画「キルトに綴る愛」
(1995)をご覧になるととても参考になります。初々しいウィノナ・ライダー主演、
懐かしやエレン・バーンスタイン、アン・バンクロフト、ジーン・シモンズなど大御所
が脇をかためるハートウォームな映画です。
結婚間近の孫に贈る「キルト」を、数名の人生経験豊富なオバアサンたちが集ま
って毎日おしゃべりしながら針を動かすシーンは、コミニュティの原型を思い起こ
させてくれます。(DVD入手可能)
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
バル」を見学するため、週明けに上京。
会期中におよそ25万人の入場者が予想されるという「布と針と糸の祭典」と銘打
たれた催しで、今年で9回目ではないかと思います。いつもはNHKBSでの放映を
見ているのですが、新規ビジネスとの関連もあって見学してきました。
17日(日)のBSでの2時間にわたる中継で、会場の混雑ぶりは見てとれましたが、
入場した18日(月)もかなりの人。そのほとんどが中、高年のご婦人。
会場は中央に展示スペース、米国のアレンタウン美術館(キルトを中心に7千点
のテキスタイルを収集)の特別展示、それに周囲を作品や材料販売のショップが
100店近く取り囲むという、ドーム球場グラウンドほぼ一杯の規模。
キルトづくり、手芸愛好家などのみなさんで、全国各地から、特に教室のグループ
見学者が多いように思われました。それにしても不況と言われる昨今、この
パワーというか、熱いものには圧倒されます。男性は見たところ100人に2人か
3人といったところ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キルト(Quilt)とは、表地と裏地の間に薄い綿(わた)を入れ、重ねた状態で指し
縫い(キルティング)したもの。日本では、多色の布を縫い合わせたパッチワーク
キルトが主流。(Wikipedia)
世界各地にいろいろな技法が存在するのですが、よく知られているのはアメリカン
キルト、ハワイアンキルト。アメリカンの方は当然ヨーロピアンキルトから派生した
ものです。
日本のキルトが世界でどのような位置にあるのか詳しく知りませんが、作品を見る
と日本古来の裂布、伝統衣装生地、着物、アイヌのアツシ、藍染などの膨大な染
と織の技術、遺産を誇る国ですから、そのレベルは仕事の精緻さと相まってかなり
のものです。
まだキルト手芸が一般的になって30年ほどではないかと思考しますが、コンテスト
部門はパッチワークキルトの領域を抜け出て、絵画にならぶ芸術作品ともいえる
ものが多くて驚きます。
いずれもTVで紹介された作品ですが、左下の「ハンドメイキング賞」受賞作品は
制作に2年あまりかかったと作者が話されていました。すべて一針、一針ご自身
が手で指していかれたわけですが、気の遠くなるようなお仕事であり、同時に受賞
するにはデザイン(特にコンポジションと配色)も重要な評価となります。すごい!。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上に掲載した写真(購入した図録より)のような、アートの領域に入る作品とは
別に、一般的には「余り布」「不要になった着物、昔の木綿の野良着」「風呂敷」
「手ぬぐい」「洋服」そのほか何でも材料になるという、「もったいない」を具現化し
たような、エコそのもののような実用を兼ねた趣味で、素晴らしいことです。
大体、古布でも何枚か重ねて縫うと丈夫になり(雑巾がそうですが)、それを美しく、
あるいは身の回りの愛すべきものに変身させるという発想は日本人には昔から
備わっていた美徳の一つですから、膨大なキルト愛好家がいても不思議ではあり
ません。
若い人も「巣籠り」といわれる最近の状況で、ますますキルトフアンが増えるので
はないでしょうか。
当社では入手が難しくなっている古布やビンテージの布地の復刻、オリジナルの
プリント生地を1mから制作できる「デジタルオンデマンドプリントシステム」を導入、
未発表柄2000点を含む数万に及ぶプリント柄の資料をベースに新サイト
「オーダーぷりんと屋」を2月初めに立ち上げるべく準備中です。
お会いしたかった作家のSさんにも超混雑の中、ごあいさつと当社のPRが出来、
出張の目的も果たせました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<ご用とお急ぎでない方へ>
アメリカンキルトについて、ご興味のある方はアメリカ映画「キルトに綴る愛」
(1995)をご覧になるととても参考になります。初々しいウィノナ・ライダー主演、
懐かしやエレン・バーンスタイン、アン・バンクロフト、ジーン・シモンズなど大御所
が脇をかためるハートウォームな映画です。
結婚間近の孫に贈る「キルト」を、数名の人生経験豊富なオバアサンたちが集ま
って毎日おしゃべりしながら針を動かすシーンは、コミニュティの原型を思い起こ
させてくれます。(DVD入手可能)
株式会社横山工藝 横山国男
プリントのことなら 【染型工房 横山工芸】 | |
お祭り、太鼓の衣装なら 【オーダーよさこい屋】 |
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
2010年01月18日(月)更新
『今度は愛妻家』(映画)
