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7月1日は「半夏生(はんげしょう)」。

投稿日時:2008/07/02(水) 09:24rss

「半夏生」とは、二十四節気だけでは農作業の基準が分かりづらかったため、更に
細かく分けた七十二節気から生まれた言葉で、夏至を3つに分けた最後の3分の1
の期間を指す、すなわち夏至から数えて11日目の7月2日頃から七夕頃までの
5日間が半夏生で、田植えの時期の目安とされている。(日本文化いろは事典より)
農家の出だった母はいつも「ハゲンショ」と言っていたような気がします。
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福井や金沢では1日からが「半夏生」。福井ではこの日“サバの丸焼き”を食べる
風習があります。発祥は奥越前の大野といわれていますが、江戸時代、田植えで
疲れた農民に栄養を取らせようと、藩主が推奨してから、と伝えられていますが、
大野市内の一軒の魚屋さんでもこの日1200本のサバを焼くといいますから、
全国版の「土用丑の日・うなぎ」の地方版ですね。生きのいい油の乗ったサバが
近くの海で豊富に採れることも背景にあるでしょう。

「恵方まき・まるかぶり寿司」のように、知恵のある人が現代に甦らせて、上手に
商売にしたという側面もあるかもしれませんが、最近元気の無い地方の「お店」に
とってはいいことだと思います。

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一方、金沢(加賀地方)はこの日から「氷室(ひむろ)饅頭」が売り出されますが、
これはとても有名。(この日、金沢のDデパートの地下の和菓子屋さんはどこも
行列でした)。

7月1日(旧暦6月1日)、この日は藩政時代に加賀藩から幕府へ「氷」を献上する
ため江戸の藩邸へ出発する日。冬の間に「氷室」と呼ばれる半地下室に氷をため
ておいた室(むろ)から、氷を取り出し、筵と笹の葉に何重にもくるんで江戸へ。

無事将軍に届くために、神社に饅頭を供えて祈願すると同時に、暑い夏を越す
体力を養い、無病息災を願う意味もあったようです。
金沢の人は1個くらいでなく、この日はいくつも食べるようです。

毎年小松の仕入先のO君が、名店の「氷室まんじゅう」をたくさん届けてくれ、社員
も楽しみにしています。ありがとう。
あらかた食べてしまい、「あっ、カメラ」と思ったときには残り1コだけでした。

半夏生サバと氷室まんじゅう

横山国男

【染型工房 横山工藝】
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【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/

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