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2010年03月17日(水)更新

「迎えの拍手は昨日までの人気、降りる時の拍手は・・」

3月10日、(株)創の村上社長がこの「社長ブログ」でe製造業の会4月セミナーの
ご案内をされていた。

【持続可能なネットビジネスの研究~もう本物しかいらない~】という垂涎の演題。
村上さんいわく、何だか硬いタイトルでしたが実は・・株式会社サカエヤ「近江牛
ドットコム」、新保さんの爆笑講演会なのです(^^)。 とあります。

これは面白そう(テーマも講師も)と思いましたが、4月9日は予定があってダメ。
残念!。
コメントも見ましたが、最前列に、井寄さん、高嶋さん、古芝さん、治部さんの最強
メンバーを配して(村上)、講師の新保さんにプレッシャーをかける、とか書いてあり
ました。ま、新保さんの勝ちだと思いますが・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人の前で話をするというのは、“一般ピープル”にとってはなかなかの難題です。
私も昨年の7月からロータリークラブの会長を務めていますが、毎週1回1時間
の例会の冒頭、3~5分「会長の時間」というのが与えられ、ショートスピーチを
せねばなりません。未だに少し緊張します。

「会長の挨拶」と言わないのは、お天気の話などはヤメロということ、と先輩パスト
会長から教えられました。任期の6月30日を一日千秋の思いで待っていますが、
それでも人前で話すことの訓練には少しなっているのかも知れません。

しかし、熱い拍手をいただけるようなスピーカーは、話題よりも“話術”、一種の
持って生まれたタレント性だなあ、とあきらめに似た心境になります。

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先日の福井新聞の編集子コラム「越山若水」に面白い記事があって、例会での
ネタにしようか、と思いスクラップしてあります。

一部をご紹介。
『さまざまな機会に聴衆の前に立つことがある。これが案外冷静に一人一人の顔
が見えるものだ。反応はどうかな。成否は最後の拍手ですべてが「精算」される。
▼お婆さんネタの名手だった新作落語の古今亭今輔が名言を残している。
「迎えの拍手は昨日までの人気、降りる時の拍手は今の人気」と。長年高座を守
ってきた師匠らしい▼確か海外に「だれが拍手をしているか分かるまで自慢しては
ならない」という格言もある・・・』(後略)

新保社長、降りる時は、最前列(経営者会報ブログ四天王!?)の誰がどれくらい
拍手したか、しっかり見届けてくださいネ。


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2009年12月08日(火)更新

「悪事千里を走る」

インターネットはすごい発明だと思います。なにしろ「悪事千里を走る」どころか
現代では、あっと言う間に「万里」を走ってしまいます。

グーグルを規制している大国もありますが、まだ全く「情報」が出てこない国もあり
ます。パソコンだけあってもダメということなんでしょう。

ブータンのようにテレビの普及にすら熱心でない国もありますが、「とても幸せ」
と大部分の国民は思っているそうですから、それはそれでいいなと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、いつかは世界中のほとんどの国で「情報発信」が可能になるでしょうし、
たとえば為政者の「悪政」や「弾圧」も世界中の人が知ることになる、これはすごい
ことだと思います。衛星放送が「ベルリンの東西の壁」を突き崩したように、インタ
ーネットはもっと大きな力を発揮するでしょう。

インターネットの功罪はいろいろあるでしょうが、「悪事千里を走る」ことを知れば
無茶苦茶なことは出来ないことになる・・「核の抑止力」より「インターネット抑止力」
の方がはるかに優れていると思うのですが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「悪事千里を走る」ということわざには、前段があることを初めて知りました。
正しくは「好事不出門、悪事行千里」(こうじもんをいでず、あくじせんりをゆく)で
「良い行いはなかなか広まらないが、悪い行いは尾ひれをつけてあっと言う間に
世間に広まる」という意味だそうです。

唐末から北宋の時代に編まれた書物「北夢瑣言(ほくぼうさげん)」に書いてある
そうですが、テクノロジーは進化しても「人間の営み」というのは千年たっても変わ
らないものだなぁと思います。



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2009年11月23日(月)更新

「いま なんつィった?」

娘が「ツイッター」をはじめたようで、我々夫婦の居間にあるPCの「お気に入り」に
登録していったのを見て覗く。・・・「おー、久米さんともツイートしてるんだ」。

なんやかやと不定期ながら3つもブログを書き、その上メルマガやスタッフ日記も
書いているのをみると、ブログ一つで時間喰ってる私などには「お前は千手観音
か?」と思わず言いたくなる。

