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2010年03月30日(火)更新

「末代までの恥」発言は美術の先生だった。

選抜高校野球一回戦で向陽高(和歌山)に敗れた開星高(島根)の野々村監督
(58)が「21世紀枠に負けて末代までの恥」と発言して大騒ぎになったのは記憶
に新しい。

「ずいぶん正直な先生だなー。しかし“末代までの恥”とは大時代な言い回しで
ないかい」と当夜のネットニュースを見てチョット思いました。

翌日、騒ぎが大きくなって釈明に高野連へ。「発言は不適切だった」と謝罪を
終えて出てこられた監督の写真を見て思わずのけぞりました。

記者会見を終えて颯爽と出てきた野々村開星高監督
写真24日の新聞記事から
<記者会見を終えて出てきた野々村開星高監督>

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「えッ、このファッションで謝罪に!?」。

スポーツ刈りはともかく、グレーのスーツに黒のワイシャツ、ネクタイはド派手な
プリント柄。靴は白の紐なしスリッポン、手に提げているバッグはガーメントケース
(ユニフォームが入っている?)、眼鏡にも少し色がついているようにも見えます。
この格好は・・・。

建前と本音が違う不条理は世の常。高校野球も「純真」ばかりとはお人よしの私
でも思っていませんが、それでも「健児甲子園・さわやか青春」でなければならない
マスコミ記者を前にこの格好で出るのはチト不用心すぎない?と思ったのです。

TPO(時・場所・場合)というドレスコードも有って無き時代。基本的に他人の服装
に関心を持たないようにしていますが、最も「保守的」と言われる日本のマスコミ
の前に出る、それも「高校野球は教育の一環」を金科玉条にしている高野連への
謝罪とその後の記者会見。
真意が伝わる前に「色眼鏡」で見られてしまう恐れがある、と私など古い人間は
思ってしまうのですが。

そこらあたりが「22年間、子供たちと野球ひとすじ」にきた世間ずれしていない
監督の素朴で熱い人柄なんでしょうね。

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『人は見た目が9割』、『「見た目」で誤解される人~2秒の「あなた」が判断される』
などの本がベストセラーになる時代。ある意味他人の目に自分がどう映っている
のか気にばかりしている時代とも言えます。

25日「・・各方面に多大なご迷惑をおかけし、おわびしたい。私の言動で、島根が
悪く言われることに一番心を痛めた。辞任は昨夜、冷静になって考え、決意した」
と監督辞任の弁。22日の発言以来同校には抗議の電話が相次いでいたそう。

辞任会見、監督は“紺のスーツ”で涙ぐんでいましたが、専門は「美術の先生」と
聞いてまたまた小さくのけぞりました。そうかあのサイケデリックなネクタイもそれ
なら納得(?)がいくな、と。

いずれにしても郷土、選手を愛するあまりの発言で、オーバーランしてタッチアウト
ということかな。今時の球児より「純真」な人だったんだなと思ったのでありマス。

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