株式会社横山工藝 代表取締役 横山 国男 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
「プリント道」45年余。新たな自身の夢と後継者への手紙-(株)横山工藝社長 横山国男のブログ
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2010年02月10日(水)更新
手作り「ワイン」。
先日、米国の北部に住んでいる次女がワインを一本送ってきました。
最近友人とワインを手作りしていると聞いていましたが、どうやら試作品のビン詰
が終わったので、初回作を一本ということらしいです。
ただし、飲みごろは3カ月ほど先とのこと。
ラベルもオリジナルで考えたそうで、なかなかいい線いってると思いますが、酵母
の研究などを進めて次の仕込みでは100本ほどできるそう。
その際は「聖書の章」からとったというラベルのデザインもまた新しくするそうです。
葡萄はカリフォルニア原産のもののようですが、一度行ってみたいのが「ナパ
バレー」。
短い時間ではあるようですが、「ワイン列車の旅」(食堂車がなかなかいい感じ)
をしてみたい。着いた先のナパには、シェークスピアの名を冠したロマンチックな
ゴルフクラブや大物映画監督のコッポラのワイナリーなどもあり、ワインには詳しく
ありませんが、ぜひ行ってみたい旅先の一つです。
株式会社横山工藝 横山国男
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2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
最近友人とワインを手作りしていると聞いていましたが、どうやら試作品のビン詰
が終わったので、初回作を一本ということらしいです。
ただし、飲みごろは3カ月ほど先とのこと。
ラベルもオリジナルで考えたそうで、なかなかいい線いってると思いますが、酵母
の研究などを進めて次の仕込みでは100本ほどできるそう。
その際は「聖書の章」からとったというラベルのデザインもまた新しくするそうです。
葡萄はカリフォルニア原産のもののようですが、一度行ってみたいのが「ナパ
バレー」。
短い時間ではあるようですが、「ワイン列車の旅」(食堂車がなかなかいい感じ)
をしてみたい。着いた先のナパには、シェークスピアの名を冠したロマンチックな
ゴルフクラブや大物映画監督のコッポラのワイナリーなどもあり、ワインには詳しく
ありませんが、ぜひ行ってみたい旅先の一つです。
株式会社横山工藝 横山国男
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2010年02月07日(日)更新
今週のお題=【朝青龍引退、どう思います?】
今週(2月5日~11日)のお題
【朝青龍引退、どう思います?】
朝青龍を好きでした。特にあのやんちゃな笑顔と相撲以外でも発揮できたであり
ましょう運動能力、それにたまにTV番組でのトークなども観ましたが、この人は
タレントとしても頭がいいな、という印象がありました。
思うにこれは「文化の衝突」ではないかと考えますが、一方の雄「白鵬」が双葉山
を理想とするという、日本人以上の日本人感覚を持つ横綱ですので、ますます
対比が目立ってしまい、朝青龍のヒール(悪役)ぶりが際立ったとも思います。
朝青龍引退を聞いて白鵬は泣いたそうですが、同国人である以上に、素のままの
朝青龍を好きだったのではないか、異国の「国技」、理解するには難しい「伝統」と
いういろいろな大相撲の縛りを考えると、これからの余りに重い「一人横綱」の
責務など、万感胸に迫る涙もあったのでは、と想像しました。
昔は「力士」になるのは、子沢山で貧しい家の力持ちで体格の良い子が入門する
ケースが多かったようですが、この国が豊かになるにつれ、稽古もしきたりも厳し
いこの世界を目指す日本人の若者は少なくなりました。
それでは「大相撲」が続かないので、外国人力士が増えたわけですが、この辺は
どう考えたらいいんでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1月1日・15日号の『pen』に、特集「日本の国技を再発見!、相撲は、美しい」が
あります。冒頭の次のような一文を引用させていただきます。
『神事を発祥とする相撲を象徴するのは、その様式美と礼を重んじる心にある。
舞台となるのは、日本酒や米、塩などを封じ、神の降り立つ場として清められし
土俵。力強さの象徴たる四股は、本来は土地の神を鎮める儀礼的意味合いを
もち、煌びやかな化粧廻しは、実力と品格に秀でた、ひと握りの力士のみが纏う
ことを許される。力水や柏手はもちろん、立会をさばく行司、進行を司る呼出の
所作や装束にも神事の名残が。
時代が移り力士の大型化や国際化が進んでも、美しき相撲の流儀が変わること
はない。勝敗のみが重視されるスポーツや単なる格闘技とは一線を画す、国技
の神髄がそこにある』。
なるほど。こういうのが日本の「角力」・「大相撲」の背景なんですね。
“美しき相撲の流儀”・・・何国人であれ、まして頂点に立つ「横綱」であればなおの
こと、これが朝青龍に求められたものの正体だったようです。
株式会社横山工藝 横山国男
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【朝青龍引退、どう思います?】
朝青龍を好きでした。特にあのやんちゃな笑顔と相撲以外でも発揮できたであり
ましょう運動能力、それにたまにTV番組でのトークなども観ましたが、この人は
タレントとしても頭がいいな、という印象がありました。
思うにこれは「文化の衝突」ではないかと考えますが、一方の雄「白鵬」が双葉山
を理想とするという、日本人以上の日本人感覚を持つ横綱ですので、ますます
対比が目立ってしまい、朝青龍のヒール(悪役)ぶりが際立ったとも思います。