だがしかし、いずれも背景には「これからのビジネスを何とかしたい!」との意欲
なんだろうと思って「ご苦労さん」と言わずにはいられないが、それにしてももう私
などはついていけない気がします。(ウェブ担当者がブログのリードをツイッターに
自動的にUPしてくれているみたいですが・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

週刊誌ネタで申し訳ありませんが、今日のタイトルは週刊文春、宮藤官九郎さんの
コラム「いま なんつった?」がこの前から「いま なんつィった?」と読めて、自分で
も可笑しかったからですが、140字までの“つぶやき”も、時には長いブログより
鮮度があってなかなかのコミニュケーションツールではあります。

娘には「いよりんさんが、“ついったー”に嵌って四六時中パソコンを覗くようになり
これでは仕事に支障が出るからほどほどにしてる、って書いてたよ」とも言いまし
たが、ともあれすごい勢いで増殖中のように見えます。

しかし、YouTubeのつぎはツイッターか。これから何が飛び出してくるのやら、と
思っていたら、これも週刊現代、日垣 隆さんの連載・メディア考現学「なんなんだ
 この空気は」を読んで思わず吹き出した。

以下引用
『かって、ネット上の仮想空間「セカンドライフ」が日本を、また世界を変えると断じ
ていた方々、お元気ですか。 いまツイッターが日本を変えると断じるブロガーさん
たち、10年後もその断言を誇れますかね。』とあり、続いて『ネット否定系は「イン
ターネットはからっぽの洞窟」(米国1995年刊、邦訳は草思社)あたりから注目
されだした。最近も「インターネットが死ぬ日」(ハヤカワ新書joice)などが出続け
ている。何でも両極端に別れるのだ。』・・・・・

「お元気ですか」には思わず笑ってしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

正直、このような新しい次から次に出てくるツールを軽やかに使いこなしていく若い
人たちがうらやましい。
しかし、スーザン・ボイルには驚いたなあ。最近もサッカー場に登場してた。
インターネットはほんとにすごいと思う戦前生まれのオジ(イ)サンであります。


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2009年09月14日(月)更新

自社サイトレポート→SEO対策ミーティング。

毎月1回、「サイトレポート」を担当者に作成してもらって、検討会をやるようにして
もらってから半年ほど経過しました。

①前月結果(キーワード毎のヤフー、グーグル、MSの順位表示と推移、メルマガ
、オーバーチュア、YouTubeへの動画更新などを評価分析して、今後も継続する
のか、チェンジすべきなのかを検討する)
②傾向と対策(すなわちSEO対策となります)

その他、社長ブログ、店長ブログ、スタッフブログのアクセス推移表も添付して
もらっていますが、ほぼ資料としては完璧に近いと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

関係者5名が参加してミーティングをやっていますが、「資料」をどう活かすか、が
問われるわけで、「会議」をしたことでなにか問題が解決するわけではありません。

「PDCAのDが大事」と口癖のように言っていますが、なかなか成果が出ない部分
もあり、今月から社外の専門家に入ってもらい、アドバイスを受けてはどうかと
考え、今日とりあえずオブザーバーとして出席してもらいました。

私の発案を支持するような事例を担当者が書籍からピックアップしてくれました。

『サイトへの集客を増やしコンバージョン率を上げたい!』~リスティング広告&
LPO~ という項目で、坂本晃一シャディ執行役員が述べておられます。

その中で、~顧客視点であらゆる施策を検討~と題して「・・ウェブ・マーケティング
に携わるスタッフをひとつのチームにまとめ、そこに必要な外部事業者も招きいれ
て、あらゆる情報をシェアしていく・・」という一文がありました。
<参考文献:(宣伝会議Business Books)>
「実践!最新デジタル・マーケティング―ウェブ、モバイル・マーケティングの現在と未来がわかる! 」


どんなにいいプラン(P)でも、実行(D)が伴わなければ意味がありません。
ITの専門家でもあるTさんが、「問題点を厳しく指摘、実行を見届ける」という私の
依頼にどのように応えてくださるのか、しばらく注視していきたいと考えています。

この不況を切り抜けるため、各社ともネットによるマーケット開拓に力を入れて
くるはず。
「顧客視点」に立って、毎日勉強を続けなければ「敗者」となるに違いありません。



