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2010年02月07日(日)更新

今週のお題=【朝青龍引退、どう思います?】

今週(2月5日~11日)のお題
【朝青龍引退、どう思います?】


朝青龍を好きでした。特にあのやんちゃな笑顔と相撲以外でも発揮できたであり
ましょう運動能力、それにたまにTV番組でのトークなども観ましたが、この人は
タレントとしても頭がいいな、という印象がありました。

思うにこれは「文化の衝突」ではないかと考えますが、一方の雄「白鵬」が双葉山
を理想とするという、日本人以上の日本人感覚を持つ横綱ですので、ますます
対比が目立ってしまい、朝青龍のヒール(悪役)ぶりが際立ったとも思います。

朝青龍引退を聞いて白鵬は泣いたそうですが、同国人である以上に、素のままの
朝青龍を好きだったのではないか、異国の「国技」、理解するには難しい「伝統」と
いういろいろな大相撲の縛りを考えると、これからの余りに重い「一人横綱」の
責務など、万感胸に迫る涙もあったのでは、と想像しました。

昔は「力士」になるのは、子沢山で貧しい家の力持ちで体格の良い子が入門する
ケースが多かったようですが、この国が豊かになるにつれ、稽古もしきたりも厳し
いこの世界を目指す日本人の若者は少なくなりました。

それでは「大相撲」が続かないので、外国人力士が増えたわけですが、この辺は
どう考えたらいいんでしょうか。

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1月1日・15日号の『pen』に、特集「日本の国技を再発見!、相撲は、美しい」が
あります。冒頭の次のような一文を引用させていただきます。

『神事を発祥とする相撲を象徴するのは、その様式美と礼を重んじる心にある。
舞台となるのは、日本酒や米、塩などを封じ、神の降り立つ場として清められし
土俵。力強さの象徴たる四股は、本来は土地の神を鎮める儀礼的意味合いを
もち、煌びやかな化粧廻しは、実力と品格に秀でた、ひと握りの力士のみが纏う
ことを許される。力水や柏手はもちろん、立会をさばく行司、進行を司る呼出の
所作や装束にも神事の名残が。
時代が移り力士の大型化や国際化が進んでも、美しき相撲の流儀が変わること
はない。勝敗のみが重視されるスポーツや単なる格闘技とは一線を画す、国技
の神髄がそこにある』。

なるほど。こういうのが日本の「角力」・「大相撲」の背景なんですね。

“美しき相撲の流儀”・・・何国人であれ、まして頂点に立つ「横綱」であればなおの
こと、これが朝青龍に求められたものの正体だったようです。



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