朝青龍引退を聞いて白鵬は泣いたそうですが、同国人である以上に、素のままの
朝青龍を好きだったのではないか、異国の「国技」、理解するには難しい「伝統」と
いういろいろな大相撲の縛りを考えると、これからの余りに重い「一人横綱」の
責務など、万感胸に迫る涙もあったのでは、と想像しました。
昔は「力士」になるのは、子沢山で貧しい家の力持ちで体格の良い子が入門する
ケースが多かったようですが、この国が豊かになるにつれ、稽古もしきたりも厳し
いこの世界を目指す日本人の若者は少なくなりました。
それでは「大相撲」が続かないので、外国人力士が増えたわけですが、この辺は
どう考えたらいいんでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1月1日・15日号の『pen』に、特集「日本の国技を再発見!、相撲は、美しい」が
あります。冒頭の次のような一文を引用させていただきます。
『神事を発祥とする相撲を象徴するのは、その様式美と礼を重んじる心にある。
舞台となるのは、日本酒や米、塩などを封じ、神の降り立つ場として清められし
土俵。力強さの象徴たる四股は、本来は土地の神を鎮める儀礼的意味合いを
もち、煌びやかな化粧廻しは、実力と品格に秀でた、ひと握りの力士のみが纏う
ことを許される。力水や柏手はもちろん、立会をさばく行司、進行を司る呼出の
所作や装束にも神事の名残が。
時代が移り力士の大型化や国際化が進んでも、美しき相撲の流儀が変わること
はない。勝敗のみが重視されるスポーツや単なる格闘技とは一線を画す、国技
の神髄がそこにある』。
なるほど。こういうのが日本の「角力」・「大相撲」の背景なんですね。
“美しき相撲の流儀”・・・何国人であれ、まして頂点に立つ「横綱」であればなおの
こと、これが朝青龍に求められたものの正体だったようです。
株式会社横山工藝 横山国男
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2010年02月05日(金)更新
ゴルフとモータースポーツの両雄からお話を聞く。
今日2月5日、福井商工会議所(会頭川田達男セーレン社長)主催で、中嶋常幸
さん(プロゴルファー)、中嶋悟さん(元F1レーサー)と川田会頭のお三方で鼎談
『スランプを宝に変える』が開催されました。新聞で告知があってすぐ定員500名
は満席となったようです。(受講料無料)
私は所用があり、聴講出来ないので残念に思っておりましたが、関係者の方から
「前日4日の夜、両プロと夕食を一緒にどうですか」という嬉しいお招きをいただき
ました。中嶋悟さんもゴルフはシングルの腕前ですし、中嶋常幸さんはもちろん
アマチュアゴルファーにとっては神様のような存在。
先日大けがをされた報道があり、松葉杖でわれわれ(5名)の前に現れましたが、
経過は順調でシーズンにはほぼ間に合うでしょう、とのことでした。
・・・・・・・・・・・・・・・(以下文中敬称略)・・・・・・・・・・・・・・・
石川遼選手の大活躍は、暗い日本に元気を与えてくれますが、一時代前は
ゴルフの中嶋(ご本名は中島)、モータースポーツの中嶋、両中嶋の活躍が話題
でした。中でも中嶋常幸プロは現状に満足せず、スイングの改造、探究の結果、
何度かスランプに陥りましたが、そのたび復活を果たし、55歳の今なお心も体も
若く、シニア、レギュラーの両ツアーで活躍されています。
素晴らしい戦績をすべて書くことは出来ませんが、「日本」と名のつく七つの全て
のタイトルを獲り、また世界の4大メジャー(USオープンなど)全てで10位以内に
入賞している日本人プロは中嶋常幸さんだけです。通算48勝を挙げています。
* * *
モータースポーツ、F1に詳しくありませんが、目の前の中嶋悟さんはジョークを
交えながら、思い出のレースや、競った名選手の話もされましたが、引退後の
今はゴルフを楽しんでおられるようでした。(愛知県岡崎市にお住まいのようです)
驚いたのは、マシンとドライバーを支える「チーム」というのは、総勢600名から
800名の組織で動いているとのこと。また、今はそうでもないが当時はレース毎
にエンジンは使い捨てというか乗せ替えたそうで、F1参戦には巨額の費用がか
かる理由もわかりました。
2時間あまり、時代を築いたお二人からうかがったお話は、とても印象的でいつ
までも忘れないと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お二人には、書家の吉川壽一さんにお願いして「おみやげ」を持参しました。
常幸プロには「幸福」の色紙を、悟プロには壽一さんが「激走」と書し、プリントされ
た、作秋のF1「アブダビ戦」記念公式Tシャツを。 とても喜んでいただきました。
(現在、吉川壽一さんは「マレーシア グランプリ」に向けて書作品をいろいろと
当社スタッフと試作中です。公開できるときがきましたらご紹介したいと思います)
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さん(プロゴルファー)、中嶋悟さん(元F1レーサー)と川田会頭のお三方で鼎談
『スランプを宝に変える』が開催されました。新聞で告知があってすぐ定員500名
は満席となったようです。(受講料無料)
私は所用があり、聴講出来ないので残念に思っておりましたが、関係者の方から
「前日4日の夜、両プロと夕食を一緒にどうですか」という嬉しいお招きをいただき
ました。中嶋悟さんもゴルフはシングルの腕前ですし、中嶋常幸さんはもちろん
アマチュアゴルファーにとっては神様のような存在。
先日大けがをされた報道があり、松葉杖でわれわれ(5名)の前に現れましたが、
経過は順調でシーズンにはほぼ間に合うでしょう、とのことでした。
・・・・・・・・・・・・・・・(以下文中敬称略)・・・・・・・・・・・・・・・
石川遼選手の大活躍は、暗い日本に元気を与えてくれますが、一時代前は
ゴルフの中嶋(ご本名は中島)、モータースポーツの中嶋、両中嶋の活躍が話題