一週間ほど前、話題の映画「沈まぬ太陽」を観ようと思ってましたら、終わってま
した。
映画を観たいという気分の方は「あ、終わったの」ではなんとなくおさまらないもの
で、その日代わりに観たのが『2012』。
そして昨日の日曜日、週刊誌の広告を見て「面白そうだから観にいかない?」と
またカナイに声をかけたのが『今度は愛妻家』。(1月16日よりロードショウ)
珍しく二週続けて映画館へ足を運びました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『2012』は現代版「ノアの方舟」物語ですが、とにかくCGによる映像がすごい。
全編最初から最後まで地震や噴火、大津波からの脱出場面の連続で息もつか
せぬ「どハデ」な娯楽大作。主演のジョン・キューザックもいい中年になりました。
対照的なのが『今度は愛妻家』。(監督は「世界の中心で愛を・・」他の行定 勲)
登場人物も少なく、メロドラマのような青春映画のような雰囲気で、今の時代には
ウケそうな映画です。
チラシにあるコピーを並べれば大体想像がつくでしょう。
「このまま消えないでくれ」
「もう1人で暮らせるね?」
「夫婦には“さよなら”の前に、やらなければならないことがある」
「“今度”なんてない事に僕は気付かなかった」
そして「予想外の展開、号泣のラスト!」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それほど予想外の展開でもありませんでしたし、「号泣」もしませんでしたが、
涙線はゆるみました。
主人公を演ずる豊川悦司も薬師丸ひろ子もなかなか素敵でしたが、脇役が印象
的で、中でもオカマ役をやる石橋蓮司がすばらしい。
今年のいくつかの映画祭で「助演男優賞」(女優賞?)の最有力候補になるので
は、と「素人映画批評家(私)」は思いました。
劇中、繰り返されるのが大好きな井上陽水の「探し物は何ですか」。
この映画の主題歌「赤い目のクラウン」もいいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チラシの裏に、試写会を観た人の「声」がいくつか載ってます。そのうちから。
『長年連れ添った夫婦こそ、お互いの想いを言葉にして伝えることが大切だと思
いました。心が温かくなりました。帰ったら主人に感謝の気持ちを伝えたいです』
(46歳・女性)
『思っている事、感謝している事は生きているうちにちゃんと相手に伝えないと
いけないと思いました。とても良かったです』 (52歳・女性)
そうです。伝えるべきデス。
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
した。
映画を観たいという気分の方は「あ、終わったの」ではなんとなくおさまらないもの
で、その日代わりに観たのが『2012』。
そして昨日の日曜日、週刊誌の広告を見て「面白そうだから観にいかない?」と
またカナイに声をかけたのが『今度は愛妻家』。(1月16日よりロードショウ)
珍しく二週続けて映画館へ足を運びました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『2012』は現代版「ノアの方舟」物語ですが、とにかくCGによる映像がすごい。
全編最初から最後まで地震や噴火、大津波からの脱出場面の連続で息もつか
せぬ「どハデ」な娯楽大作。主演のジョン・キューザックもいい中年になりました。
対照的なのが『今度は愛妻家』。(監督は「世界の中心で愛を・・」他の行定 勲)
登場人物も少なく、メロドラマのような青春映画のような雰囲気で、今の時代には
ウケそうな映画です。
チラシにあるコピーを並べれば大体想像がつくでしょう。
「このまま消えないでくれ」
「もう1人で暮らせるね?」
「夫婦には“さよなら”の前に、やらなければならないことがある」
「“今度”なんてない事に僕は気付かなかった」
そして「予想外の展開、号泣のラスト!」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それほど予想外の展開でもありませんでしたし、「号泣」もしませんでしたが、
涙線はゆるみました。
主人公を演ずる豊川悦司も薬師丸ひろ子もなかなか素敵でしたが、脇役が印象
的で、中でもオカマ役をやる石橋蓮司がすばらしい。
今年のいくつかの映画祭で「助演男優賞」(女優賞?)の最有力候補になるので
は、と「素人映画批評家(私)」は思いました。
劇中、繰り返されるのが大好きな井上陽水の「探し物は何ですか」。
この映画の主題歌「赤い目のクラウン」もいいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チラシの裏に、試写会を観た人の「声」がいくつか載ってます。そのうちから。
『長年連れ添った夫婦こそ、お互いの想いを言葉にして伝えることが大切だと思
いました。心が温かくなりました。帰ったら主人に感謝の気持ちを伝えたいです』
(46歳・女性)
『思っている事、感謝している事は生きているうちにちゃんと相手に伝えないと
いけないと思いました。とても良かったです』 (52歳・女性)
そうです。伝えるべきデス。
株式会社横山工藝 横山国男
プリントのことなら 【染型工房 横山工芸】 | |
お祭り、太鼓の衣装なら 【オーダーよさこい屋】 |
