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2011年03月22日(火)更新

私が考える「プロフエッショナルの条件」

ブログ事務局の田中さんから、経営者が考える「プロフエッショナルの
条件」とはどんなものか、という質問がありました。(第230弾)
最近は事業承継のことも念頭にあるので時々そういうことも考えることが
あります。

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一つはプロというのは、「完成形」がイメージできなければならない、と
いうこと。そのためには「想像力・創造力」が必要ですが、過去にどれだけ
の知識や経験を積み重ねてきたか、という「引き出し」の多さもベースに
なると思います。

プロの経営者であるなら、意識する、しないにかかわらず次のような思考を
ある時は素早く、ある時はじっくり実行しているのではないかと。

1)案件・懸案・事象・状況などを正しく「理解」する
2)狭雑物をとりのぞき理解できたと思ったら、次にやるべきこと、求め
 られていることをきちんと「判断」する
3)「決断」する
4)「実行」する

「完成形」といっても商品・製品のような形あるものだけでなく、ビジネス
モデルやサービス形態なども含まれますが、「お客の求めに応え最高の
パフォーマンス」を常に考えている、すなわち「(それも美しい)完成形」
をイメージしている一例として、プロサッカー選手なども挙げられると思い
ます。この場合は、上記4つの思考と行動が瞬時に行われる時が多い。

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500回を機にブログを休止したいと思っていますが、改めて「経営者」
「社長」とは、と考えてみれば

         組織の経営に責任を持つ者   

という単純明快なものでしょう。

小企業の社長というのは、日々小さなことから大きなことまで「意思決定」
の連続で、しかも間違えたくありません。また間違えた場合は素直に認め
る勇気を持ち、元へ戻ってこの4つ
   「理解する・判断する・決断する・実行する」
を繰り返していくほかに方法はないと自分流ですがそう考えています。


株式会社 横山工藝
横山国男
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