でした。中でも中嶋常幸プロは現状に満足せず、スイングの改造、探究の結果、
何度かスランプに陥りましたが、そのたび復活を果たし、55歳の今なお心も体も
若く、シニア、レギュラーの両ツアーで活躍されています。
素晴らしい戦績をすべて書くことは出来ませんが、「日本」と名のつく七つの全て
のタイトルを獲り、また世界の4大メジャー(USオープンなど)全てで10位以内に
入賞している日本人プロは中嶋常幸さんだけです。通算48勝を挙げています。
* * *
モータースポーツ、F1に詳しくありませんが、目の前の中嶋悟さんはジョークを
交えながら、思い出のレースや、競った名選手の話もされましたが、引退後の
今はゴルフを楽しんでおられるようでした。(愛知県岡崎市にお住まいのようです)
驚いたのは、マシンとドライバーを支える「チーム」というのは、総勢600名から
800名の組織で動いているとのこと。また、今はそうでもないが当時はレース毎
にエンジンは使い捨てというか乗せ替えたそうで、F1参戦には巨額の費用がか
かる理由もわかりました。
2時間あまり、時代を築いたお二人からうかがったお話は、とても印象的でいつ
までも忘れないと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お二人には、書家の吉川壽一さんにお願いして「おみやげ」を持参しました。
常幸プロには「幸福」の色紙を、悟プロには壽一さんが「激走」と書し、プリントされ
た、作秋のF1「アブダビ戦」記念公式Tシャツを。 とても喜んでいただきました。
(現在、吉川壽一さんは「マレーシア グランプリ」に向けて書作品をいろいろと
当社スタッフと試作中です。公開できるときがきましたらご紹介したいと思います)
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2010年02月04日(木)更新
ジェイ・ポート樋下社長の「税務調査」で考えたこと。
昨日3日の「経営者会報ブログ」に、ジェイ・ポート樋下社長が「税務調査」という
タイトルで寄稿されています。経営している人なら思わず「反応」してしまう言葉の
一つですね。
当社も30年あまりの間に6~7回「ご訪問」を受けたと思いますが、最近7~8年
はお見えになりません。(こんなこと言うと明日にも通知が来たりして)。
お見えにならない理由ははっきりしています。=「儲かってないから!」。
それと過去の調査ではほとんど「無修正」に近かったからかも知れません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今朝の地元紙に当社がお願いしている上坂会計が、「県経営品質賞・優秀賞」を
もう一社とともに受賞したというニュースが載っています。
初申請での受賞まことに「おめでとうございます」。
「積極的なコミニュケーションで顧客企業のニーズの理解に努めている、新たな
会計事務所の形を目指している意欲を感じた」などが受賞理由とされていますが、
5年前、私が事業承継で最初に考えたことが“税務中心の制度会計ではなく、
数字をベースに一緒に経営を考えていただける若い会計士、税理士さんのいる
事務所”に新たにお願いしたい。後継者と同じ世代の・・・。
もちろん上記の希望に合致したのでお願いすることにしたのですが、決め手に
なったのは上坂会計事務所のパンフレットにあった宣伝文句。
『おもしろおかしく今日から明日へ』!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
樋下社長が書かれています。
>なかなか細かい数字は苦手なので税理士さんや経理担当の妹に感謝です。
・・お人柄がにじみ出ていいですね。
BSやPLも紙に印刷してあるものを見ると、どれも数字が同じように並んでいます
が、この中で「社長がおさえておくべき大事な数字」がある、と私は考えています
ので、税理士さんにはその項目だけ太字にしてもらい、推移をグラフにしてもら
っています。
もうひとつは、数字には出てこない「オフバランスシート」。
社長の夢とか、技術力、企画力、信用、のれん、スタッフのパワーなどなど
これからの企業ではこのバランスシートのほうが大事だと思います。
そういう意味で樋下社長の
>私は出来るだけアナログ感覚で感性を磨きたい
勘や間、アイディア、人の気や場の雰囲気を大切に先を読むなど右脳的に生き
たいと思ってます。
にとても共感を覚えました。
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
タイトルで寄稿されています。経営している人なら思わず「反応」してしまう言葉の
一つですね。
当社も30年あまりの間に6~7回「ご訪問」を受けたと思いますが、最近7~8年
はお見えになりません。(こんなこと言うと明日にも通知が来たりして)。
お見えにならない理由ははっきりしています。=「儲かってないから!」。
それと過去の調査ではほとんど「無修正」に近かったからかも知れません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今朝の地元紙に当社がお願いしている上坂会計が、「県経営品質賞・優秀賞」を
もう一社とともに受賞したというニュースが載っています。
初申請での受賞まことに「おめでとうございます」。
「積極的なコミニュケーションで顧客企業のニーズの理解に努めている、新たな
会計事務所の形を目指している意欲を感じた」などが受賞理由とされていますが、
5年前、私が事業承継で最初に考えたことが“税務中心の制度会計ではなく、
数字をベースに一緒に経営を考えていただける若い会計士、税理士さんのいる
事務所”に新たにお願いしたい。後継者と同じ世代の・・・。
もちろん上記の希望に合致したのでお願いすることにしたのですが、決め手に
なったのは上坂会計事務所のパンフレットにあった宣伝文句。
