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2010年08月11日(水)更新

東京出張。「オルセー美術館ポスト印象派展」も覗く。

先週末は久米繊維さん他を訪問し、情報交換、今後の取り組みなどを
スタッフの皆さんとお話させてもらいました。

墨田区の新タワー「東京スカイツリー」もかなり工事が進捗してその威容
に圧倒されます。

この21世紀の建築技術、テクノロジーの粋のタワーのおひざ元には、
お相撲や葛飾北斎、数々の江戸の職人仕事がまだまだ健在で、とても面白
い地域として脚光を浴びることになるでしょう。
東京は輝きを失ってはいないなあ、とうらやましく思えます。

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翌日の土曜日、会期が残り少なくなった「オルセー美術館展2010-
ポスト印象派」を観るため、乃木坂の「新国立美術館」へ。

初めて見るこの美術館、どこかで見たようなと思ったら福井市美術館と
そっくり(スケールは違いますが)。
それもそのはず、設計は共に黒川紀章さん。

新国立美術館 新国立美術館
<新国立美術館と右は別館>

福井市美術館 福井市美術館
<福井市美術館 >

ガラスと曲線を多用した造形。

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オルセーの改修期間を利用して持ってきたポスト印象派の作品115点。
美術史上の「ポスト印象派」について不案内の私やカナイには、やはり
なじみのある作家・作品の前での時間が長くなります。

モネ(5点)、点描といえばスーラ(11点)、大好きなセザンヌ(8点)、
ゴッホが7点、ゴーギャン8点などいずれも観ごたえがありました。
なぜか魅かれるロートレックも3点あり、いい展覧会でした。

中でもゴッホの「アルルのゴッホの寝室」は、ゴッホの当時のおかれた複雑
な状況が見て取れ好きな作品ですが、実は複数制作され他の美術館や個人で
の収蔵があることも初めて知りました。

ゴッホ「アルルのゴッホの寝室」1889年
写真<ゴッホ「アルルのゴッホの寝室」1889年>

もう10年以上も前、オルセー美術館へ行ったことがありますが、そこで
見たのか全集でみたのかすら記憶があいまいになっている作品も多くて
情けないですが、特に今回強い印象だったのはアンリ・ルソーの「蛇使い
の女」(図録表紙)「戦争」の2点。

ルソー「蛇使いの女」1907年 ルソー「戦争」1894年頃
写真 <ルソー「蛇使いの女」1907年> <ルソー「戦争」1894年頃>

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私もそうですが、日本人は「印象派」が好きだと思います。
作品の写真はいずれも公式図録から。会期は8月16日まで


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