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2009年07月31日(金)更新

全従業員が書く一行日記→「社内回覧板」

ほとんど毎日愛読しているブログの一つに、中国株、起業、おしゃれなどその道の
ブロガーが集まっている邱永漢(Qさん)主宰の「もしもしQさんQさんよ」があります。
お読みになっておられる方も多いかも知れません。
前回第3428回「本を読む時間はプラスの時間です」も思わず膝を打つ記事です。

Qさんは昔からのフアンです。書斎で「世界経済」をどうのこうの言う評論家と違い、
自分のお金を投じていろいろと事業をやり、80歳半ばのお歳で相変わらず旺盛
な好奇心でアジアを中心に世界を飛び回っておられます。
何度もピンチがあり、ご本人は1勝9敗だともおっしゃっていますが、リスクの取り方
もしっかりしていらっしゃるので今日があるのでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「もしQ・・」の中で、昨年の10月から、マナー講師の西出博子さんが、「礼儀正し
い人が出世します
」というコラムを連載されており、これはいい、と思ってコピーを
とり、社内に回覧することにしました。(毎週火・木・土、第1回2008・10・21の
「マナーとはなんですか」~2009・7・30「お願いの仕方一つでその後は変わり
ます」まで112回)。

私はあまり「朝礼」をしません。必要な時はパートさんもいる午後1時に「昼礼」を
することはあります。(現場では毎朝作業打ち合わせはやっていますが)
大体社長の話を本当に真剣に聞いているのか、18人ほどの目をみていると分か
るものです。皆それぞれこれからの今日の自分の仕事の方に頭がいっているとか、
家庭の心配ごとを考えている人もいるかも知れません。

社長の20分の話が伝わらないと18名で360分が無駄になります。(極端ですが。
しかしパートさん一人が休んだことと同じです)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それで「社内回覧板」を使うことにしました。これだと手が空いたとき自分のペース
で読めるし、パソコンをズッと使っている人には息抜きにもなり、目にもよいと。
(「経営者会報ブログ」の面白い記事も時々コピーして挟みます。)

回覧板といえば・・向こう三軒両隣、なつかしい

しばらくして、西出さんのマナーの記事が「とても役立っています」という声が出まし
た。知らなかったこと、疑問だったことが「ああ、そういうことだったの」。
もちろん私とて例外ではありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それでいいことを思いつきました。全員の「回覧順」だけを本文の横にプリントして
いたのを、一枚表紙をつけて「一行25字程度の感想→日記」を書いてもらうよう
にしたのです。

「アノ気難しい職人さんのような人は何も書かず、次へ回すんでは」と想像していま
したが、ナント全員毎回「一行日記」を書いているのです。最後は私の所へ戻って
きますので私が読んで次の回のコラムの下に挟んでおきますので、全員が前回
のみんなの「一行日記」を読むことになります。(私がちょっとしたコメントを欄外に
書くこともあります)。

「無口な人、シャイな人だと思っていたのは大いなるカン違いだった!」、
「それはちょっと違うんでないかい」・・新発見の毎日です。

しかしこういう「社内コミニュケーションのやり方」もありだな、と最近ニンマリして
います。社員同志の間にも同じような効果が出てきたように思います。

『 他人が読みます。字は大きく濃く書きましょう。シャーペンは学生が使うもの、
FAXの文字がうすいと読みにくいし、大きなトラブルになる場合があります。
自分の好き嫌いでなく、相手の立場で考えるのがマナーではないでしょうか』

『 字を書くことが苦にならないようになれば、そのうち離れている家族に手紙や
ハガキを書いてみたくなるかも知れませんよ 』
・・・・最近の私のコメントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「字を書く」機会が減っていると思われないでしょうか。
朝新聞を読む、会社に行く、パソコンでのメールのやりとり、あるいは現場で作業、
帰宅して一杯飲んで、テレビ見て寝る、の人も多くなっている気がします。

短い文章に言いたいことを凝縮する・・いい訓練になると思っているのは社長の私
だけではない、と信じたい。


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2009年07月11日(土)更新

ブログ「できる男は、機内で毎日新聞を読む」・・その心は。

前回、「日経新聞」について、明大生のご質問に答えた私のブログを読んだ当社
ウェブマスターの「よしくまクン」が、こんな記事もありますョとコメントをくれました。

「できる男は、機内で毎日新聞を読む」(Business Media 誠=中村修治さんの
記事)

