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2009年05月04日(月)更新

ミニクラス会

昨日3日は、中学の同級生10人によるミニクラス会のようなものがあり、近くの
ホテルの中華レストランで昼食。

女性7名男性3名が急な連絡で集まったのは、札幌から法事のために久しぶりに
帰省したOさん(女性)のために開かれたものです。

もうみんないい歳です。卒業して半世紀以上になるわけですから当たり前ですが、
男性3名はそれぞれ事業を後継者に譲ろうという話題、女性は孫の話と、毎日の
過ごし方、他の級友の消息とこういう会の定番の話題になります。

私たちが過ごした中学時代は「戦後」という感覚の残滓がまだありました。
物のない時代、大半の家庭は裕福ではありませんでしたから、いかに貧乏だった
か、という自慢話(?)も出てきて大笑いしますが、それだけ結束が固いようにも
思えるし、またその後の豊かな生活を手に出来たことへの感謝も持ち合わせてい
ると思います。

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Nさん(女性)は、お父さんがフィリピンで戦死、当然顔も覚えていない、写真で
知っているだけだったそうですが、この3月に姉妹3人で生まれて初めてパスポー
トをとり、訪問のツアーに参加してフィリピンに行ってきたの、という話をしました。

それまで現実味のなかった「父」が、彼の地で一気に現実性を帯びて、涙が止ま
らなかった、姉妹3人で大泣きしたあと、ものすごくすっきりしたんだそうです。
意識してなかったけど、どこかで「父」に会いたい、「お父さん」って呼んでみたかっ
たとズーッと心のどこかに60年以上も潜在していたんだなあ、と思いました。

Nさんは2年ほど前まで、20歳のころからの「保母」さんの仕事を続け、今は嫁い
だ農家の仕事に汗を流す毎日とのこと。
これがものすごく新鮮で、野菜や花のことを嬉しそうにしゃべり、それまでできなか
った地域のお世話も楽しくやっているとのこと。

こういう年齢になると、やはりよく言われるように女性の方が「生き甲斐」を見つけ
るのが上手だし、いきいきしているような気があらためてしたミニクラス会でした。



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