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2008年08月29日(金)更新

どっちが「おばか」?・・1日20数万アクセスのブログ。

商売柄「繊研新聞」という業界紙を長く購読しています。繊維産業、内外のファッシ
ョン情報、優れた出版物もある昭和25年から続く老舗の新聞社ですが、先日の
コラム「め・て・みみ」欄には「ブログの持つ力」という点でも大変驚き、またヒットを
生むには基本的には「人間の優しさ」が大事、いつの時代だって「人は優しさを求
めている」んだな、とあらためて考えさせられたのでした。

私もたまに「おばかさん」が出ている番組を見ることがあり、「ほんとにこれ地なの?
大丈夫か?」なんて思ったことがありますが、生半可な知識を振り回し、臆面もなく
ブログなどを書き散らしているこっちの方が「大丈夫か?」と思わされました。

読まれた方もおられるかも知れませんが、全文を引用ご紹介させていただきます。

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 [め・て・みみ]   <繊研新聞 コラムより>

『水曜日の夜、早く帰ろうものなら午後8時までテレビのチャンネルを変えることが
できない。家族が「クイズヘキサゴンⅡ」にはまっているからだ▼お目当ては歌手
グループ「羞恥心」の「心」こと上地雄輔。彼らが先日ラゾーナ川崎に1万2000人
を集めたときは、同SCが600億円近く売り上げたのと同じくらい驚いた▼最近で
も別ユニットの「陽は、また昇る」は5位、著書「上地雄輔物語」は10位と、出す
ものみなヒット状態が続いている。MD的に言うと、こうしたヒットはブログ活用が
生んだ成果だ▼彼のブログには1日20数万人、年間累計10億人がアクセスす
る。毎日、読んでコメントを返信するうちに生まれた親近感が、商品の購買をも
日常行為に変えてしまう。この商法は不況にも絶対負けない。もっとも、面白い
ブログだからこそ出来た技であることは言うまでもない▼彼のブログの魅力は、
純朴な優しさであふれているのと、ひたむきに生きることの大切さを常に訴えて
いることだろうか。先輩の死を悼んだ時には「死にたいなんて思うのはやめた」と
いうコメントが数万通届いたという▼こうなるとおばかタレントなどと軽くみるのは
失礼だ。消費者を「やかましい」と言う政治家の方がよほど“おばか”かも。
                                   (引用終わり)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

考えさせられますね。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/

2008年08月27日(水)更新

ブログは追い詰める・・「池田信夫blog」

今日27日の早朝、いつも読ませてもらっているブログの一つ「池田信夫blog」
開けてビックリ。

5年間で4820万円の事務所経費計上で話題になっている、太田誠一農相の秘書
官(中里浩氏)の自宅は池田教授のお隣で、しかも大家さんだそうで、昨日は
新聞、テレビが12社も殺到して驚いた、と書かれています。

寄せられたコメントによると、夜にはTVで池田教授への取材も放送されたようです
が、ブログには『太田氏側は「活動の主たる担当者である秘書官の自宅を事務所
 とした」と説明しているそうだ。しかし私は隣に7年間住んでいるが、この家で
政治活動が行われている形跡(ポスターなど)を見たことがない。そもそも家族
以外の人がこの家に出入りしたのを一度もみたことがない。』と書かれています。

また『そもそも大家さんが議員秘書だったというのが驚きだ。園芸が好きで、よく
 週末には庭いじりをしており、あいさつしていたから、普通のサラリーマンだと思
 っていた。』(後略)

すごいな、と思ったのは、『必要なら国会で証言してもいい。私の印象では、中里
秘書官の自宅が「幽霊事務所」だったことは間違いない。』と述べておられること
です。

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この「経営者会報ブログ」のカテゴリーには「政治」という項目はありません。第一
私は全く政治や選挙に関与したことがなく、白状しますと投票をサボッたこともある
のですが、それは日本の政治、政治家に絶望に近いものを感じていること、私の
仕事が公共事業、関係省庁などというところとは全く縁がないことにもあるのかも
知れません。

「池田信夫blog」をよく読むのは、タイトルにあるように教授がITと経済学を専門
とされ、時に非常に高度で専門外の私には理解できないことも多いのですが、
何より「恐れずにものを言われる痛快さ」にあります。

ご近所どころかお隣さん、しかも大家さんともなれば、凶悪事件ではありませんの
で、もしマスコミなどの取材を受けるようなことがあれば、私などは、逃げるか適当
な当たり障りのない発言をしてしまいそうです。