“飛行機に乗ったとき、キャビンアテンダントに『日経新聞をください』と頼んでは
いないだろうか。もし「できるビジネスパーソン」を演じているつもりであれば、止め
た方がよい。 その理由は・・・・? 
” 
とリードがあって思わず読んでしまったのですが・・。

他にも深読みのサービスについての記事が書かれていて、なかなか面白いので
すが、なんで「毎日新聞」なの?という理由も少し悲しいのです。
しかし身体で「毎日新聞」を選んでしまう。そこが「かっこいい=用の美」なんだそう
です。

よしくまクン、面白い記事の紹介アリガトウ。


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2009年07月08日(水)更新

【一問百答】最近「日経本紙」をまた購読しても、と思う理由。

<ご質問>------------------------

就職活動をきっかけに日経新聞を読むようになったのですが、
「みんな読んでいるから」ぐらいの気持ちで読んでいるので、
目的を持って読めるようになりたいと思っています。

経営者のみなさまは、どのようなところに注目して読んでいますか?
また、何分くらい時間をかけて読んでいますか?
そもそも、読む必要があるのでしょうか?

教えていただけたら幸いです。

             (明治大学商学部 小室翔吾さん)


<私の考え>
就活で「日経」を読んでおくことは悪いことではないと思います。内外の経済に関す
る現状や経済用語に疎い、というのはほめられたことではないでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

バブルが終わって間もないころ、東京出張の際、朝、満員電車のサラリーマンが、
新聞を小さく折りたたんで、そのほとんどが「日経」を読んでいるのをみて購読を
やめました。

会議や商談で「経済ニュース」を読んでいないと不都合があるのかもしれませんが、
少なくとも私の仕事、立場ではあまり関係がないということと、第一日本の多くの
経営者、サラリーマンのほとんどが毎朝同じ情報に接し、悪くすると「書いてある事
全てを真実と思いこむ・・ミスリードを生む弊害」の方がよほど大きいと考えたから
です。  「大本営発表」という教訓があるじゃないですか。

別件ですが、全国紙「A紙」を止めたのもその頃です。中学生の次女の担任が
クラスの男子に「体罰をした」という執拗な報道が地方面で繰り返されました、
私は直接次女から報道にあるようなおおげさなものではない、クラスでもこの報道
にみんな怒っている、と聞きましたのでA紙の支局に投書をしました。

しかし、私の他にも支局に苦情を言った人が何名かいたはずですが、投書などは
無視され、やがて全国版にも載るようになったのです。
私は抗議のつもりで購読を止めましたが、その後この件の顛末を聞いたところに
よると、かなり記者の個人的資質に関係していたようです。人の一生を左右します
し、怖いことです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このご質問には、この前に教育基礎研究所の中川さんが、新聞、新聞社の現状を
お書きになっているので繰り返しませんが、米国でも新聞社の倒産、記者の大量
失業が現実のものとなっているようです。

「日経」の記事を読むことも大事ですが、マスコミの雄として君臨してきた新聞が
なぜ今苦境にあるのか、をしっかり勉強されるのも大変重要だと考えます。
これからの就職、企業の興亡、意義ある社会人生活と無関係ではないはずです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それでも私、最近もう一度「日本経済新聞」を購読しようかな、と思っています。
その理由は経済でなく、あの美術、学芸欄の充実です。ホテルなどでまずこの面を
一番に読んでしまいます。



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2009年06月29日(月)更新

「お気に召すまま」・・いよりんさんの出版記念パーティー

いやあ聞きしに勝るというか、いよりんさんのパワーに圧倒された一夜でした。
27日(土)の夕刻から大阪堂島ホテルでの“いよりん”こと井寄奈美さんの第1作
『小さな会社の「トクする」人の雇い方・給料の払い方』の出版記念パーティーに
出させてもらいました。

井寄さんの記念すべき第一作  大阪を元気にする笑顔

アウエーとも言える先月の東京での記念パーティーはどんな様子だったのか知り
ませんが、ホームである水都大阪で126名が出席したこの夜は文字通り「水を得た
魚のように」会場内を泳ぎ回り、あちこちで爆笑、記念写真のフラッシュが飛び交い、
おまけに生バンドで歌ってサービス精神あふれた主役を演じられました。