『おもしろおかしく今日から明日へ』!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
樋下社長が書かれています。
>なかなか細かい数字は苦手なので税理士さんや経理担当の妹に感謝です。
・・お人柄がにじみ出ていいですね。
BSやPLも紙に印刷してあるものを見ると、どれも数字が同じように並んでいます
が、この中で「社長がおさえておくべき大事な数字」がある、と私は考えています
ので、税理士さんにはその項目だけ太字にしてもらい、推移をグラフにしてもら
っています。
もうひとつは、数字には出てこない「オフバランスシート」。
社長の夢とか、技術力、企画力、信用、のれん、スタッフのパワーなどなど
これからの企業ではこのバランスシートのほうが大事だと思います。
そういう意味で樋下社長の
>私は出来るだけアナログ感覚で感性を磨きたい
勘や間、アイディア、人の気や場の雰囲気を大切に先を読むなど右脳的に生き
たいと思ってます。
にとても共感を覚えました。
株式会社横山工藝 横山国男
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スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
2010年01月31日(日)更新
低価格商品についてのもう一つの懸念
早いもので1月も終わり。一昨年の秋の「世界経済の激震」の影響はすさまじく、
未だ中小企業には恢復の感じはありません。
すごい価格競争で、低価格の商品やサービスの開発は、「ものづくり」はもちろん、
日本の産業全般に人件費を含むコストダウンを否応なく迫っており、経営する側
にとっても長期でものを考える余裕を与えてくれない状況です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近、「コストを下げる」と別の問題も出てくるのでは、と考えています。
たとえば「衣料」。
日本は「安全基準」がうるさく、日本製品は高品質で評価されてきたと思いますが、
工程を省いたり、十分な検証が行われないままで低価格原料への切り替えなど
も心配のひとつです。
衣服は天然繊維、化合繊を問わず「染色」が行われますが、日本では発がん性
が疑われてかなり以前に一部の染料は使われなくなりましたし、いろいろな化学
薬品がそれ単体では問題なくても、複合されると新たな「有毒性」を持つということ
はあり得るのではないでしょうか。もちろん食品なども同じです。
家族にひどいアレルギー体質の者がいますが、コートなどでも着てしばらくする
と顔が火照って湿疹がでたり、頭が痛くなったりするものもあるそうです。
そのような苦しみを味わったことのない私にはなかなか想像できませんが、本人
は肌着から何から本当に選ぶのに苦労しているようでかわいそうです。
これは「シックハウス」といわれる、建材などからも影響を受けたりするようです。
先日、ここ2カ月ほど整体の治療を受けている「東洋医学」の先生とお話しました。
原材料だけでなく、加工工程で使う樹脂や糊剤、染料や助剤などに含まれるもの
が少しずつガス化してそういうものに抵抗力を持たない人を苦しめるとのこと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
食品でも衣料でも日本製品への評価は高く、「ジャパンブランド」を構成しています。
低価格への流れがこれをブチこわすようならこれから何を「ウリ」にしていけばいい
のだろうと心配になります。
そのうち「ギョウザ問題」が日本での話になるようなら、もっと苦境に追い込まれて
しまうのではないでしょうか。
株式会社横山工藝 横山国男
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未だ中小企業には恢復の感じはありません。
すごい価格競争で、低価格の商品やサービスの開発は、「ものづくり」はもちろん、
日本の産業全般に人件費を含むコストダウンを否応なく迫っており、経営する側
にとっても長期でものを考える余裕を与えてくれない状況です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近、「コストを下げる」と別の問題も出てくるのでは、と考えています。
たとえば「衣料」。
日本は「安全基準」がうるさく、日本製品は高品質で評価されてきたと思いますが、
工程を省いたり、十分な検証が行われないままで低価格原料への切り替えなど
も心配のひとつです。
衣服は天然繊維、化合繊を問わず「染色」が行われますが、日本では発がん性
が疑われてかなり以前に一部の染料は使われなくなりましたし、いろいろな化学
薬品がそれ単体では問題なくても、複合されると新たな「有毒性」を持つということ
はあり得るのではないでしょうか。もちろん食品なども同じです。
家族にひどいアレルギー体質の者がいますが、コートなどでも着てしばらくする
と顔が火照って湿疹がでたり、頭が痛くなったりするものもあるそうです。
そのような苦しみを味わったことのない私にはなかなか想像できませんが、本人
は肌着から何から本当に選ぶのに苦労しているようでかわいそうです。
これは「シックハウス」といわれる、建材などからも影響を受けたりするようです。
先日、ここ2カ月ほど整体の治療を受けている「東洋医学」の先生とお話しました。
原材料だけでなく、加工工程で使う樹脂や糊剤、染料や助剤などに含まれるもの
が少しずつガス化してそういうものに抵抗力を持たない人を苦しめるとのこと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
食品でも衣料でも日本製品への評価は高く、「ジャパンブランド」を構成しています。
低価格への流れがこれをブチこわすようならこれから何を「ウリ」にしていけばいい
のだろうと心配になります。
そのうち「ギョウザ問題」が日本での話になるようなら、もっと苦境に追い込まれて
