株式会社横山工藝 代表取締役 横山 国男 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
「プリント道」45年余。新たな自身の夢と後継者への手紙-(株)横山工藝社長 横山国男のブログ
孫連れアメリカの旅(2) RI本部を訪問。
「経営者会報2007年臨時増刊号「社長の意識と行動全調査」に“会員制勉強会
に比べて低調なロータリークラブへの加入状況”という項目があり、入っている、が
13.9%、興味がある、が8.0%、将来とも入るつもりはない、が78.1%とあり
ました。正直80%近くの50代以下の経営者から「拒否」されているのか、と愕然と
しましたが、これではロータリークラブの会員増強がうまくいかないのも当然です。
これはライオンズクラブなども同様ではないかと推察しますが、成熟し豊かに
なったわが国では、NPO組織などの奉仕、ボランティア団体が増えたのも一因
ではないかと考えています。
どのような名称であれ、奉仕団体がその目的に忠実であればかまわないのですが、
もう一つは必要以上に人間関係、人との繋がりをわずらわしいと考える年代層に
入れ替わってきている、という見方もできるのではないでしょうか。
私もまだ入会して15年ほどですが、常々もう一つ活動方針や理念に疑問や錆付
きを感じている一人です。それでも人との繋がりー多くの異業種経営者と知り合い、
特にお医者さんなどとはゴルフなどを通じ懇意の間柄となったおかげでどれだけ
心強い思いをしているかわかりません。そういう点を今の若い経営者はどう考えて
おられるのかな、と思います。
来年7月より1年間会長を引き受けなければなりませんが、最近やっと逃げずに
何事も「させていただく」という気持ちを大事にしていけばいいんだと思うようになり、
少し不安がなくなりました。
==============
シカゴへは朝9時ごろ着きました。子供連れでモタモタしていたのですが、オヘア
空港で仕事をしている娘婿が何かと世話をしてくれ、スムースに入国しました。
14歳以下は顔写真も指紋も取られないことも初めて知りました。
昼食をとり、アポイントをとってくれていたシカゴ郊外エヴァンストンの「国際ロータ
リー(R.I.)本部」を訪問しました。以下は日本の田舎のロータリアンが見たR.I.
見聞記です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ミシガン湖畔のエヴァンストンは、大学などの教育機関が多い学園都市のようです。
ここに「国際ロータリー(Rotary International)」の本部One Rotary Center
があります。戦前日本のロータリアンで彫刻家の親子二代が(最初は父が作った
上半身像だった。後にご子息が下半身を)作ったロータリーの父ポール・ハリスと
握手。
ロータリーの創設者、ポール・ハリスの執務室を復元した部屋で。横は今回ご案内
してくださったASA THOMPSONさん。日本語通訳・翻訳部に9年前からお勤め
だそうで本当にご親切にご説明やご案内をしてくださいました。
また、ロータリーは創設時の4名がそれぞれの事務所で持ち回りで会合を開いて
いたのでロータリー(廻る)と名づけられたようですが、取り壊しになる事務所を
このビルに再現しており、訪問者の記帳ができるようになっています。
今年度のRI会長は韓国ソウルRCの李東建氏。毎年決められる会長メッセージ、
今年は「夢をかたちに Make Dreams Real」です。会長、副会長、エレクトの
3名は全く無報酬で世界中を飛び回ることになります。国連事務総長も韓国人と
なり、韓国の国民にとって誇り高い出来事だったに違いありません。
上は会長室で、不在の折には自由に入室してよいことになっており、ASAさんが
「どうぞ、どうぞ 会長の椅子にお座りになって」と言われましたが、ちょっと恐れ多
くて半分ほど腰掛けてみたところです。会長室からは眼下にミシガン湖、遠くに
シカゴの高層ビルがあるダウンタウンが望めて絶景です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
他にも沢山の写真をとりましたが、これは通訳・翻訳などで働く日本人スタッフの
皆さんで、お土産に持参した福井西RCと福井フエニックスRCのバナー、および
フエニックスRCの会長も勤めた書家吉川壽一さんが団扇に書いてくれた
「夢」「Make Dreams Real」をとても喜んでくださいました。ASAさんが「会長に
もお届けしておきますね」と仰ってくださって、これでRI訪問の土産話を8日の
例会でできるな、とホッとしました。
横山国男
【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/
に比べて低調なロータリークラブへの加入状況”という項目があり、入っている、が