教授はご自身の意見をきちんとお話になり、国会で証言してもよい、とまでお話に
なったようですが、ブログの日頃の論調に違わず、「言行一致」の人、サムライを
みたような気がしました。

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太田農相には「やかましい消費者」どころでない、とんでもない強敵が現れたので
はないでしょうか。
「Googleで私の名前を検索すると130万件も出てくる」(池田教授ご自身の弁)に
加え、霞が関、政治家、通信、放送などの関係者のかなりの人が、教授のブログ
を読んでおられるようですから、またしても農相は絶体絶命のような気がします。

横山国男

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2008年08月25日(月)更新

「中国」・・皆さんはどのように思っておられますか。

「北京オリンピック」が終わりました。
個人的にはいくつかの競技をTVで見ただけで、熱狂したわけでもありませんが、
それは今回だけでなく、だんだんと関心が少なくなってきたように思います。
朝、新聞を開くとトップに日本人の「金メダル」などの活字が大きく躍っていたりした
二週間でしたが、興奮度は若い時と比べようもありません。

このところのマスコミや結構影響力を持つ総合誌、経済誌などでオリンピックを
契機とした「中国論」が盛んで、かなり手厳しい、あるいは脅威論、もっと言えば
「嫌中」のような感情論まで多いのですが、中国のこれからとか、中国人、その
思考のよってきたるものなど問題が大きすぎて正直私にはよくわかりません。

「北京オリンピック」の開会式や閉会式を見て、「中国はすごい、長野オリンピック
はショボかった」という人もいれば、「本来オリンピックは都市が主催するもの、
あれじゃ北京とは名ばかりで100%国がやったもの。冬季ということもあるが、長
野こそオリンピック精神にふさわしい」という人もいます。
またその後の長野がいかにツケに苦しんでいるかを見よ、東京で再度やる意味
などない、という意見を読むと「それもそうかも知れない」と思ったりします。

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しかし、今や世界人口の5人に一人は中国人、日本の輸出入相手国としてトップ
ともなれば、嫌中・嫌日が不幸で不毛な感情であることは疑いありません。
今後中国と無関係で日本人の暮らしが成り立つとは到底想像できませんし、そう
いう国は日本だけではなくなっていると思います。

今となって良かったのか悪かったのか私などには分かりませんが、中国への
雪崩をうったような工場移転は、私の属する業界では、例えば「縫製産業」などは
絶滅寸前に見えます。問題は日本が生産手段をほぼ失った業種から相手の
「言い値」で物を買わねばならなくなるでしょう。日本では作れないのですから
仕方ありません。泣き言を言ってもそれが世界の常識で中国が悪いのではあり
ません。

日本より中国人労働者や移民の受け入れに寛容だったイタリアの繊維・染織産地
プラトーなどは既に崩壊の様子を呈していると聞きます。
「中国がダメならインドがあるさ」・・日本の産業未来図とはそういうものなのでしょ
うか。

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ともあれ、当社に隣接している「F紡績」の女子寮は、かって日本人女子工員さん
が数百名いましたが、今は数十名の中国人の若い女性が住んでいます。
朝晩賑やかですが、このお盆中の休みは毎年のことですが故郷にも帰らず、研修
室は夜遅くまで灯りがついていて、どうやらパソコンを使っているようです。
勉強なのか、インターネットで故国で開催されているオリンピックを見ているのか
分かりませんが、一人の日本人もいませんから、私の周辺の中国人比率は5人に
一人以上かも知れません。

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彼女たちは世界や日本の経済などに関心はなく、、ただ一心に稼いで一日も早く
家族のもとに帰ることを夢見ているだけなんでしょうね。

     「加油!自己」 (がんばれ!)と言ってあげたい。

横山国男

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2008年08月23日(土)更新

久米繊維さん訪問・久米社長の新著・フェルメール展など。

たまに東京へ出ると、ちょっとした変化を感じる時があります。
「ん?何かちょっと空(す)いてる感じ」ーモノレールも首都高もJRもデパートのお昼
の待ち行列の人数も。
団塊世代の大量退職はまだ始まったばかりですから、地方からの人が少なく
なっているのかな、と。 ここにも不景気の影が忍び寄ってきているのでしょうか。