しまうのではないでしょうか。
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2010年01月28日(木)更新
小林繁さんの名言「人生のバッターボックスに立ったら・・」
名投手小林繁さんが自宅のある福井市で急逝された。57歳という若さでした。
小林さんとはゴルフクラブ(支配人をされていた時期があります)で何度かお話し
たこともあり、弊社にも2度ほどお見えになったこともあります。
プレーもそのスタイルどおりスマートでオシャレでした。
先日、ご指導を得ている会計事務所のメルマガに、『人生のバッターボックスに
立ったら、見送りの三振だけはするな』と小林さんが言ったという言葉が名言と
して紹介されていました。
小林繁さんが、投手という「見送りの三振」を最も価値ある立場におく人間として
述べたからこそ“名言”になったとも思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
週刊誌などでは、小林さんをはじめ、過去の名選手たちが光り輝いた証である
「記念品」を換金しているという記事なども掲載されていますが、メジャーと違い
ここでも現役引退後の長い生活を保障できる「日本の野球選手の年金制度」に
問題があるとの指摘もあります。
その受け皿になっているといわれる「コレクター」が福井におられ、当社から近い
ところに壮大な「スポーツ・ミュージアム山田コレクション」がありますが、私はまだ
なんとなく気が進まず行ったことはありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今季から日本ハムの一軍投手コーチという、彼の野球理論や後進指導の才能が
発揮できる華やかなポジションを前に亡くなられてしまった小林繁さん。
“運命の三球目”を見逃してしまったように思えてなりません。
株式会社横山工藝 横山国男
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小林さんとはゴルフクラブ(支配人をされていた時期があります)で何度かお話し
たこともあり、弊社にも2度ほどお見えになったこともあります。
プレーもそのスタイルどおりスマートでオシャレでした。
先日、ご指導を得ている会計事務所のメルマガに、『人生のバッターボックスに
立ったら、見送りの三振だけはするな』と小林さんが言ったという言葉が名言と
して紹介されていました。
小林繁さんが、投手という「見送りの三振」を最も価値ある立場におく人間として
述べたからこそ“名言”になったとも思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
週刊誌などでは、小林さんをはじめ、過去の名選手たちが光り輝いた証である
「記念品」を換金しているという記事なども掲載されていますが、メジャーと違い
ここでも現役引退後の長い生活を保障できる「日本の野球選手の年金制度」に
問題があるとの指摘もあります。
その受け皿になっているといわれる「コレクター」が福井におられ、当社から近い
ところに壮大な「スポーツ・ミュージアム山田コレクション」がありますが、私はまだ
なんとなく気が進まず行ったことはありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今季から日本ハムの一軍投手コーチという、彼の野球理論や後進指導の才能が
発揮できる華やかなポジションを前に亡くなられてしまった小林繁さん。
“運命の三球目”を見逃してしまったように思えてなりません。
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2010年01月22日(金)更新
ケネディのいない国
アメリカ合衆国第35代大統領だったジョン・F・ケネディは、1961年1月20日に
就任し、「宣誓」を行いました。
早いものであれから50年近く、半世紀が経つんですね。
『祖国があなたに何をしてくれるかを尋ねてはなりません。あなたが祖国に何を
できるか考えて欲しい』と演説したことを読んで当時感動したのを覚えています。
政治とはつまるところ「政治家の言葉」ではないか、そんな気がします。
株式会社横山工藝 横山国男
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オリジナル広巾生地の「染の布」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2008年制作事例 / イージーオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
就任し、「宣誓」を行いました。
早いものであれから50年近く、半世紀が経つんですね。
『祖国があなたに何をしてくれるかを尋ねてはなりません。あなたが祖国に何を
できるか考えて欲しい』と演説したことを読んで当時感動したのを覚えています。
政治とはつまるところ「政治家の言葉」ではないか、そんな気がします。
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2010年01月21日(木)更新
25万人の入場者(予想)「東京国際キルトフェスティバル」
この15日から23日まで、東京ドームで開催されている「東京国際キルトフェスティ
バル」を見学するため、週明けに上京。
会期中におよそ25万人の入場者が予想されるという「布と針と糸の祭典」と銘打
たれた催しで、今年で9回目ではないかと思います。いつもはNHKBSでの放映を
見ているのですが、新規ビジネスとの関連もあって見学してきました。
17日(日)のBSでの2時間にわたる中継で、会場の混雑ぶりは見てとれましたが、
入場した18日(月)もかなりの人。そのほとんどが中、高年のご婦人。
会場は中央に展示スペース、米国のアレンタウン美術館(キルトを中心に7千点