まだこの業界(社労士)8年とのことですが、ご本人のキャラクターに魅かれて同業
、異業の多士済済がお集まりでした。

その中「経営者会報ブログ仲間」ということで、司会の(株)創の村上さんが壇上に
呼びあげたのは、古芝(枚岡合金工具)、高島(三元ラセン管工業)、庄山(コクホー)
、寺田(京都工芸)、新保(サカエヤ)、浜野(レーザーテック)、治部(治部電機)、
それに東京からの守重(インパック)、(順不同・敬称略)さらに福井からの私を含
めてさながら「いよりん親衛隊」。
以前に事務局が「西高東低」かな、とおっしゃっていましたが、その台風の目は
いよりんさんだな、とあらためて思いました。

「なにわの社労士」いよりんさんとその仲間力で、日本の元気は大阪から取り戻し
たいですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「名刺を一番多く交換した人、優勝はこの堂島ホテルペア宿泊券ですからね」との
いよりんさんの掛け声で、おいしい料理もワインもそっちのけ・・チャンとビジネス
チャンスも作ってくださるご配慮に感謝。
今、力を入れているインクジェットプリントのインテリアクロスにとても興味をもって
くださった方にもお会いできたという、私にとって嬉しい場面もありました。

私はいよりんさんは勿論、ブロガーの皆さんとも全て初対面ですが、ちっとも初め
てお会いする気がしないのは何故?「ブログの効用」を思い知らされた一夜でした。
親衛隊長庄山さんはじめ皆さんありがとうございました。これからもよろしく。

ご本人が「あと、300部売れれば“増刷”がかかると実業出版から言われてます。
皆さん必ず今夜本を買って帰ること」・・ ハイハイということでさらに2冊を購入
 して飛び回っているいよりんさんを捕まえてサインをお願いしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いよりんさんは関西学院大学文学部のご卒業とは知っていましたが、先日コメント
のやりとりで「シェイクスピア専攻」と初めて知りました。
道理であの格調高い(時々?)ブログの謎が解けました。今回の処女出版もカタイ
テーマをまずなにより面白く読ませるのに長けていらっしゃるのはその辺にもある
のではと。きっと次回作以降もベストセラーになること保障します。

シェイクスピアについてはローレンス・オリビエ卿の名画「ヘンリー5世」ぐらいしか
知りませんが、先日たまたま生誕の地ストラトフォード・アポン・エイヴォンを訪れた
際、スーヴェニール・ショップで買ったネクタイがこれ。

シェイクスピアの代表作の名前がプリントされたネクタイ  ウイリアム・シェイクスピアの肖像

『 As you like it 』(お気に召すまま)・・ A midsummer night's dream,
Macbeth,Hamlet,King Richard 2などなどタイトルがプリントされています。

いよりんさんに会うならこれでいかなくちゃ、と思って締めて行きました。
「あら、ホント!」・・いよりんさん興味深そうでしたが、こんなに売れっ子になると
念願だというストラトフォード・アポン・エイヴォン行きは当分お預けかも知れませんね。





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2009年05月21日(木)更新

地道に商売繁盛のためにブログを書く

今日のブログが300回目。
久米さんに勧められて登録はしたものの、4か月ほどグズグズしていてなかなか
スタートできず、ようやく1回目を書いたのが’06年の8月、その後毎月5~6回
といった調子でした。もうすぐ石の上にも3年というわけです。

「なんのためにブログを書くのか」「ブログに何を書いたらいいのか」というのは
割合多くの人が悩むような気がします。ひとに勧められて始める場合ならなおさら
でしょう。

それでも総訪問者数を回数で割れば今は一回で100名を超す方に読んで頂いて
いる勘定になるので、励みにもなるけれど「こんなんでいいのかしらん」という不安
も常にあります。第一お顔が浮かぶのは20名ほどの方ですから。

カテゴリーは事務局設定のままやっていますが、ご自身で新たに設定している方も
おられるんですね。
ときどき設定のカテゴリーにはちょっとあてはまらない話題もありますが、それほど
こだわらずにきました。これからは自分のカラーを出せるカテゴリーを作るのも
いいと思ってます。

「経営者会報・社長ブログ」という統一したタイトルがあり、事務局もおかれていて、
いい意味できちんと管理されていますので、何でも無責任に書き散らしていい
というわけにはいかんだろうと自分では考えています。

どちらかといえば政治には無関心な方ですが(というよりあきれているので)、
本当は経営者なら「政治」に無関心であってよいはずがありません。
カテゴリーに「政治・社会」はありませんが、関連記事を書きたければ別に制限を
うけているわけではないのでしょうから、私は了としています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最も収穫だったと思えるのは、高齢者の仲間入りの年齢で否応なくICT時代の
何たるか、を身をもって体験できたことでしょうか。
10数年前まで大企業にお勤めで、今はリタイアされている方の中にパソコンをどう
しても習得しなくてはならなかった立場の人は、パソコンをマスターしブログなども
書かれている人がいますが、大体都会の方が多いように思います。