用件は三つほど。
その一は久米繊維さんと取り組んで2年めの「JMMAエコ・チャリティTシャツ・アート
展」のこと、久米信行社長とお会いして福井で考えている若手の勉強会に協力を
お願いすること。他には広告代理店の方とロータリークラブの件で参考意見を
お聞きするお約束。それに昨年の展覧会を逸した「フェルメール展」をぜひ観たい
ことなどでした。(久米社長の新著「すぐやる!技術」が上梓されることを、しかも
22日に発売されることを海外旅行に出ていたせいか、この時点で全く知りません
でした。お祝いも申し上げず失礼しました。22日には実業出版からご恵贈頂き
昨夜面白くてすぐ読了、お祝いと感想を「応援ブログ」にコメントしました。)

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日焼けされたせいか、ちょっと精悍な感じになられたような久米社長登場。
墨田区の産業振興、北斎のことから小布施の話、関連して漫画家花村えい子さん
の「キラキラお目めキャラクター」が、デパートの嚆矢パリの「ル・ボン マルシェ」で
「カワイイ」が大ヒットしているという楽しいお話もうかがいました。
(そういえば行きの機中で読みかけた宮本健次著「日本の美意識」の帯に“優美”
 から“かわいい”まで、とあり、「カワイイ」は今や世界に通じる現代日本文化の
 キーワードになっているようです。オジサンも少女マンガか、などと思わず勉強を
しなくては)。

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このようにいつも楽しい話が続くので肝心の用件を忘れがちになります。
「福井で主に当社の関係する事業所の若手、二代目の勉強会を作りたい、と思っ
ていますが、ご指導ご協力お願いできませんか?」。

繊維産業といえば早くから不況業種、中国などへの産業流出で苦しんできました。
それでも今日まで残ってきた企業、事業所には「何か」があるのでは、とここ一年
ほど考えてきました。それは技術かも知れませんし、差別化に成功している有力
な企業を顧客にもっている、あるいはまだまだ非力ですが、自力で「よさこい衣装」
などのマーケットを開拓した当社のようなケースもあると思います。

しかしインドやほかの途上国も目白押しですし、このままではさらなる苦境が待って
いるかも知れません。
答えは「常に勉強、そして自立」ではないでしょうか。特にICTを縦横に駆使しての
企画力・デザイン力の発信、経営と管理などの実学を知らずして生き残り、いや
勝ち残りはないと思います・・・・と。

「いいですねぇ。墨田区でも懸命に旗を振っているんですが、転業、廃業が止りま
せん。業種や業態もよく似ているし、お手伝いしますよ」と心強い久米社長のご返
事に感謝です。
私や関連業種の社長、オヤジさんは「旗振り役」をつとめ、できるだけ早く若い人
たちですべて運営していってもらいたいと考えています。

次のお客様がお見えになり、長居を反省。それでも早速久米社長から(財)中小
企業総合研究機構の主任研究員、滋賀大学の企業経営学科の先生他をご紹介
いただきましたが、日本の社会・経済の大きな柱である中小企業の苦境打開に
奮闘されている方ばかりとお見受けしました。
「招んでいただければ、福井にも行きますよ」と嬉しいお言葉を背に、久米繊維
さんを後にしました。常務さん、甲斐店長同席ありがとうございました。

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駿河台で広告代理店の責任あるお立場のIさんと面談させていただいたのですが、
本当に久しぶりに「紳士というか教養人」とお会いした感じ。
ロータリークラブの生き字引のような方で、とても面白いお話を時間を忘れてお伺
いしてしまいました。
「おいとまさせていただきます」と告げると、ビルの出口までお送りくださって、温か
いお見送りをいただきました。こうありたいものと思える人との出会いでした。

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上野の東京都美術館は8月2日から「フェルメール展~光の天才画家とデルフトの
巨匠たち」。
20日までで10万人の鑑賞者だそうで心配しましたが、21日午前10時半ごろ会場
へ行くと、「只今待ち時間は0」と書いたプラカードを持ったスタッフが立っています。

それにしてもいつも感じるのですが、なぜあんなに会場が狭く暗いのでしょうか。
絵と絵の間隔をもう少し離せば押し合いにならないのに、とも思います。
作品の保護のため照明に制限がかかっているのかも知れませんが、先日行った
「ボストン美術館」はどの部屋も明るく、フラッシュを使用しなければ撮影自由、
ロープもなく、レンブラントだってその気になれば鼻先で見ることも可能なのです。