のテキスタイルを収集)の特別展示、それに周囲を作品や材料販売のショップが
100店近く取り囲むという、ドーム球場グラウンドほぼ一杯の規模。
キルトづくり、手芸愛好家などのみなさんで、全国各地から、特に教室のグループ
見学者が多いように思われました。それにしても不況と言われる昨今、この
パワーというか、熱いものには圧倒されます。男性は見たところ100人に2人か
3人といったところ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キルト(Quilt)とは、表地と裏地の間に薄い綿(わた)を入れ、重ねた状態で指し
縫い(キルティング)したもの。日本では、多色の布を縫い合わせたパッチワーク
キルトが主流。(Wikipedia)
世界各地にいろいろな技法が存在するのですが、よく知られているのはアメリカン
キルト、ハワイアンキルト。アメリカンの方は当然ヨーロピアンキルトから派生した
ものです。
日本のキルトが世界でどのような位置にあるのか詳しく知りませんが、作品を見る
と日本古来の裂布、伝統衣装生地、着物、アイヌのアツシ、藍染などの膨大な染
と織の技術、遺産を誇る国ですから、そのレベルは仕事の精緻さと相まってかなり
のものです。
まだキルト手芸が一般的になって30年ほどではないかと思考しますが、コンテスト
部門はパッチワークキルトの領域を抜け出て、絵画にならぶ芸術作品ともいえる
ものが多くて驚きます。
いずれもTVで紹介された作品ですが、左下の「ハンドメイキング賞」受賞作品は
制作に2年あまりかかったと作者が話されていました。すべて一針、一針ご自身
が手で指していかれたわけですが、気の遠くなるようなお仕事であり、同時に受賞
するにはデザイン(特にコンポジションと配色)も重要な評価となります。すごい!。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上に掲載した写真(購入した図録より)のような、アートの領域に入る作品とは
別に、一般的には「余り布」「不要になった着物、昔の木綿の野良着」「風呂敷」
「手ぬぐい」「洋服」そのほか何でも材料になるという、「もったいない」を具現化し
たような、エコそのもののような実用を兼ねた趣味で、素晴らしいことです。
大体、古布でも何枚か重ねて縫うと丈夫になり(雑巾がそうですが)、それを美しく、
あるいは身の回りの愛すべきものに変身させるという発想は日本人には昔から
備わっていた美徳の一つですから、膨大なキルト愛好家がいても不思議ではあり
ません。
若い人も「巣籠り」といわれる最近の状況で、ますますキルトフアンが増えるので
はないでしょうか。
当社では入手が難しくなっている古布やビンテージの布地の復刻、オリジナルの
プリント生地を1mから制作できる「デジタルオンデマンドプリントシステム」を導入、
未発表柄2000点を含む数万に及ぶプリント柄の資料をベースに新サイト
「オーダーぷりんと屋」を2月初めに立ち上げるべく準備中です。
お会いしたかった作家のSさんにも超混雑の中、ごあいさつと当社のPRが出来、
出張の目的も果たせました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<ご用とお急ぎでない方へ>
アメリカンキルトについて、ご興味のある方はアメリカ映画「キルトに綴る愛」
(1995)をご覧になるととても参考になります。初々しいウィノナ・ライダー主演、
懐かしやエレン・バーンスタイン、アン・バンクロフト、ジーン・シモンズなど大御所
が脇をかためるハートウォームな映画です。
結婚間近の孫に贈る「キルト」を、数名の人生経験豊富なオバアサンたちが集ま
って毎日おしゃべりしながら針を動かすシーンは、コミニュティの原型を思い起こ
させてくれます。(DVD入手可能)
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たれた催しで、今年で9回目ではないかと思います。いつもはNHKBSでの放映を
見ているのですが、新規ビジネスとの関連もあって見学してきました。
17日(日)のBSでの2時間にわたる中継で、会場の混雑ぶりは見てとれましたが、
入場した18日(月)もかなりの人。そのほとんどが中、高年のご婦人。
会場は中央に展示スペース、米国のアレンタウン美術館(キルトを中心に7千点
のテキスタイルを収集)の特別展示、それに周囲を作品や材料販売のショップが
100店近く取り囲むという、ドーム球場グラウンドほぼ一杯の規模。
キルトづくり、手芸愛好家などのみなさんで、全国各地から、特に教室のグループ
見学者が多いように思われました。それにしても不況と言われる昨今、この
パワーというか、熱いものには圧倒されます。男性は見たところ100人に2人か
3人といったところ。
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キルト(Quilt)とは、表地と裏地の間に薄い綿(わた)を入れ、重ねた状態で指し
縫い(キルティング)したもの。日本では、多色の布を縫い合わせたパッチワーク
キルトが主流。(Wikipedia)
世界各地にいろいろな技法が存在するのですが、よく知られているのはアメリカン
キルト、ハワイアンキルト。アメリカンの方は当然ヨーロピアンキルトから派生した
ものです。
日本のキルトが世界でどのような位置にあるのか詳しく知りませんが、作品を見る
と日本古来の裂布、伝統衣装生地、着物、アイヌのアツシ、藍染などの膨大な染
と織の技術、遺産を誇る国ですから、そのレベルは仕事の精緻さと相まってかなり
のものです。
まだキルト手芸が一般的になって30年ほどではないかと思考しますが、コンテスト
部門はパッチワークキルトの領域を抜け出て、絵画にならぶ芸術作品ともいえる
ものが多くて驚きます。
いずれもTVで紹介された作品ですが、左下の「ハンドメイキング賞」受賞作品は
