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2009年01月05日(月)更新

「幸せと利益の関係」について。

前回3日のブログで、当社・私の目指すべき企業像みたいなことを書きました。
「アート・カンパニー」ですが、そのベースには「真善美」を置いて、と考えています。
しかし、そんなきれいごとでこの厳しい時代を生き抜いていけるのか、という不安
は勿論あります。

私は勝手に「真善美和」として座右の銘としていますが、「真善美」というメルマガ
を発行され、先日は「君を幸せにする会社」を上梓された公認会計士天野敦之さん
が、8日(木)明大での久米さんの講義のあと、「出版記念パーティー」をされる、と
久米さんのメルマガ「縁尋奇妙」1月4日号配信にありました。
(感動するご著作でした)。

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パーティーに先立ち、特別ゲストとして『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』の山田
真哉さん、『魔法の質問』のマツダヒロミさん、『会計のトリセツ』の望月実さんの
お三方が加わり、天野・久米両氏の5人で90分のトークセッションがあるとのこと。

縁者もこのセッションとパーティーには参加できるそうで、「ぜひ聴いてみたい」と
思いましたが、前日家族の中に病院で治療を受ける者がおり、2~3日は不自由
かなと思い、出席は断念しました。この内容が後日なんらかの形で配信されること
を切望しています。

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この特別授業を聴講したいのにはわけがあります。
天野さんが授業に先立ち、9つの質問を出されており、久米さんも「難しい問題。
 当日までに考えぬいて参りたい」と書かれています。

たとえば
質問5.私は人を幸せにする価値を生み出すからこそ、会社は利益を得られると
     考えていますが、世の中には、人の幸せを考えるよりも目先の利益、と
     いう会社が多いのが現実です。そうした会社が、今回の金融危機で行き
     詰まることによって、人を幸せにする価値を創造することの大切さに気づ
     く人が増えると思っていますが、この幸せと利益の関係について、ご意見
     を聞かせて下さい。
質問6.社員の幸せやお客様の幸せが大切だとわかっていても、これだけ経済が
     悪化してくると、そんな悠長なことは言っていられないという会社も多くなる
     と思います。私はこんなときだからこそ、従来の考え方を転換させなけれ
     ばならないと思いますが、この点についてはどう思われますか。
質問7.現代の社会では、人の幸せを考える余裕を与えず、奪い合いや競争を
     促進するような様々な仕組みや雰囲気がありますが、そうしたなかで自分
     の信念を貫くにはどうしたらいいでしょうか。

  などは久米講師をはじめ、皆さんがどう答えられるかを聴きたかったのです。

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「幸せ」という価値観は人それぞれかと思いますが、最近仕事で「幸せ」を感じた
事例があります。

当社のサイト「オーダーよさこい屋」で衣装を作られたお客様から、「感謝のメール、
お手紙」などをたくさん頂戴するようになって、一つひとつ読ませていただいて、
「ああ、ありがたいな」と思ったのです。
「お客様の声」としてサイトに載せるようになりましたが、それまで最終ユーザーの
声が届くような事業形態ではなかったので、本当に新鮮で感激しました。

これもまたPRと考えられなくもありませんが、そんなことより「この仕事をしてよか
った。力を与えてもらった」と心から思いました。

そんなワケで「幸せと利益の関係」について、信念と呼べるようなものを学べたら、
と考えたのです。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/
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