入場者の7~8割は平日ということもあって予想通り中高年者、それも圧倒的に
ご婦人です。(同行したカナイもそのひとりですが)。

 判明している真作は37点、そのうち今回は7点がきているようですが、たしか
リストにあった有名な「牛乳を注ぐ女」を見かけなかったのは、「展示作品変更の
お知らせ」とはこのことだったのか、とちょっと残念。
すごい数のポストカードやグッズ類が販売されていて、ここも人で一杯でしたが、
最も印象的だった「手紙を書く女と召使い」のものは全くなし。これが「牛乳・・・」
の代替に展覧されたのでグッズが間に合わなかったのかでしょうか。

「フェルメール」ほど光、光線、ハイライトなどの陰影に注力した画家は少ないと
思いますし、それが明快な遠近法、構図とあいまって観る人に奥行きや、研究者
にとっての作品の読み解きの強い興趣となっているように思います。
寡作であることも加わって近年の人気にはすごいものがあるようで、私も好きな
画家の一人です。

フェルメール展 図録
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帰りの飛行機は雷雨で1時間半も羽田の滑走路で待たされましたが、前日夜は
上階の室内工事のため激安(6時以降チェックイン、9時チェックアウト条件、朝食
つき)で泊まることができた「ウエスティン東京(恵比寿)」のエクゼクティブルームも
上質でなかなか充実した今回の「東京」でした。

(PCをXPからVISTAに変えたら写真のUPがうまくいかず、悪戦苦闘するも諦め。
 週明け先生のお助けを借りなければ。「紅葉マーク」を痛感してます。)

横山国男

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2008年08月20日(水)更新

2年間ブログを書いて思うこと。

この「社長ブログ」は、2006年の初めごろ、久米繊維工業の久米社長さんから
構想の御説明をいただいて、登録NOをいただいたのが4月、グズグズしていて
実際に書き始めたのは8月でしたから、ちょうど2年になります。

その前に社員の手助けで「メルマガ」をしばらく発行していたのですが、アナログ
人間の私にはコンピュータとかITの仕組み自体がもうひとつよく理解できず、
(これは今でもそうですが)ただすごい時代になったな、と感嘆するばかりでした。

しかし今ではブロガーの数だけでも日本で数百万とかだそうですし、それぞれが
自分の意見を開陳し、それは確実に少しずつ社会を変えていっているはずです
が、将来の「この国のかたち」とどう結びついていくのかは私にはわかりません。

ただこのような急速なITの普及には、日本人の教育水準、識字率、日本語ワー
プロの発明などが深く関係しているようにも思います。
書棚に「ヨーロッパの看板」というデザイン書がありますが、鋳物や石、木で出来た
古い看板はなかなか味があり、ヨーロッパの古い街並みとマッチして景観をつくる
小道具になっています。しかしこのような「絵看板」は実は近世まで文字が読めな
い人が多いために必然的に靴や鍋の絵を描かざるを得なかったらしいですから、
早くから大陸から漢字を取り入れただけでなく、ひらがなやカタカナまで発明した
「文字の国」日本の文化力は大したものです。しかもそれを「寺子屋」で一般庶民
までが自分のものにしたのですから、誇りを持っていいことですね。

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この2年間ブログを書いてみて、私にとっての大発見は「素晴らしいブロガー」の
存在です。それぞれの人生や価値観、仕事、趣味など専門家、素人、野次馬を
問わずこんなに才気溢れる人がいたんだ、という驚きとともに、羨ましい文章力、
筆力、巧まずして現れる人格、品格、人間的魅力などなど。

今までは市井の一個人が「何かを表現する」ということはなかなか困難でしたが、
「ブログ」というツールを手にしたこれからは、種々の副産物や少々の問題があっ
ても、ますます面白い世の中になる予感がしています。当然既存のメディアが
影響を受けないはずがありません。

内向き、縮み指向と言われる日本ですが、この新しいコミニュケーション(C)手段
を得たICT社会は、政治、経済、人の価値観までゆっくり変えていくかも知れない
と思うこの頃です。

久し振りに明日は久米繊維工業さんを訪問することになっています。

横山国男

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2008年08月19日(火)更新

お盆休みに読んだ本の中から。

お盆休みは体調ももうひとつで、猛暑の中をゴルフに出かける気力もないまま、
ダラダラと過ごしてしまって少し反省しました。

実になる読書もしませんでしたが、その中で一気に読了したのは堤未果さんの
「報道が教えてくれないアメリカ弱者革命ーなぜあの国にまだ希望があるのか」
(海鳴社@1600-)。