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
2010年01月15日(金)更新
悲しき「鶴丸」
帰国のため空港に到着、手続きを終えて「日航機」に搭乗し席に座ると、なにか
もう日本に着いたようなホットした気分になったものです。
心のどこかで「緊張」「身構え」ていた自分・・客室乗務員(CA)のにこやかな応対
に癒されました。ここしばらくのJALの話題は、そんな私にとっては悲しい気分に
させられます。
先日、朝のワイドショウでチラッと見ただけなんですが、キャスターが『話題の
「沈まぬ太陽」という映画、あれは日航がモデルと言われてますが、あの内容は
本当なんですか?』と質問すると、かって社員だったというコメンテーター氏が
『 まあ、8割ぐらいは・・』と答えていました。
続いて『子会社・関連会社など傘下の企業は300社にも及び、利益が出ている
のは1社のみ』とか。・・本当なら信じられません。よく今まで続いてきたなーと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かっての日航のシンボル(ロゴマーク)は「鶴丸」。日本を代表する鳥「丹頂鶴」を
図案化した秀逸なデザイン。「家紋」を連想させる日本人の美意識が感じられて
大好きでした。 動物をモチーフにした企業のシンボルマークとしては最も優れた
ものの一つと思います。
2002年のJAL/JAS統合で、今の「The Arc of the Sun (太陽のアーク)」に
変わりましたが、およそ半世紀の命を終え、全ての尾翼から“鶴丸”が消えた
のは2008年5月。 そういえばかなり最近まで羽田などで見かけました。
「親方“鶴丸”」とばかりにむしられ続けた悲しき“鶴”。
でも今回の日航の破たんは、そっくりそのまま「親方日の丸」の我が国の行く末を
暗示しているようにも思えるのですが・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
再生JALが苦難を乗り越え、力強く離陸していく姿を見たいものです。
下のカレンダーの写真のように。
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
もう日本に着いたようなホットした気分になったものです。
心のどこかで「緊張」「身構え」ていた自分・・客室乗務員(CA)のにこやかな応対
に癒されました。ここしばらくのJALの話題は、そんな私にとっては悲しい気分に
させられます。
先日、朝のワイドショウでチラッと見ただけなんですが、キャスターが『話題の
「沈まぬ太陽」という映画、あれは日航がモデルと言われてますが、あの内容は
本当なんですか?』と質問すると、かって社員だったというコメンテーター氏が
『 まあ、8割ぐらいは・・』と答えていました。
続いて『子会社・関連会社など傘下の企業は300社にも及び、利益が出ている
のは1社のみ』とか。・・本当なら信じられません。よく今まで続いてきたなーと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かっての日航のシンボル(ロゴマーク)は「鶴丸」。日本を代表する鳥「丹頂鶴」を
図案化した秀逸なデザイン。「家紋」を連想させる日本人の美意識が感じられて
大好きでした。 動物をモチーフにした企業のシンボルマークとしては最も優れた
ものの一つと思います。
2002年のJAL/JAS統合で、今の「The Arc of the Sun (太陽のアーク)」に
変わりましたが、およそ半世紀の命を終え、全ての尾翼から“鶴丸”が消えた
のは2008年5月。 そういえばかなり最近まで羽田などで見かけました。
「親方“鶴丸”」とばかりにむしられ続けた悲しき“鶴”。
でも今回の日航の破たんは、そっくりそのまま「親方日の丸」の我が国の行く末を
暗示しているようにも思えるのですが・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
再生JALが苦難を乗り越え、力強く離陸していく姿を見たいものです。
下のカレンダーの写真のように。
株式会社横山工藝 横山国男
プリントのことなら 【染型工房 横山工芸】 | |
お祭り、太鼓の衣装なら 【オーダーよさこい屋】 |
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
2010年01月13日(水)更新
『男おひとりさま道』、『今日よりよい明日はない』
年末、本屋さんで数冊の雑誌と本を買いましたが、雑誌の一冊は初めて手にした
「日経ビジネス Associe」。
特集として“ビジネスの地力を高める大人の教養&マナー2010”と表紙に大書
してあり、どうやら若いビジネスマン向けの雑誌のようです。
記事に関連する特別付録として、1年間で52の課題に挑む「教養促成プログラム」
という小さな小冊子がついています。(マニュアルと呼ぶべきか)
「懐石料理の店で食べる」~和室で懐石料理を食べてみる。座布団の座り方や
箸使いなど作法を守りながら、相手との会話や季節の食材を十分に楽しもう~
という風に、それぞれに解説および指南があります。
以下、「歌舞伎」、「文楽」、「友人とシェークスピアの演劇を観に行く」、「ワイン」、
「日本庭園」、「映画」、「オペラ」の観賞などと続きますが、読むべき本として
