大きくする 標準 小さくする

«前の記事へ 次の記事へ»


白鵬とASASHOURYU。

投稿日時:2008/01/28(月) 09:46rss

久しぶりに、大相撲の中継を見ました。
千秋楽結びの優勝を懸けた「白鵬と朝青龍」の力相撲は、私にとっても永く記憶に
残る名勝負、大一番でした。

それにしても、この同郷の二力士のキャラクターは、朝青龍の事件で一層際立っ
た感じがします。

朝青龍がヒール(悪役)のイメージを相変わらずキープしているように見えるのは、
それが地で、本人は優等生などくそ食らえと思っているようで、私は嫌いではあり
ません。
以前のブログにも書きましたが、土俵外でのオチャメな言動など、頭の回転も
早く、ナイスガイだと思います。何より相撲を「アスリート」感覚で見せてくれる
のは、彼をおいて他にいません。

一方の白鵬については、このところあまり大相撲を見なかったので、よく知りませ
んでしたが、なによりびっくりしたのは「外国人力士」という違和感が全く無い、
それどころかかっての出羽錦とか、北の富士など日本人力士と全く体型も同じ
で、(やはり同じモンゴリアンだからでしょうか、琴欧州などとは上下のバランスが
違います)し、日本語も流暢、識者が強調してやまない横綱としての風格、様式美
までも兼ね備えてきたように見えます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それでも朝青龍がプロレスラーに見えるわけではなく、キャラの違う二横綱が、
一敗同士で賜杯を懸けて、ものすごい死闘を繰り広げた初場所千秋楽結びの
一番は、色々な意味で、「大相撲」が新時代に入ったことを予感させます。

日本人新弟子が皆無となった昨年、逆に言えば「大相撲」がグローバルなプロス
ポーツとして生きて行かざるを得ない、エポックメーキングな年として「2008年初
場所千秋楽の大一番」が記憶されるのではないかと、思いました。

フランクフルト在住の日本人ブロガーが書いていますが、衛生中継での大相撲の
人気はドイツなどでも高く、海外各国で放送されているようです。
大相撲は昔から「興行」と称しているのですから、相撲協会は「ロンドン場所」や
「ロサンゼルス場所」も、年一回ぐらいは開くことを考えた方がよいかも知れません。
大リーグでも開幕試合を日本でもやるようになってきている時代ですから。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/

トラックバック一覧

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

会社概要

http://www.ykougei.jp http://www.yosakoiya.jp

詳細へ

個人プロフィール

「知るは喜び、調べるは楽しみ、分かるは感動、学ぶは一生」とか。高齢者の仲間入りの年齢ですが、仕事でも趣味でもICT時代の恩恵に感謝しています。趣味・・本好き、水彩画、ゴルフ('05までJGA委員、現在中部ゴルフ連盟ジュニア育成委員ほか。エポック・・還暦のアルバトロス、'06...

詳細へ

<<  2024年12月  >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

コメント一覧

最新トラックバック

  • これもクリエイティブな仕事と思えば… from After5のメインストリート
    会社のイベントでポスティングを行うことになり輪転機を使ってオリジナリティーなチラシを作るべくにわか印刷屋になった話印刷といえば、昔は学校の先生がガリガリした原稿にイン ...
  • 昨日はバレンタインデー。悪党:民主党へ「青空」の歌詞を贈ろう from 脳挫傷による見えない障害と闘いながら・・・
    バレンタインデーでしたが、義理チョコで割引きシールを貼られたまま貰ったり。北方領
  • 犬山城 from 青春18切符で行く,日本の「城」巡り29
    oojijisunです,青春18切符で行きます お城巡りを準備中です、参考になります。
  • 【ブログピックアップ】横山工藝 横山国男さん from 経営者会報ブログ編集部
    「ブログピックアップ」では、 経営者のみなさんの書かれたブログの中から、 お薦めのブログをご紹介しています。 今回のお薦めブログは 横山工藝の横山国男さんです。  * ...
  • 「節約の王道」林望・著 | 我が道を行く、気品にあふれた節約本 from 23:30の雑記帳
    節約の王道(日経プレミアシリーズ) 節約本にありがちな、 ある種のみすぼらしさが感じられない、 上品なというか、気品にあふれた本。 筆者のものの考え方が独特なので、 同意できない方も多数いらっしゃると思われる。 例えば、ゴルフ好き、煙草好き、鉄道模型....