制作に2年あまりかかったと作者が話されていました。すべて一針、一針ご自身
が手で指していかれたわけですが、気の遠くなるようなお仕事であり、同時に受賞
するにはデザイン(特にコンポジションと配色)も重要な評価となります。すごい!。
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上に掲載した写真(購入した図録より)のような、アートの領域に入る作品とは
別に、一般的には「余り布」「不要になった着物、昔の木綿の野良着」「風呂敷」
「手ぬぐい」「洋服」そのほか何でも材料になるという、「もったいない」を具現化し
たような、エコそのもののような実用を兼ねた趣味で、素晴らしいことです。
大体、古布でも何枚か重ねて縫うと丈夫になり(雑巾がそうですが)、それを美しく、
あるいは身の回りの愛すべきものに変身させるという発想は日本人には昔から
備わっていた美徳の一つですから、膨大なキルト愛好家がいても不思議ではあり
ません。
若い人も「巣籠り」といわれる最近の状況で、ますますキルトフアンが増えるので
はないでしょうか。
当社では入手が難しくなっている古布やビンテージの布地の復刻、オリジナルの
プリント生地を1mから制作できる「デジタルオンデマンドプリントシステム」を導入、
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お会いしたかった作家のSさんにも超混雑の中、ごあいさつと当社のPRが出来、
出張の目的も果たせました。
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(1995)をご覧になるととても参考になります。初々しいウィノナ・ライダー主演、
懐かしやエレン・バーンスタイン、アン・バンクロフト、ジーン・シモンズなど大御所
が脇をかためるハートウォームな映画です。
結婚間近の孫に贈る「キルト」を、数名の人生経験豊富なオバアサンたちが集ま
って毎日おしゃべりしながら針を動かすシーンは、コミニュティの原型を思い起こ
させてくれます。(DVD入手可能)
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2010年01月18日(月)更新
『今度は愛妻家』(映画)
一週間ほど前、話題の映画「沈まぬ太陽」を観ようと思ってましたら、終わってま
した。
映画を観たいという気分の方は「あ、終わったの」ではなんとなくおさまらないもの
で、その日代わりに観たのが『2012』。
そして昨日の日曜日、週刊誌の広告を見て「面白そうだから観にいかない?」と
またカナイに声をかけたのが『今度は愛妻家』。(1月16日よりロードショウ)
珍しく二週続けて映画館へ足を運びました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『2012』は現代版「ノアの方舟」物語ですが、とにかくCGによる映像がすごい。
全編最初から最後まで地震や噴火、大津波からの脱出場面の連続で息もつか
せぬ「どハデ」な娯楽大作。主演のジョン・キューザックもいい中年になりました。
対照的なのが『今度は愛妻家』。(監督は「世界の中心で愛を・・」他の行定 勲)
登場人物も少なく、メロドラマのような青春映画のような雰囲気で、今の時代には
ウケそうな映画です。
チラシにあるコピーを並べれば大体想像がつくでしょう。
「このまま消えないでくれ」
「もう1人で暮らせるね?」
「夫婦には“さよなら”の前に、やらなければならないことがある」
「“今度”なんてない事に僕は気付かなかった」
そして「予想外の展開、号泣のラスト!」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それほど予想外の展開でもありませんでしたし、「号泣」もしませんでしたが、
涙線はゆるみました。
主人公を演ずる豊川悦司も薬師丸ひろ子もなかなか素敵でしたが、脇役が印象
的で、中でもオカマ役をやる石橋蓮司がすばらしい。
今年のいくつかの映画祭で「助演男優賞」(女優賞?)の最有力候補になるので
は、と「素人映画批評家(私)」は思いました。
劇中、繰り返されるのが大好きな井上陽水の「探し物は何ですか」。
この映画の主題歌「赤い目のクラウン」もいいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チラシの裏に、試写会を観た人の「声」がいくつか載ってます。そのうちから。
『長年連れ添った夫婦こそ、お互いの想いを言葉にして伝えることが大切だと思
いました。心が温かくなりました。帰ったら主人に感謝の気持ちを伝えたいです』
(46歳・女性)
『思っている事、感謝している事は生きているうちにちゃんと相手に伝えないと
いけないと思いました。とても良かったです』 (52歳・女性)
そうです。伝えるべきデス。
株式会社横山工藝 横山国男
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した。
映画を観たいという気分の方は「あ、終わったの」ではなんとなくおさまらないもの
で、その日代わりに観たのが『2012』。
そして昨日の日曜日、週刊誌の広告を見て「面白そうだから観にいかない?」と
またカナイに声をかけたのが『今度は愛妻家』。(1月16日よりロードショウ)
珍しく二週続けて映画館へ足を運びました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『2012』は現代版「ノアの方舟」物語ですが、とにかくCGによる映像がすごい。
全編最初から最後まで地震や噴火、大津波からの脱出場面の連続で息もつか
せぬ「どハデ」な娯楽大作。主演のジョン・キューザックもいい中年になりました。
対照的なのが『今度は愛妻家』。(監督は「世界の中心で愛を・・」他の行定 勲)