『カラマーゾフの兄弟』、『論語』、『古事記』、『徒然草』、『坂の上の雲』はともかく、
『方法序説』、『陰鬱礼賛』、『イスラーム文化』、『ブッダのことば』、
『ガリア戦記』、『二重らせん』、『新訳 君主論』・・・などなど20冊あまり。
驚きました。だいたい私には初めて聞く書名のものも何冊かあり、こうなると教養
以前の問題。 「ふ~む」と唸ってしまいました。
趣味欄は「読書」でなく、単なる「本好き」にしといてよかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一流ビジネスマンになるのも大変だな、「促成」であり「速成」ではいけませんので
ますますご苦労さまです。
エチケット・マナーも身につけねばなりません。うるさいスポーツとしてゴルフがあり
ますが、先輩からの教えは「エチケットとは人に迷惑をかけないこと。マナーとは
人を不愉快にさせないこと」。・・ビジネスでもまあこれくらいでOKでないかと。
これに、あと、問われれば(ここが大事ですが)、「熱く語れるものを二つほど」持
っていれば、若い人ならそんなに「無教養」ではないんではないか、と思った次第。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、勿論上のリストにはありませんが、正月休みに面白く読んだ本。
著者は還暦を過ぎた「おひとりさま」。著書『おひとりさまの老後』(2007年)は75
万部のベストセラーでちょっと読んでみたい気もしましたが、『男おひとりさま道』は
その続編です。 前期高齢者男子の私としては、ドレドレなにが書かれてあるのか
と思って読んでみました。
ちゃんと「おひとりさま」になる準備はできてますか?なんとも答えようがありません。
女性(カナイ)の方が平均寿命が長く、さらに歳の差が加わるので、私の方が「おひ
とりさま」なる可能性は小さいと思ってますが、先のことは誰にもわかりません。
このあたりの男女の心理、機微についても面白く書かれています。
一つだけ、「インターネット」について全くといっていいほど触れられていないのは
残念。老後の結構大きな「ヒマつぶし」「ボケ防止」にいいと思うんですが。
もう一冊は大好きなエッセイスト・画家の玉村豊男さんの新書版『今日よりよい
明日はない』。
相変わらずエスプリの利いた、あっという間に飲み終え、いや読み終えてしまう
「好みのワイン」のような本。
本のタイトルになった、著者が20年前ポルトガルのある小さいホテルで働く若い
バーテンダーと交わした会話をご紹介します。
* * *
「いくつ?」 「21になりました」 「若いね」 「それほどでもありません」 「将来は、
なにになりたいの?」 「将来?・・・さあ、わかりません」 「若いんだから、夢が
あるでしょ」 「夢・・・・ですか。 とくにありません。 結婚して、子供をもって、平穏
に暮らせればそれでいいです」 「そういうもの?」 「ポルトガルには、今日より
よい明日はない、という言葉があります。 毎日を満足して暮らせれば、それで
十分だと思います」 --私(著者)にとって、この会話は衝撃的でした。今日
よりよい明日はない。そんな言葉をよりによって21歳の青年に教わるとは・・・。
本の帯には“人生80年時代、「すでに成熟した社会」の、今日を豊かに生きる!”
とあります。
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
「日経ビジネス Associe」。
特集として“ビジネスの地力を高める大人の教養&マナー2010”と表紙に大書
してあり、どうやら若いビジネスマン向けの雑誌のようです。
記事に関連する特別付録として、1年間で52の課題に挑む「教養促成プログラム」
という小さな小冊子がついています。(マニュアルと呼ぶべきか)
「懐石料理の店で食べる」~和室で懐石料理を食べてみる。座布団の座り方や
箸使いなど作法を守りながら、相手との会話や季節の食材を十分に楽しもう~
という風に、それぞれに解説および指南があります。
以下、「歌舞伎」、「文楽」、「友人とシェークスピアの演劇を観に行く」、「ワイン」、
「日本庭園」、「映画」、「オペラ」の観賞などと続きますが、読むべき本として
『カラマーゾフの兄弟』、『論語』、『古事記』、『徒然草』、『坂の上の雲』はともかく、
『方法序説』、『陰鬱礼賛』、『イスラーム文化』、『ブッダのことば』、
『ガリア戦記』、『二重らせん』、『新訳 君主論』・・・などなど20冊あまり。
驚きました。だいたい私には初めて聞く書名のものも何冊かあり、こうなると教養
以前の問題。 「ふ~む」と唸ってしまいました。
趣味欄は「読書」でなく、単なる「本好き」にしといてよかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一流ビジネスマンになるのも大変だな、「促成」であり「速成」ではいけませんので
ますますご苦労さまです。
エチケット・マナーも身につけねばなりません。うるさいスポーツとしてゴルフがあり
ますが、先輩からの教えは「エチケットとは人に迷惑をかけないこと。マナーとは
人を不愉快にさせないこと」。・・ビジネスでもまあこれくらいでOKでないかと。
これに、あと、問われれば(ここが大事ですが)、「熱く語れるものを二つほど」持