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インターネットと関係があるのでしょうか、最近ジャーナリズム、ジャーナリスト不在
と言われているようですが、確かに地方紙などはオリンピックのせいもあって、
紙面の大半がスポーツ記事です。晩年仲良くしていただいた当地新聞社社長Yさ
んに「新聞はこれからどうなるんですか?」と質問したことがありますが「国際的な
 報道は全国紙、地方紙は限りなく“回覧板”に近づくと思う」と聞いて、そういう
ものかと思った記憶があります。そういえば最近は町内会のソフトボールの試合
結果まで載っていて、大きな考えさせられる報道や論考には接しないようにも思え
ます。

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堤未果さんは、偶然9・11の「ワールド・トレードセンター」の崩壊を、勤務先の
「野村アメリカ」が入っている隣のビルで目撃、その衝撃でPTSD(心的外傷後スト
 レス)に悩むのですが、その報復ともいえるその後の「イラク戦争」をとっかかりと
して、現代アメリカの病巣抜きにこの問題を語れないことに気づきます。

確かに小田実や開高健が戦火の中から報道してきた不自由な時代に比べ、今は
インターネットという優れたツールがあるにもかかわらず、我々は今も世界各地で
頻発している紛争、その犠牲者、一部の富める者と大部分の貧しい人の生活の
実態などを知る機会からいよいよ遠ざけられているようにも見えます。

著者は、久しぶりに出現した硬派の日本人女性ジャーナリストで、大きな外国人に
ひるむことなく取材を敢行し、その抑制の利いた、しかしヒューマニズムとユーモア
に裏打ちされた明るい文章はとても魅力的でした。

この著作を読んでもっとも感銘を受けたのは、世界中「母は強い」ということ。理屈
抜きに「戦争をしてはならない」、もし世界を女性が中心で動かしているならこんな
悲劇は起こらないのではないか、愛する子を誰が戦場に送るものか、と。
アメリカの母もイラクのお母さんも同じだとあらためて強く思います。

サダム・フセインも処刑され、大義名分だった大量殺戮兵器も見つかりません
でした。 2003年3月に開始され、その年の5月には終了宣言が出されたのに、
今も「イラク戦争」は続いています。

あらゆる福祉予算のカット、学費の値上げなどアメリカブッシュ政権は戦費の調達
に邁進しているかに見えます。世界の富の四分の一を所有するといわれるアメリカ
で3100万人もの国民が飢えているという現実を知らせる・・
これこそジャーナリストの仕事ではないでしょうか。

『これから数えきれないほどの壊れた若者が帰ってきても、ここには受け皿がない。
問題は、どうしてそうなったのか? じゃないんだ。なぜ俺たちはベトナムから何に
も学ばなかったのか? なんだよ。』
 リック・シンガー(帰還兵ホームレスセンターのディレクター)』(著作から引用)

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堤 未果さんは「あとがき」で、取材に協力してくれたNYの弱くて強い人々や、出版
にあたっての協力者に礼を述べたのち、最後にそれでも「大丈夫、私たちには
未来を選ぶ自由があるのです」と結んでいます。


横山国男

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2008年08月15日(金)更新

「終戦記念日」そして開高健。

 先ほど外出から帰って、玄関のドアーを開けた時、遠くでサイレンが鳴りました。
時計を見ると正午です。なかなか止まないので「おや?」と思いましたが、そうか、
今日は8月15日「終戦の日」なんだと思い、一瞬でしたが遠い記憶の一端が頭を
過ぎりました。

福井も20年の春でしたか空襲を受けました。市街地から少し離れた私の家から
夜空を焦がす真っ赤な炎、逃げ込んだ裏山の石切り場の坑道の冷気、セルの
生地で母が作ってくれた愛用の肩掛けカバンなどを断片的に記憶していると思って
いたのですが、どうやらその殆どは後から聞いた話を自分なりに映像化したよう
で、現実に見たわけではないと思うようになりました。満3歳になっていないのです
から。
(福井も原爆投下のいくつかの候補都市の内の一つだったことを知ったのは随分
 後になってのことです。)

そして、間もなくモスグリーンのジープに乗った進駐軍のアメリカ兵を見ることに
なるのですが、子供ですから車も兵隊さんもカッコいいなぁと思いました。

ほんの500mもない近くに軍需工場(飛行機部品)があったので、当然激しく空爆
され、焼け野原になってしまいましたが、母は戦後この跡地を少しばかり借りて畑
にしました。浴室の跡だったのか夥しいタイルのカケラや、曲がった鉄筋を取り除く
手伝いもさせられましたが、子供心にも戦争が終わり恐怖が去った開放感と高い
入道雲の夏の空を覚えています。