私の周辺でブログを書いておられる同年齢の人は非常に少ないのです。
これからの人生を考えると、インターネットやメールを使い、ブログなどで伝えたい
ことを書くのは、とても生活を豊かに便利にするであろうことは疑いない、と思って
いるのでちょっと残念。

ブログはビジネスに役立つ、役立たせるという点も効果があると思います。
今は社内のスタッフも書くように指導していますが、毎月の分析ではっきりと効果
があらわれています。近いうちにグラフなどを掲載してこの件について書こうと
考えています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もし私の会社に何か仕事を依頼する、あるいは何かを買うといった場合に何が
一番心配か、といったお客様の視点から見ると、経営者の人柄や価値観などは
大事な要素の一つだと考えています。この3年間の私のブログの主目的でした。

ネット社会は進んでいますが、それだけ問題も複雑化しています。こういう時代
であるからこそ、地道に経営者の人となりを知ってもらうにはブログは有効な
ツールにちがいありません。

短いようでそれなりの3年。馬脚はとうに現れているはずで恥ずかしくもあります
が、これからも試行錯誤しながら、後継者の邪魔をしないブログを書きついで、
少しは「商売繁盛」につなげていけたら、というのが300回目の心境です。


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2009年05月07日(木)更新

国際電信電話いまむかし・・①電話

居間でカナイの声がするので誰と電話をしているのかと思ったらパソコン(PC)に
向かってしゃべっています。
先日、会社のウェブマスターのK君にスカイプ(SKYPE)を設定してもらい、カメラも
つけてもらったのでシカゴにいる次女と顔を見ながら「マスクはあるの?タミフル
送ってあげようか」なんてやっています。

一瞬、「何をのんびりと話しているのか」と焦った気持になったのにはワケがありま
す。「国際電話は金がかかる」というトラウマがあるからですが、それは遠い昔の話。
スカイプはほとんどお金がかからないシステムと聞いていたのに・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

東京オリンピック(1964年)のころ、私は商社の横浜支店でサラリーマンをやって
いました。国内にも多くの支店がありましたが、大阪本社、東京支社、神戸そして
横浜支店は輸出入業務で海外の支店との取引が多く、特にニューヨーク支店は
北米向け絹織物輸出先である大きなバイヤーの窓口でした。

1ドルはまだ360円の固定制度時代。国際電話は電話局に「通話申込」をして
順番を待つ、すなわち混んでいればいつ繋がるかわからないので申込者は電話
のそばを離れられない、といったそういう時代でした。

『ニューヨーク繋がりました』と社内交換手の呼び出し(そのころはちょっとした社員
数があるところでは、電話局を退職したようなオバサンが別室の「交換台」という機
械の前に座って、かかってきた電話をそれぞれの担当者へ繋いでいたのです)が
あると、部長や担当者などが電話のところに走ります。

なぜ走るかといえば、「通話料金」が目ん玉が飛び出るくらい高いからです。
「テレックス」はもう設置されていましたから、時差もあるので電話は緊急の用件か
こじれたクレームの話です。

皆「お金がかかる」という頭がありますから、要件をメモしていても早口になるし、
時には日頃落ち着いている部長が噛んだりしますので、今考えるとユーモラスな
風景ではありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今、思い出しましたが、ガールフレンドからかかってくる電話は「交換手オバサン」
にしっかり聞かれていました。ある時、なにかの冗談を言ったら「フッ、フ、フ」という
オバサンの声が入りビックリ。そのことを隣の女子社員に話すと「アラ、知らな
 かったの?」と言われガックリ。
「個人情報」なんて言葉すらなかった「三丁目の夕日」のころのお話。

思えば「スゴイ時代」になったものです。
もう一つの「テレックス」(あの長ーい穴開きテープ「穿孔テープ」)にまつわる思い出
については後日書いてみたい、と思います。


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「知るは喜び、調べるは楽しみ、分かるは感動、学ぶは一生」とか。高齢者の仲間入りの年齢ですが、仕事でも趣味でもICT時代の恩恵に感謝しています。趣味・・本好き、水彩画、ゴルフ('05までJGA委員、現在中部ゴルフ連盟ジュニア育成委員ほか。エポック・・還暦のアルバトロス、'06...

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