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2008年09月12日(金)更新

「日本女子プロゴルフ選手権大会」初日を観に行ってきました。

パンフレット 表紙

「第41回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」11日から4日間ー
片山津GCの初日を、昨日観戦に行ってきました。

快晴で気温28度、初秋の片山津GCは、美しい松林を吹き抜ける日本海から
の微風の中、国内屈指の難コースに、131名が今年の「女子プロ日本一」を
決める熱い戦いを繰り広げています。

片山津は90ホール(18ホールコースが5つ)という、関西以西では横綱格の
歴史あるゴルフ場ですが、中でも「白山コース」は、名アマチュアプレーヤー
だった佐藤儀一(広野GC)が設計した、松と深いアリソンバンカーに囲まれた
小さな高い砲台グリーンが、プロ、アマを問わず、技量だけではなくゴルフが
知的ゲームであることを思い知らされる名コースです。(ゴルフ好きの方には
ぜひ挑戦をおすすめします)。

4年前には男子の日本一を決める「日本オープン」も開催されましたが、4日間
で確か2アンダーしか出させなかった(優勝谷口徹)ことは、当時主催者である
「日本ゴルフ協会(JGA)」の委員として、またメンバーとして私のゴルフ人生の
エポック的出来事として永く思い出に残ると思っています。

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ご縁があって、藤田幸希プロの福井後援会を結成したのが昨年の4月。家族
同志お付き合いのあるTさんの呼びかけで、お揃いのターコイズ色のTシャツ
を着た30人ばかりの応援団が熱心に各ホールをついて歩かれたようですが、
私は所用で昼には会社へ戻らねばならなかったし、ひざの具合が悪いカナイ
もいたので、7、8、9の3ホールが見渡せる松の下のラフに腰を下ろして観戦。

初日のペアリングには、福井出身の親友の娘さん山岸陽子さん(1勝)が同組
なので楽しさも倍加しました。陽子さんもすっかり中堅プロの風格になりましたが、
15年ほど前、プロ合格のお祝いのコンペで挨拶した初々しい「元気ハツラツ娘」
を思い出し感慨深いものがありました。


会場では、懐かしい人にも何人かお会いしました。ホール間を移動しているとき
「あら、横山さん」と声がしたのは、奈良の杉本真美プロ。
樋口会長の米国遠征時代とは少しあとになりますが、岡本綾子全盛時代、
小柄ながら「ヨーロッパツアー」で単身戦っていた海外遠征組の草分けのお一人。
早くも5年ほど経ちますが、セント・アンドルースなど10日間スコットランドを案内
してくださいました。相変わらずチャーミングで元気いっぱいの笑顔。
このあと午後の部のスタート係のお役目があるので、とテントの中へ。

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今朝、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)のホームページで、昨日のスコアを確認
すると、トップは実力者、今最も強いと思われる、韓国の辛?周(シンヒョンジュ)
選手。一押しのプロ根性を持つ上田桃子選手が2位。(カナイが会場でTさんから
桃子さんのお母さんを紹介されたそうですが、選手の家族も多く一生懸命です)。
多くの若い男性フアンを引き連れていた、人気急上昇の原江里菜選手が3位と
なっていますが、あの「白山」を5アンダーで回る辛さんには驚かされます。


我々注目のお二人、藤田、山岸両プロは仲良く4オーバーで49位タイ。
先週の「ゴルフ5レディス」で3勝目を挙げた藤田幸希さんは、前日からの突然の
蕁麻疹(ジンマシン)で、指などが腫れて体調がよくないとのTさん情報。
優勝すると、スポンサー筋そのほかいろいろと行事があり、まして夏をすぎたあたり
から疲れがドッと出る時期ですので、胃腸にも気をつける必要があります。
ただゴルフはどこか不自由な部分があっても、それを意識して無理のないスイ
ング、頭脳的戦略で勝利をつかんだ例も多いのです。

超難関コース「白山」は無理をしないことが勝利への近道と私は思っていますので
まだまだ期待しています。


横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/

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