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「戦争についてどうでもいいような一言」 開高健著 【開口閉口】から抜粋。

 祖国の路上で異民族と殺し合いをしたり、しばしば同国同士の兄弟殺しをやらず
にはいられなかったヨーロッパの戦争と、他に思いつけるかぎりのいろいろの血み
どろは演じたけれどそういうことはやらずにすませられたわが国との相違が、あら
ためて膚に食い込んでくるのである。
(中略)
だから、だろうか。他国の戦争の報道を読んで、私たちは、父が殺された、母が消
えた、弟はどこへともなく去り、妹はひとり草むらで泣いているという記事で眼が
熱くなってしまうのだが、そしてそれは“人間”としてまったくふさわしいことである
はずなのだが、その一枚裏にひそんでいる、何のための戦争かという一点にな
ると、にわかに無感覚か、マヒか、テレビ・ドラマなみの“黒か白か”の判断しかは
たらかなくなってしまい、“人間”が気質の部分で持たされているものをついつい
無視して、甘酸っぱく痛切な感傷に走るだけとなってしまうのである。そしてそれが
他国の戦争であってみれば、いよいよ感傷は純粋に感傷としてのみ味わえるから、
涙もろくなればなるだけいよいよ偏狭、倣岸になるという心の事実もまた発生して
くる。そのために、いよいよ私たちの“経験”とはまったく異なる戦争について自身
の体験のみを反射させ、それにおしこめて考えようとする、偽善と感じない偽善に
身をゆだねてはばからないという事態もまた発生してくる。

 右の眼で一方の抑圧を見て見ぬふりをし、左の眼でもう一方の抑圧を見ないの
に見たふりをして“正義”を叫ぶ人があまりに多いのでこんな文章をついつい書い
てしまうハメとなる。その人の右の眼と左の眼とのあいだにどれだけ膨大な数の人
びとがどちらの眼にもかけられることなく右往左往していることかということを考え
ると、とどのつまり、何もいえなくなってしまう。

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「人間と戦争」について、数々のことを教えてくれた開高健も亡くなって20年近くに
なるんですね。

横山国男

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2008年08月11日(月)更新

孫連れアメリカの旅を終えて。

米本土へ旅行したのは13年前マスターズトーナメントを観戦に行ってから二度目
です。帰路のぺブルビーチでは元横綱の輪島関と同室で、飲んだあと「黄金の
 下手出し投げ」を伝授してもらうなど楽しい旅でしたが、月日は流れて今回は孫
を連れての再訪でした。

当時日本では「オウム真理教事件」のさ中でした。その後アメリカでは9・11のテロ
もあり、共に殺伐とした空気が以前より強くなった感じがします。
この間、市場経済に移行した中国がアメリカのあらゆる消費マーケットを席捲し、
何を買っても「Made in China」。

エコ、環境の時代というのに、食べ残しも紙・プラスティックの食器類なども相変
わらず一緒くたにゴミ箱へポイというのはハワイも同じ。日本では厳しいところでは
20種類もの分別でプラスティックや空き瓶などを回収していますし、ドイツなどは
もっと厳しい基準と聞きます。

公共の場での「全面禁煙」が実行できるのですから、もう少し「環境と資源」のこと
も考えるべきではないですかね、亜米利加さん。

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娘夫婦はあたふたと結婚して、私達とほとんど会うこともなく、アメリカへ赴任して
行ったのが4年ほど前。学生時代ボートに明け暮れたという娘婿が、ボストンで
「明朝、散歩に行きませんか。ハーバードかMITが練習していたら飛び入りで
漕がしてもらおうかな」と誘ってもらったので同行しましたが、日曜日のせいか艇庫
に人影もなく、あまり話すこともないまま2時間ほど河畔と夏休みのMITのキャン
パスを通ってホテルへ帰りました。世代も違うし、男同士とはそんなものでしょう。

ハーバードブリッジ(後方) マサチュセッツ工科大学

娘達と違って、ワインや名物にも不案内ですが、シカゴ・ボストンならこの食べ物が
名物とのこと。
いずれもなかなか美味しかったです。美味しいという感覚は世界共通ですね。

クラムチャウダー(シカゴ) 有名な分厚いピザ(シカゴ)

ロブスター(ボストン) お鮨(SNAPPY SUSHI)