っていれば、若い人ならそんなに「無教養」ではないんではないか、と思った次第。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、勿論上のリストにはありませんが、正月休みに面白く読んだ本。
著者は還暦を過ぎた「おひとりさま」。著書『おひとりさまの老後』(2007年)は75
万部のベストセラーでちょっと読んでみたい気もしましたが、『男おひとりさま道』は
その続編です。 前期高齢者男子の私としては、ドレドレなにが書かれてあるのか
と思って読んでみました。
ちゃんと「おひとりさま」になる準備はできてますか?なんとも答えようがありません。
女性(カナイ)の方が平均寿命が長く、さらに歳の差が加わるので、私の方が「おひ
とりさま」なる可能性は小さいと思ってますが、先のことは誰にもわかりません。
このあたりの男女の心理、機微についても面白く書かれています。
一つだけ、「インターネット」について全くといっていいほど触れられていないのは
残念。老後の結構大きな「ヒマつぶし」「ボケ防止」にいいと思うんですが。
もう一冊は大好きなエッセイスト・画家の玉村豊男さんの新書版『今日よりよい
明日はない』。
相変わらずエスプリの利いた、あっという間に飲み終え、いや読み終えてしまう
「好みのワイン」のような本。
本のタイトルになった、著者が20年前ポルトガルのある小さいホテルで働く若い
バーテンダーと交わした会話をご紹介します。
* * *
「いくつ?」 「21になりました」 「若いね」 「それほどでもありません」 「将来は、
なにになりたいの?」 「将来?・・・さあ、わかりません」 「若いんだから、夢が
あるでしょ」 「夢・・・・ですか。 とくにありません。 結婚して、子供をもって、平穏
に暮らせればそれでいいです」 「そういうもの?」 「ポルトガルには、今日より
よい明日はない、という言葉があります。 毎日を満足して暮らせれば、それで
十分だと思います」 --私(著者)にとって、この会話は衝撃的でした。今日
よりよい明日はない。そんな言葉をよりによって21歳の青年に教わるとは・・・。
本の帯には“人生80年時代、「すでに成熟した社会」の、今日を豊かに生きる!”
とあります。
株式会社横山工藝 横山国男
プリントのことなら 【染型工房 横山工芸】 | |
お祭り、太鼓の衣装なら 【オーダーよさこい屋】 |
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
2010年01月10日(日)更新
お年の差70歳という親子「連獅子」。
お正月に観たテレビ番組の続き。
バラエティはあまり見ませんが、3日夜の「さんタク」は面白かったです。
さんまとキムタクが航空自衛隊の「ブルーインパルス搭乗に挑戦」がテーマ。
さんま氏は怖くなって逃げてしまいましたが、キムタクはさすがに度胸があります。
このような「トップガン」を体験するのは、若くても誰にでもできることではないと思
いますが、キムタクはすごい。時速1000キロを超える宙返りにも全くビビッている
ようには見えません。
「歳の差」だけではないでしょう。木村拓哉さんの豪胆さに感心しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「歳の差」といえば、2日の教育TV「新春桧舞台」で「連獅子」を踊られた人間国宝
・歌舞伎の中村富十郎さん(80歳)とその愛息鷹之資(たかのすけ)さん(10歳)。
なんと70もお年のはなれた親子と番組でご紹介もありましたが、富十郎さんは
66歳の時、33歳年下の正恵夫人と結婚、その後70歳で長男、74歳で長女が
誕生されたとのこと。驚きましたが、なんとも「目出度い」という感じがします。
この「連獅子」を観ていると、歌舞伎や舞踊に詳しくない私でも、子獅子を谷に
突き落とす場面など、富十郎さんの目は役者さんを超えて歳の離れた親の深い
「慈愛」というようなものを失礼ながら特に強く感じてしまいました。きっと90歳、
100歳までも生きて、鷹之資さんを見守り育てたいと思われているんじゃないか、
と勝手に想像してしまいました。
1歳で初舞台ということらしいですから踊りの素晴らしさもさることながら、観終わ
ったあと特別な思いがしました。
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
バラエティはあまり見ませんが、3日夜の「さんタク」は面白かったです。
さんまとキムタクが航空自衛隊の「ブルーインパルス搭乗に挑戦」がテーマ。
さんま氏は怖くなって逃げてしまいましたが、キムタクはさすがに度胸があります。
このような「トップガン」を体験するのは、若くても誰にでもできることではないと思
いますが、キムタクはすごい。時速1000キロを超える宙返りにも全くビビッている
ようには見えません。
「歳の差」だけではないでしょう。木村拓哉さんの豪胆さに感心しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「歳の差」といえば、2日の教育TV「新春桧舞台」で「連獅子」を踊られた人間国宝
・歌舞伎の中村富十郎さん(80歳)とその愛息鷹之資(たかのすけ)さん(10歳)。
なんと70もお年のはなれた親子と番組でご紹介もありましたが、富十郎さんは
66歳の時、33歳年下の正恵夫人と結婚、その後70歳で長男、74歳で長女が