13.9%、興味がある、が8.0%、将来とも入るつもりはない、が78.1%とあり
ました。正直80%近くの50代以下の経営者から「拒否」されているのか、と愕然と
しましたが、これではロータリークラブの会員増強がうまくいかないのも当然です。
これはライオンズクラブなども同様ではないかと推察しますが、成熟し豊かに
なったわが国では、NPO組織などの奉仕、ボランティア団体が増えたのも一因
ではないかと考えています。
どのような名称であれ、奉仕団体がその目的に忠実であればかまわないのですが、
もう一つは必要以上に人間関係、人との繋がりをわずらわしいと考える年代層に
入れ替わってきている、という見方もできるのではないでしょうか。
私もまだ入会して15年ほどですが、常々もう一つ活動方針や理念に疑問や錆付
きを感じている一人です。それでも人との繋がりー多くの異業種経営者と知り合い、
特にお医者さんなどとはゴルフなどを通じ懇意の間柄となったおかげでどれだけ
心強い思いをしているかわかりません。そういう点を今の若い経営者はどう考えて
おられるのかな、と思います。
来年7月より1年間会長を引き受けなければなりませんが、最近やっと逃げずに
何事も「させていただく」という気持ちを大事にしていけばいいんだと思うようになり、
少し不安がなくなりました。
==============
シカゴへは朝9時ごろ着きました。子供連れでモタモタしていたのですが、オヘア
空港で仕事をしている娘婿が何かと世話をしてくれ、スムースに入国しました。
14歳以下は顔写真も指紋も取られないことも初めて知りました。
昼食をとり、アポイントをとってくれていたシカゴ郊外エヴァンストンの「国際ロータ
リー(R.I.)本部」を訪問しました。以下は日本の田舎のロータリアンが見たR.I.
見聞記です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ミシガン湖畔のエヴァンストンは、大学などの教育機関が多い学園都市のようです。
ここに「国際ロータリー(Rotary International)」の本部One Rotary Center
があります。戦前日本のロータリアンで彫刻家の親子二代が(最初は父が作った
上半身像だった。後にご子息が下半身を)作ったロータリーの父ポール・ハリスと
握手。
ロータリーの創設者、ポール・ハリスの執務室を復元した部屋で。横は今回ご案内
してくださったASA THOMPSONさん。日本語通訳・翻訳部に9年前からお勤め
だそうで本当にご親切にご説明やご案内をしてくださいました。
また、ロータリーは創設時の4名がそれぞれの事務所で持ち回りで会合を開いて
いたのでロータリー(廻る)と名づけられたようですが、取り壊しになる事務所を
このビルに再現しており、訪問者の記帳ができるようになっています。
今年度のRI会長は韓国ソウルRCの李東建氏。毎年決められる会長メッセージ、
今年は「夢をかたちに Make Dreams Real」です。会長、副会長、エレクトの
3名は全く無報酬で世界中を飛び回ることになります。国連事務総長も韓国人と
なり、韓国の国民にとって誇り高い出来事だったに違いありません。
上は会長室で、不在の折には自由に入室してよいことになっており、ASAさんが
「どうぞ、どうぞ 会長の椅子にお座りになって」と言われましたが、ちょっと恐れ多
くて半分ほど腰掛けてみたところです。会長室からは眼下にミシガン湖、遠くに
シカゴの高層ビルがあるダウンタウンが望めて絶景です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
他にも沢山の写真をとりましたが、これは通訳・翻訳などで働く日本人スタッフの
皆さんで、お土産に持参した福井西RCと福井フエニックスRCのバナー、および
フエニックスRCの会長も勤めた書家吉川壽一さんが団扇に書いてくれた
「夢」「Make Dreams Real」をとても喜んでくださいました。ASAさんが「会長に
もお届けしておきますね」と仰ってくださって、これでRI訪問の土産話を8日の
例会でできるな、とホッとしました。
横山国男
【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/
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「節約の王道」林望・著 | 我が道を行く、気品にあふれた節約本
from 23:30の雑記帳
節約の王道(日経プレミアシリーズ) 節約本にありがちな、 ある種のみすぼらしさが感じられない、 上品なというか、気品にあふれた本。 筆者のものの考え方が独特なので、 同意できない方も多数いらっしゃると思われる。 例えば、ゴルフ好き、煙草好き、鉄道模型....
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