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2010年07月13日(火)更新

「音楽の泉」(NHKラジオ)

私と音楽の出会いで思いだされるのは、昭和30年代、中学生の頃のNHK
ラジオ「音楽の泉」と公会堂での生演奏「労音」です。

「音楽の泉」は、今でも続いているようですが、日曜の朝、初代堀内敬三
さんの解説で、その声と語り口は、50年も経っているのに今でもはっきり
覚えています。2代目の村田武雄さんは30年近く担当されたようですが、
かすかに記憶があります。もう私は社会人となり、テレビを見る方が多く
なったので印象がうすいのだろうと思われます。

生演奏鑑賞の方は、当時「労音」(勤労者音楽協議会)が活発で、服飾学院
へ行っていた姉に頼んで時々チケットを買ってもらっていました。
資料を見ると、'60年代半ばの最盛期には、全国に192もの地域組織が
存在し、60万人もの会員がいたようですが、その後急速に衰退した、と
あります。

その理由は中・高生だった私には分かるはずもありませんが、家庭で手軽
にレコードプレーヤーで音楽(クラシックやポピュラー)が楽しめるよう
になったこと、「労音」がやや政治的な色彩を帯びていたからでは、と
勝手に想像しています。

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現在から振り返ると、質的にも量的にもきわめて素朴なものだったと思い
ますが、多感な年齢の少年には「音楽の泉」も、市の公会堂で聴く「労音」
のコンサートもみずみずしい「文化」そのものだったような気がします。

大した音質でもないラジオから、堀内敬三さんの解説でモーツアルトや
バッハ、ベートーベンなどなど軽い興奮の中、夢中で聴いていました。
公会堂では、オペラ「蝶々夫人」や数々のクラシックコンサート、ダーク・
ダックスなどのポピュラーまで、プログラムが懐かしく思い出されます。

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先日、ワインの「オーパスワン」他、カリフォルニアワインを楽しむ、と
いう催しがありました。友人たちと出かけたのですが、「オーパスワン」
とは、クラシックで"作品番号1”という意味だということが、パンフで
わかりました。
そういえば、堀内さんの声で楽曲名の後に「オーパス○○」と言っていた
なあ、と思いだした次第。

同様にモーツアルトの曲には、必ず「ケッヘル○番」という、番号を言い
ますが、これはケッヘルという人が、モーツアルトの作品を時系列的に
配列した番号で世界共通の認識番号とのこと。

その後、別の研究者により、作品の成立時期が見直されたことや、新しく
発見された作品が出てケッヘル番号は何度か訂正されてきたそうですが、
覚えにくいことから現在でも「初版の番号(第6版の番号)」が使われる
ことが多いそうです。

ケッヘル番号から楽曲名を言えるほどのクラシック通ではありませんが、
モーツアルトのフルート曲などは、50年経っても、朝聴いたりすると
気分爽快、いい一日になるような気分になります。



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