誕生されたとのこと。驚きましたが、なんとも「目出度い」という感じがします。
この「連獅子」を観ていると、歌舞伎や舞踊に詳しくない私でも、子獅子を谷に
突き落とす場面など、富十郎さんの目は役者さんを超えて歳の離れた親の深い
「慈愛」というようなものを失礼ながら特に強く感じてしまいました。きっと90歳、
100歳までも生きて、鷹之資さんを見守り育てたいと思われているんじゃないか、
と勝手に想像してしまいました。
1歳で初舞台ということらしいですから踊りの素晴らしさもさることながら、観終わ
ったあと特別な思いがしました。
株式会社横山工藝 横山国男
プリントのことなら 【染型工房 横山工芸】 | |
お祭り、太鼓の衣装なら 【オーダーよさこい屋】 |
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
2010年01月08日(金)更新
「ウイーン・フィル ニューイヤーコンサート」
年末年始のテレビ番組に見たいものが少なくなったような気がします。
制作費の縮減が関係しているんでしょうか。歳をとってこちらの「感動指数」が劣化
してきたのかもしれません。
元旦の夜は、例年「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」が楽しみ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ウィーン・フィルハーモニー」にはちょっと思い入れがあります。
この楽団の精鋭4人で世界各地を演奏して回る「ウィーン弦楽四重奏団」の公演
を、娘たちが小学生から高校生になるまでの間に何度か聴けたこと。
このブログに載せようと思い、カナイに「あの時のプログラムある?」と聞いたら、
・・・ありました!。’85年から’90年頃ですから25~20年も前。
(ホントに何でもよくとってあるなァ。)
このときは、いつも福井公演のお世話をされる友人のAさんのお誘いで、終演後
のホテルでの「懇親パーティー」にも招いていただきました。
4人とも「ウィーン・フィル」の主席奏者で、左端の第一ヴァイオリン=ウエルナー・
ヒンクさんは’74年からの「コンサート・マスター」でもありました。
スゴイ人たちとお目にかかれたものでアリマス。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
のびのある、透明で豊かな弦楽の響き。管がありませんから「ウィンナ・ワルツ」は
ありません。ヨーゼフもヨハン・シュトラウスも弦楽四重奏曲は書かなかったのかも
知れません。ハイドン、モーツアルト、シューマンそれに時々ドヴォルザークという
プログラムが多く、室内楽の好きな私には「至福の時間」でありました。
今思うと日本は「バブルの絶頂期」だったんですね。こんな地方都市でもその恩恵
にあずかれたんですから。
「ブランドもの」にうつつをぬかした時代ではありますが、「世界の一流品」に目で
も耳でも直接触れるという経験は「人に何かを残す」と思いたいのですが・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ニューイヤーコンサートがはじまると、カナイと4人の姿をさがすのが恒例になって
いましたが、今はヒンクさんもヴイオラのバイシュタイナー教授もおられません。
あとのお二方も頭はかなり白くなられ、歳月を感じずにはいられません。
会場内に映画スターのようなセレブは少ないように思いますが、今年は2代目
ジェームズ・ボンド役のロジャー・ムーア?が・・。(かなり老けたので自信があり
ませんでしたが、他のブロガーでも書いていらっしゃる方がいました)。
カナイ 「一度でいいからこの“楽友協会ホール”で聴きたいヮ。 キモノ着て」
ダンナ 「無理でしょう。コネがないとね。それとも駐オーストリア大使夫人にでも
なるかだな」
さきほどのブロガーさんが「200万円のツアーがあるそう」とか書いていました。
「年末宝くじ」は夫婦とも残念賞300円でしたから実現の可能性はありません。
来年元旦も元気でテレビの前で楽しむことですナ。
左はサインをもらった’85年のプログラム。 右の色紙は年度不明です。
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
制作費の縮減が関係しているんでしょうか。歳をとってこちらの「感動指数」が劣化
してきたのかもしれません。
元旦の夜は、例年「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」が楽しみ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ウィーン・フィルハーモニー」にはちょっと思い入れがあります。
この楽団の精鋭4人で世界各地を演奏して回る「ウィーン弦楽四重奏団」の公演
を、娘たちが小学生から高校生になるまでの間に何度か聴けたこと。
このブログに載せようと思い、カナイに「あの時のプログラムある?」と聞いたら、
・・・ありました!。’85年から’90年頃ですから25~20年も前。
(ホントに何でもよくとってあるなァ。)
このときは、いつも福井公演のお世話をされる友人のAさんのお誘いで、終演後
のホテルでの「懇親パーティー」にも招いていただきました。