お土産探しはボストンのアンチックマーケット。延々と歩けないので、娘が友人から
聞いたという、150軒も入っている骨董ビルに。でも眼を引くものはありません。

私が買ったのは「レッドソックス」のワールドチャンピオン記念フレーム(40ドル)で
アンチックではないですが、半世紀も経てば結構な値で売れるかも知れません。
カナイはウエッジ・ウッドの古いプレート。セットでなくてもよいというので壁掛け用に
2枚(計40ドル)。このプレートはかなり古いウエッジ・ウッドで、アメリカ独立戦争
の指導者で有名なジョン・ハンコックの係累の人が、自分の家をモチーフに特別
誂えで創ったようなことが裏面に書かれていて、掘り出し物かも知れません。

ボストンのアンチック土産

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日本と違いアメリカは良くも悪くも移民が造った国。旧市街へドンドン有色人種が
流入して一部はスラムと呼ばれるものに。有力な白人は郊外へ住むという階層が
形成されれば自ずと文化やライフスタイルも違ってきます。
日米ともに子供たちは屈託ないですが、街中や電車で会ったアメリカの子供たちは
総じてお行儀が良いように思いました。

夏休みジュニアゴルフスクール

「ひっくりかえるからカップをちゃんと押さえて飲みなさい」・・ウチの孫にしっかりと
注意してくれるウエイトレス。このあたりが日本とは違うところで素晴らしい。

それでも「アメリカ楽しかった?」「ウン、また行きたい」んだそうです。しっかり勉強
して大きくなったら自分で世界を見て歩いてくれれば、と思います。

使われなくなった建物


水彩用具を持参しなかったので何枚も写真を。とてもいい廃屋でこれを
絵にできれば、これが私の最高のお土産かな。 (旅行記終わり)



横山国男

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2008年08月07日(木)更新

孫連れアメリカの旅(4) 素敵なMITホテル

夏の海外旅行は軽装で助かるとは言え、ワンパク二人を入れた4人の旅装は、
それなりに頭を悩ませます。まして用心深いカナイは「小さなマツモトキヨシ」並み
の細々とした薬やインスタント食品まで持参するので大変です。
(かって同行した友人があまりに何でも持っているので驚き、助かったと言われた
 ことがありますし、アリタリアの機内で珍しい薬を持っていて感謝されたことも
 あります)。

シカゴでの宿泊は、利便を考えて娘夫婦のアパートメントに出来るだけ近いホテル
をネットで予約して行きましたが、名の通った大手チェーンホテルにもかかわらず
もう一つ。
「古いアメ車」と形容するのがピッタリで、部屋もベッドも馬鹿でかく、ソファーのスプ
リングもくたびれかかっていて、照明もなんとなく暗いのです。
トイレも使用後に大きなヴァキューム音がするので、子供たちはレバーを押すと
一目散に部屋に逃げ帰ってきます。・・でもこれもよい思い出になることでしょう。
アメ車といえば聞きしに勝る日本車の多いこと。大型のアメリカ然とした車は全く
と言っていいほど見かけませんでした。

シェラトンノースウエストシカゴ ホテルの駐車場・殆ど日本車


反対に娘たちが予約してくれたボストンの「ル・メリディアン ケンブリッジ」はとても
素敵なホテルでした。面白いのはこのホテルはどうやらMIT(マサチュセッツ工科
 大学)から運営を委託されているのではと思われる点。日本でも経営はW大でも
ホテル運営のノウハウがないのでリーガロイヤルに運営を委託しているホテルが
東京にありますが、あれと同じではないかと推測しました。

小規模なホテルですが、館内のいたるところにMITの歴史を示す写真、ロボット
等のディスプレー、照明のカバーなどにはプリント基盤の配線図が描かれ、中でも
面白かったのはベッドカバーのデザイン。数式の柄なのです。
大学関係者のためのミーティングルーム、レストランなどもあるようでした。この辺
は東京の先述のホテルとは違ってアカデミックな雰囲気。

数式の柄のベッドカバー 廊下の照明器具(回路図)

帰国後、この写真を見た友人がe=mcの2乗の数式は、アインシュタインの有名
なエネルギーと質量の関係を示す式で、核融合の説明でもよく知られている、との
ことですがなんのことやら数学にうとい私にはさっぱり解りません。

さすがハーバード、MITを擁するボストンならではのホテルですが、メリディアン系
は時々四角い便座など独特のインテリアデザインがあったりして、嫌いではありま
せんが、なにより日本人のサイズに合ってる感じがするのはヨーロッパ系ホテル
だからでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カナイは2日以上宿泊するホテルでは、必ずといっていいほどスーツケースの中身、
特に衣類などはチェスト(たんす)に移し、洗面用具、化粧品も洗面台に並べます。
以前に「社長ブログ」で、泊まった形跡が全くないほど出立の際はきれいに整頓、
お掃除までされて部屋を空けるという社長さんがおられて感心しましたが、それほど
ではありませんが、これも「日本人のお行儀」ともいえるかも知れません。

