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2011年01月19日(水)更新

「ウィーン・モーツアルト・オーケストラ」

メセナに力を入れておられる地元上場企業のK社長様から、今年も「ニュー
イヤーコンサート」のチケットをいただいた。
「ウィーン・モーツアルト・オーケストラ」公演【16日(日)県立音楽堂
大ホール】。折からの寒波と降雪にもかかわらず満席でした。

モーツアルトの名を冠し、オフシーズンは世界各地へ演奏旅行に出かける
オーケストラ・・・かつらをつけ、当時の扮装(このようにカラフルだった
のかどうか知りませんが)宮廷での演奏に似たスタイルも「楽しさ」に一役
かっているのでしょう。

亡くなって200年以上も経つのに、世界中の老若男女に親しまれ、魅了し
てやまないモーツアルト。今年はショパンの生誕200年だそうですが、
宇宙へ人が行く時代でも人の「琴線」というのはそんなに変わっていない
ということでしょうか。

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あるブログで読んだのですが、モーツアルトの音楽というのは、本来精神分
裂気味で狂気が内在しているのを、後年ののんきな受容者がロマン主義的
英雄化によって徹底的に変造した(『カラヤンがクラシックを殺した』
著者宮下誠)とか、かの小林秀雄は『モーツアルト』の中で、モーツアルト
の音楽に悲しき疾走を見た、とか述べていて「暗い」とか「狂気」を挙げて
いるようです。

確かに映画「アマデウス」をご覧になった方は同意される部分もあるでしょ
うが(私もその一人ですが)、日頃は「明るい」「軽快」「リラックス」等
しか感じられないので、そんなに深刻にモーツアルトを聴いたことはあり
ません。一部の交響曲を除いてポピュラーな「アイネ・クライネ・・」や
喜遊曲と訳される「ディベルティメント」にそんな「暗黒や狂気」の匂い
を感じたりはしません。

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コンサートの演目は、歌劇「フィガロの結婚」から5曲、交響曲「ジュピタ
ー」の第一楽章、後半は歌劇「ドン・ジョバンニ」「魔笛」から6曲、
いずれも歌唱にイザベル・ブリングマン(ソプラノ)、ゲオルグ・レーナー
(バリトン)が加わって、特にソプラノは本場オペラ歌手の肉声をまじかに
聴く機会は地方では少ないので本当に感動しました。

司会の假屋崎省吾(華道家)さんが、終盤、交響曲第40番の第一楽章の
演奏中に、ステージ中央でシンビジュームを生けるというパフォーマンス
をされたのは音楽会では珍しい光景で楽しめました。

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寒さの中、除雪や私的な用事が重なってブログ更新もままならず、すっか
り疲労困憊気味のところ大好きなモーツアルトが聴けた(見られた?)のは
心身ともにリフレッシュしたような一日でした。
K社長様、ありがとうございました。

パンフレット表紙 プロフィール見開き
写真<パンフ表紙>       <プロフィール見開き>


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