4人とも「ウィーン・フィル」の主席奏者で、左端の第一ヴァイオリン=ウエルナー・
ヒンクさんは’74年からの「コンサート・マスター」でもありました。
スゴイ人たちとお目にかかれたものでアリマス。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
のびのある、透明で豊かな弦楽の響き。管がありませんから「ウィンナ・ワルツ」は
ありません。ヨーゼフもヨハン・シュトラウスも弦楽四重奏曲は書かなかったのかも
知れません。ハイドン、モーツアルト、シューマンそれに時々ドヴォルザークという
プログラムが多く、室内楽の好きな私には「至福の時間」でありました。
今思うと日本は「バブルの絶頂期」だったんですね。こんな地方都市でもその恩恵
にあずかれたんですから。
「ブランドもの」にうつつをぬかした時代ではありますが、「世界の一流品」に目で
も耳でも直接触れるという経験は「人に何かを残す」と思いたいのですが・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ニューイヤーコンサートがはじまると、カナイと4人の姿をさがすのが恒例になって
いましたが、今はヒンクさんもヴイオラのバイシュタイナー教授もおられません。
あとのお二方も頭はかなり白くなられ、歳月を感じずにはいられません。
会場内に映画スターのようなセレブは少ないように思いますが、今年は2代目
ジェームズ・ボンド役のロジャー・ムーア?が・・。(かなり老けたので自信があり
ませんでしたが、他のブロガーでも書いていらっしゃる方がいました)。
カナイ 「一度でいいからこの“楽友協会ホール”で聴きたいヮ。 キモノ着て」
ダンナ 「無理でしょう。コネがないとね。それとも駐オーストリア大使夫人にでも
なるかだな」
さきほどのブロガーさんが「200万円のツアーがあるそう」とか書いていました。
「年末宝くじ」は夫婦とも残念賞300円でしたから実現の可能性はありません。
来年元旦も元気でテレビの前で楽しむことですナ。
左はサインをもらった’85年のプログラム。 右の色紙は年度不明です。
株式会社横山工藝 横山国男
プリントのことなら 【染型工房 横山工芸】 | |
お祭り、太鼓の衣装なら 【オーダーよさこい屋】 |
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
2010年01月06日(水)更新
『ベースボールの神様に抱かれて』・・追悼大谷実さん。
『 寒中お見舞い申し上げます。平成二十二年が幕開けしました。 みなさまに
おかれましては御元気で新しい年をお迎えのことでしょうか。
喪中につき年賀状を失礼させて頂きました。 去る3月29日、私共の長男
大谷 実は39才の生涯を閉じました。 NHKのディレクターとして“ONの時代”
制作に命を賭けている最中でした・・・』
寒に入った昨日、年賀欠礼の書状を下さったのは、昨年11月17日【仕事の流儀、
男たちの流儀。】と題した拙ブログでご紹介した故大谷 実NHKディレクターの
ご父君登さん。(ちょっと心配でしたが、ご紹介がご迷惑でなかったこと、拙ブログ
を大手出版社の方が見られたことも人づてに知りました)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続けて
『 ・・・その番組はプロジェクトチームによって引き継がれ、秋には二つの賞を
受賞することができました。
・毎日新聞社 2009毎日スポーツ人賞 文化賞
・放送批評家懇談会選考 ギャラクシー賞 テレビ部門
毎日スポーツ人賞の表彰式には私達家族も招いて頂きました。・・(略)・・
このたび特別番組の連絡を受けましたので、みなさま新年早々恐縮ですが、
どうぞよろしくお願いいたします。
今年一年のみなさまのご健康をお祈りしながら・・・・ (ご夫妻のご署名)
【テレビ放送】
1月9日(土) NHK総合 10:05~11:25
・ 『ベースボールの神様に抱かれて』 (大谷実がこの作品でギャラクシー賞
受賞 )
【週刊現代】
1月8日(金) 発売号
・ 上記の番組紹介と大谷実の追悼記事 』
=================
その才能と後進への惜しみない「愛」を感じさせてくださった大谷実さんの仕事を
ぜひご覧いただきますよう、私から皆様へもご案内申し上げます。
写真 <同封されてあった2枚のコピー>
蛇足ながら、ワールドシリーズでの松井秀樹選手の大活躍、MVP獲得の報に
大谷実さんの『ヒデキ、ようやったね』の声が聞こえるような気がします・・・合掌。
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
おかれましては御元気で新しい年をお迎えのことでしょうか。
喪中につき年賀状を失礼させて頂きました。 去る3月29日、私共の長男
大谷 実は39才の生涯を閉じました。 NHKのディレクターとして“ONの時代”
制作に命を賭けている最中でした・・・』
寒に入った昨日、年賀欠礼の書状を下さったのは、昨年11月17日【仕事の流儀、
男たちの流儀。】と題した拙ブログでご紹介した故大谷 実NHKディレクターの
ご父君登さん。(ちょっと心配でしたが、ご紹介がご迷惑でなかったこと、拙ブログ
を大手出版社の方が見られたことも人づてに知りました)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続けて