世界のホテルマンから、最も客室をきれいに使い、静かなのは日本人と称賛され
るようですが、こういう習慣は大事にしたいもの。因みにこの点であまり評判
がよくないのは、今のところ中国人旅行者だそうです。余計なことですがそのうち
マナーも世界の大国になって欲しいものです。(何でも持って帰ってしまうので、
置物などは棚に接着するホテルも増えてきたとか)

旅の楽しみの一つは内外を問わず、旅館やホテルライフ。ユースホステルや
西洋旅籠ともいうべきB&Bも楽しいものですが、「ル・メリディアン ケンブリッジ」
は思い出に残るホテルの一つ、ボストンでホテルをお探しの節はお薦めします。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/

2008年08月05日(火)更新

孫連れアメリカの旅(3) シカゴ、ボストンの美術館

国としての歴史は日本などと比べれば短いものですが、国富という点ではいくつか
の大戦に常に勝利し、世界の超経済大国の名をほしいままにしてきたアメリカです
から、言い方は悪いですが、分捕ってきた戦利品ともいうべきものも含め、公的,
私的に膨大な世界の芸術作品が数多く存在するのも不思議ではありません。

また音楽でもシカゴ、ボストンともに有名な交響楽団やオペラ劇場を有していますが、
いずれも友の会会員か特別なコネでもなければ旅行者が急に行きたいといっ
てもかなうものではありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シカゴでは子供たちが「アドラー天文台」に行っている間に、娘に「シカゴ美術館」
(THE ART INSTITUTE OF CHICAGO)を案内してもらいました。
有名な青銅の大きなライオン像がデンと階段の両脇を守っているアカデミックな
建物は雰囲気があります。来年ウイングが増築されるようですが、レンツォ・ピアノ
設計とパンフレットにありますので、あの関空の設計者ですね。

シカゴ美術館

しかしアメリカ三大美術館の一つで幅広い収集、特に印象派と20世紀アメリカ美術
に特徴があるといってもルーベンスやドラクロアなどの宗教的な雰囲気の泰西名画
にはあまり関心がないし、このあとボストン美術館へいけば印象派などの名品が
揃っていることが分かっていましたので、しまった「シカゴ現代美術館」へ行けば
よかったかな、と少し後悔しました。

今では古典といわれるものでも、創られた当時は「現代美術」であり「現代音楽」で
あったことは間違いありません。カンジンスキーやジャクソン・ポロック、ラウシェン
バーグなどもいいですが、それでもカラフルなルイ・ビトンのバッグをデザインした
ことでも知られる村上隆の作品が、億円の単位で収集されていくアメリカの現代
美術愛好家たち。古い私にはちょっとついていけません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヨーロッパには6度ほど行く機会があり、時間があれば街の小さな美術館や画廊
でも覗きましたが、アメリカ北東部へいくことがあれば、ぜひ「ボストン美術館」
へは行ってみたいものと思っていましたので、念願がかなったことになりました。

「ボストン美術館(MUSEUM OF FINE ART,BOSTON 略称MFA)は、初代の
東洋美術部長を郷土出身の岡倉天心が勤めたことで、なお関心が深いのかも
知れませんが、しかしやはり中心はヨーロッパのルネッサンスから17~19世紀、
特に印象派の絶品が並んで息もつかせません。フラッシュをしなければ写真撮影
も自由、顔を30cほど近づけて筆跡を見ることすらできるのですから幸せです。

館内作品

二人の孫も最初は退屈そうでしたが、何度も根気よくカナイが説明してやり、少し
興味をもったようにも見えました。いつか再びここに立ち、私達のことを思い出して
くれたら、カメラでなく眼に焼き付けて帰るんだよ、とそんなこともフッと思いました。


横山国男

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会社概要

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個人プロフィール

「知るは喜び、調べるは楽しみ、分かるは感動、学ぶは一生」とか。高齢者の仲間入りの年齢ですが、仕事でも趣味でもICT時代の恩恵に感謝しています。趣味・・本好き、水彩画、ゴルフ('05までJGA委員、現在中部ゴルフ連盟ジュニア育成委員ほか。エポック・・還暦のアルバトロス、'06...

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