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2007年10月13日(土)更新

雨中のジュニアゴルファーたちに感動

年二回春と秋に開催しているクラブ主催の「ジュニアゴルフ大会」も8回目になり
ましたが、8日(体育の日)は初めての雨で、責任者の私は前夜から本当にやき
もきしました。

まだ薄暗い中、家を出てクラブに向かいましたが、途中雨は止まず、中止すべき
かどうか思案しながらクラブハウスに入りました。驚いたことにもう数名の保護者
の方とレインウエアを着た子供たちがいます。

そのうち、指導をお願いしていた委員の方も次々と見えられ、「すごい雨ですね、
今日は午前中は止まないらしいですよ」と言いながら、それでも何方も「中止した
らどうですか」とも仰らないし、着替えにロッカーへ向かわれます。

ゴルフは天候に関係なく、というよりいろいろな障害の中で工夫してプレーする
とは言え、小学校の低学年の子もいて、事故や怪我が主催するものには一番
気になるところ、ずぶ濡れになって「風邪」をひいたら、などとも考えてしまいます。

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担当理事やクラブの先生と協議し、様子を見ながら途中まででもやることに。
小学1年生から高校3年生まで2名の欠席を除いて、42名の子供たちがスタート
していきました。今回から保護者のコースへの立ち入りを禁止したので、お父さん
やお母さんが心配しているのでは、とロビーを覗くと意外にそうでもなく、テレビ
などをみて談笑しています。同伴している委員に任せている、ということでしょう。

最後の組がスタートして1時間ほど過ぎてから、雨はさらに強くなり、雷注意報ま
で出そうな感じ。携帯で各組の委員、クラブの巡視員に聞きますと、寒さも加わり、
震えている子もいるとのこと。
「小中学生は中止させて戻ってください」と指令して、保護者の方に「上がったら
すぐ入浴させてください」とお願いしました。

ところが、「あと少しだから子どもたちがやらせてくれと言っています」と委員から
の報告があり、それでは各組の委員さんの判断に任せます、という指令に変え、
最終的に全ての小中学生の子どもたちがハーフの競技を終えて上がってきまし
た。(高校生は18ホール完走)

皆濡れねずみのようになりながら、それでも元気にスコア提出のテーブルに来て、
「空振りしちゃった」「パットしても全然ボールが転がらないんだよ」とかにぎやか
におしゃべり。「さー早くお風呂、お風呂」と促しましたが、本当に子どもたちは
雨中のサバイバルゲームさながらを楽しんだようです。

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<NPO法人日本ジュニアゴルファー育成協議会(JGC)の活動理念>の一部を
ご紹介します。

「生きる力と高い価値観を持ったジュニアを育てよう」
(略)子どもたちが身に着けなければならないことは、勉強の能力、運動能力だけ
ではありません。将来、健全で豊かな充実した社会生活をおくるための「あたりま
えだけどとても大切なよい習慣」を身に着ける「ライフスキル=ソーシャルスキル」
が必要なのです。これまでの道徳とか社会規範といったものを盲目的に子ども
たちに押し付け、型にはめ、無理やり適応させることが正しいとは限りません。
子どもたち自身で、自分たちの新時代にふさわしい道徳・社会規範を築き上げて
いくための「生きる力=社会力の育成」と「高い価値観の創造」を学ぶために、
今われわれ大人がサポートすべきだと考えています。
ルールやマナーを第一とするゴルフは、まさにそのライフスキルを学ぶために
最適なスポーツなのです。(HPより引用)

バッグを担ぐのもまだまだ 育成委員用パーカー・キャップ
キャディバッグもまだ重いね。          育成委員用にパーカーと
                            キャップも作りました。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/
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