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就業の場があってこその社会の安定。

投稿日時:2008/11/21(金) 18:51rss

この17年間、日本の中小企業の収益は一貫して低下し続けているそうです。
また私の実感としても周辺の事業所やお店などもずいぶん少なくなりました。

かねてから経済学者の一部や、尊敬しているブロガーの中にも、もう「モノづくり」
はどうせ中国などにかなわないのだから、止めて他の産業を育成すべき、と
説く人もおられます。

私は「モノづくり」の仕事が好きで、他のビジネスをあまり考えたことがないせいで
しょうか、「それじゃどこに雇用の場があるのですか?」と聞きたくなります。

「社会の安定」のためには、個々人に収入があることが前提と思います。

「金の卵」と言われたのはずいぶん昔のように思いますが、そうでもありません。
「集団就職」なども、現在定年を迎える人たちも鮮明に覚えておられるはずです。

日本は高度成長を果たし、豊かになりました。あのころは中学卒業の子供たち
にも働く場が十分あり、そして結婚し、子供を産み、家も建てました。
全て収入があってできたことです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アメリカは製造業が10%くらいになってしまったようですが、ただでさえマイノリティ
の人たちがまともに働く場がないように見えるのに、今回の金融問題が引き起こし
た経済の悪化は、更なる失業を生み、いっそうの社会不安を増幅するのではない
でしょうか。

製造でなくても、特別な技能をもたない若い人を吸収していたスタバやマックなど
にしても店舗閉鎖が続くに違いありません。不況とはそういうものですから。

誰もが高等教育を受け、MBAをとれるわけではありません。またそういう人が
健全な社会造りに貢献したか、といえばこの惨状を見れば「NO」というしかあり
ません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

勉強ができなくても、澄んだ目をした心優しい子供たちはいっぱいいます。
またほとんどの子どもたちは「モノをつくることが大好き」です。

彼らに働く場を用意し、収入を保証し、善良な社会の構成員になってもらうことは
政治の大事なテーマの一つです。

まだまだ日本が製造業、「モノづくり」を捨ててはいけないと思います。
せっかく日本人に備わっている資質でもあるのですから。

なにか、今日のブログは力が入ってしまいました。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
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