登場人物も少なく、メロドラマのような青春映画のような雰囲気で、今の時代には
ウケそうな映画です。
チラシにあるコピーを並べれば大体想像がつくでしょう。
「このまま消えないでくれ」
「もう1人で暮らせるね?」
「夫婦には“さよなら”の前に、やらなければならないことがある」
「“今度”なんてない事に僕は気付かなかった」
そして「予想外の展開、号泣のラスト!」。
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それほど予想外の展開でもありませんでしたし、「号泣」もしませんでしたが、
涙線はゆるみました。
主人公を演ずる豊川悦司も薬師丸ひろ子もなかなか素敵でしたが、脇役が印象
的で、中でもオカマ役をやる石橋蓮司がすばらしい。
今年のいくつかの映画祭で「助演男優賞」(女優賞?)の最有力候補になるので
は、と「素人映画批評家(私)」は思いました。
劇中、繰り返されるのが大好きな井上陽水の「探し物は何ですか」。
この映画の主題歌「赤い目のクラウン」もいいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チラシの裏に、試写会を観た人の「声」がいくつか載ってます。そのうちから。
『長年連れ添った夫婦こそ、お互いの想いを言葉にして伝えることが大切だと思
いました。心が温かくなりました。帰ったら主人に感謝の気持ちを伝えたいです』
(46歳・女性)
『思っている事、感謝している事は生きているうちにちゃんと相手に伝えないと
いけないと思いました。とても良かったです』 (52歳・女性)
そうです。伝えるべきデス。
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2010年01月15日(金)更新
悲しき「鶴丸」
帰国のため空港に到着、手続きを終えて「日航機」に搭乗し席に座ると、なにか
もう日本に着いたようなホットした気分になったものです。
心のどこかで「緊張」「身構え」ていた自分・・客室乗務員(CA)のにこやかな応対
に癒されました。ここしばらくのJALの話題は、そんな私にとっては悲しい気分に
させられます。
先日、朝のワイドショウでチラッと見ただけなんですが、キャスターが『話題の
「沈まぬ太陽」という映画、あれは日航がモデルと言われてますが、あの内容は
本当なんですか?』と質問すると、かって社員だったというコメンテーター氏が
『 まあ、8割ぐらいは・・』と答えていました。
続いて『子会社・関連会社など傘下の企業は300社にも及び、利益が出ている
のは1社のみ』とか。・・本当なら信じられません。よく今まで続いてきたなーと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かっての日航のシンボル(ロゴマーク)は「鶴丸」。日本を代表する鳥「丹頂鶴」を
図案化した秀逸なデザイン。「家紋」を連想させる日本人の美意識が感じられて
大好きでした。 動物をモチーフにした企業のシンボルマークとしては最も優れた
ものの一つと思います。
2002年のJAL/JAS統合で、今の「The Arc of the Sun (太陽のアーク)」に
変わりましたが、およそ半世紀の命を終え、全ての尾翼から“鶴丸”が消えた
のは2008年5月。 そういえばかなり最近まで羽田などで見かけました。
「親方“鶴丸”」とばかりにむしられ続けた悲しき“鶴”。
でも今回の日航の破たんは、そっくりそのまま「親方日の丸」の我が国の行く末を
暗示しているようにも思えるのですが・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
再生JALが苦難を乗り越え、力強く離陸していく姿を見たいものです。
下のカレンダーの写真のように。
株式会社横山工藝 横山国男
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もう日本に着いたようなホットした気分になったものです。
心のどこかで「緊張」「身構え」ていた自分・・客室乗務員(CA)のにこやかな応対
に癒されました。ここしばらくのJALの話題は、そんな私にとっては悲しい気分に
させられます。
先日、朝のワイドショウでチラッと見ただけなんですが、キャスターが『話題の
「沈まぬ太陽」という映画、あれは日航がモデルと言われてますが、あの内容は
本当なんですか?』と質問すると、かって社員だったというコメンテーター氏が
『 まあ、8割ぐらいは・・』と答えていました。
続いて『子会社・関連会社など傘下の企業は300社にも及び、利益が出ている
のは1社のみ』とか。・・本当なら信じられません。よく今まで続いてきたなーと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かっての日航のシンボル(ロゴマーク)は「鶴丸」。日本を代表する鳥「丹頂鶴」を
図案化した秀逸なデザイン。「家紋」を連想させる日本人の美意識が感じられて
大好きでした。 動物をモチーフにした企業のシンボルマークとしては最も優れた
ものの一つと思います。
2002年のJAL/JAS統合で、今の「The Arc of the Sun (太陽のアーク)」に
変わりましたが、およそ半世紀の命を終え、全ての尾翼から“鶴丸”が消えた
のは2008年5月。 そういえばかなり最近まで羽田などで見かけました。
「親方“鶴丸”」とばかりにむしられ続けた悲しき“鶴”。
でも今回の日航の破たんは、そっくりそのまま「親方日の丸」の我が国の行く末を
暗示しているようにも思えるのですが・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
再生JALが苦難を乗り越え、力強く離陸していく姿を見たいものです。
下のカレンダーの写真のように。
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