『 ・・・その番組はプロジェクトチームによって引き継がれ、秋には二つの賞を
受賞することができました。
・毎日新聞社 2009毎日スポーツ人賞 文化賞
・放送批評家懇談会選考 ギャラクシー賞 テレビ部門
毎日スポーツ人賞の表彰式には私達家族も招いて頂きました。・・(略)・・
このたび特別番組の連絡を受けましたので、みなさま新年早々恐縮ですが、
どうぞよろしくお願いいたします。
今年一年のみなさまのご健康をお祈りしながら・・・・ (ご夫妻のご署名)
【テレビ放送】
1月9日(土) NHK総合 10:05~11:25
・ 『ベースボールの神様に抱かれて』 (大谷実がこの作品でギャラクシー賞
受賞 )
【週刊現代】
1月8日(金) 発売号
・ 上記の番組紹介と大谷実の追悼記事 』
=================
その才能と後進への惜しみない「愛」を感じさせてくださった大谷実さんの仕事を
ぜひご覧いただきますよう、私から皆様へもご案内申し上げます。
蛇足ながら、ワールドシリーズでの松井秀樹選手の大活躍、MVP獲得の報に
大谷実さんの『ヒデキ、ようやったね』の声が聞こえるような気がします・・・合掌。
株式会社横山工藝 横山国男
プリントのことなら 【染型工房 横山工芸】 | |
お祭り、太鼓の衣装なら 【オーダーよさこい屋】 |
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
次へ» |
- ブログ最終回・・「マザー・オワサ」 [03/27]
- 「備えあれば憂いなし」・・とはいうけれど。 [03/26]
- 私の「ブログ」体験記。 [03/24]
- 私が考える「プロフエッショナルの条件」 [03/22]
- 猫ドア [03/18]
- 容易ならざること [03/15]
- 祈るのみです。 [03/13]
- 驚嘆! 堂々の80年~「日本綿業会館」ビル(大阪) [03/10]
- 溝口肇さんのチェロ [03/09]
- 春がきた! [03/02]
- 2011年3月(10)
- 2011年2月(6)
- 2011年1月(4)
- 2010年12月(7)
- 2010年11月(7)
- 2010年10月(9)
- 2010年9月(9)
- 2010年8月(9)
- 2010年7月(9)
- 2010年6月(8)
- 2010年5月(5)
- 2010年4月(10)
- 2010年3月(10)
- 2010年2月(11)
- 2010年1月(12)
- 2009年12月(10)
- 2009年11月(10)
- 2009年10月(12)
- 2009年9月(11)
- 2009年8月(9)
- 2009年7月(13)
- 2009年6月(7)
- 2009年5月(9)
- 2009年4月(12)
- 2009年3月(13)
- 2009年2月(12)
- 2009年1月(14)
- 2008年12月(13)
- 2008年11月(13)
- 2008年10月(14)
- 2008年9月(13)
- 2008年8月(12)
- 2008年7月(8)
- 2008年6月(12)
- 2008年5月(8)
- 2008年4月(8)
- 2008年3月(6)
- 2008年2月(5)
- 2008年1月(7)
- 2007年12月(10)
- 2007年11月(8)
- 2007年10月(10)
- 2007年9月(5)
- 2007年8月(8)
- 2007年7月(7)
- 2007年6月(10)
- 2007年5月(10)
- 2007年4月(7)
- 2007年3月(12)
- 2007年2月(8)
- 2007年1月(3)
- 2006年12月(2)
- 2006年11月(3)
- 2006年10月(11)
- 2006年9月(5)
- 2006年8月(3)
最新トラックバック
-
これもクリエイティブな仕事と思えば…
from After5のメインストリート
会社のイベントでポスティングを行うことになり輪転機を使ってオリジナリティーなチラシを作るべくにわか印刷屋になった話印刷といえば、昔は学校の先生がガリガリした原稿にイン ... -
昨日はバレンタインデー。悪党:民主党へ「青空」の歌詞を贈ろう
from 脳挫傷による見えない障害と闘いながら・・・
バレンタインデーでしたが、義理チョコで割引きシールを貼られたまま貰ったり。北方領 -
犬山城
from 青春18切符で行く,日本の「城」巡り29
oojijisunです,青春18切符で行きます お城巡りを準備中です、参考になります。 -
【ブログピックアップ】横山工藝 横山国男さん
from 経営者会報ブログ編集部
「ブログピックアップ」では、 経営者のみなさんの書かれたブログの中から、 お薦めのブログをご紹介しています。 今回のお薦めブログは 横山工藝の横山国男さんです。 * ... -
「節約の王道」林望・著 | 我が道を行く、気品にあふれた節約本
from 23:30の雑記帳
節約の王道(日経プレミアシリーズ) 節約本にありがちな、 ある種のみすぼらしさが感じられない、 上品なというか、気品にあふれた本。 筆者のものの考え方が独特なので、 同意できない方も多数いらっしゃると思われる。 例えば、ゴルフ好き、煙草好き、鉄道模型....
コメント一覧