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2008年04月07日(月)更新

コンパさんに街頭募金のコツを教わる。

6日の日曜日は桜が満開となる中で、県下19のロータリークラブ(RC)合同事業と
して「ポリオ撲滅キャンペーン」の募金活動を行いました。
私の所属する「福井西RC」が提唱クラブとなって、県下で500名近いロータリアンが
それぞれの地域で「のぼり」を立て、「チラシ」を配布して奉仕活動を実践しました。

キャンペーンポスター

「ポリオ」って何?という方がおられますが(私のような年長者に多い)、実は私も
RCに入るまで知りませんでした。「脊髄性小児まひ」のことで、それならご存知の人
が殆どでしょう。

ポリオ発症者

世界各国のRCが加盟する国際ロータリーが1985年から撲滅運動を展開。
80年代には130カ国で毎年35万人が発症したといわれていますが、現在では
ワクチン投与が進み、発症が確認できるのは4カ国。発症者は数十人から数百人
規模までに追い詰めましたが、それでも発症者がいるかぎり「撲滅」ではありません
し、西太平洋地域では再び増加の兆候があるといわれています。

このワクチンの費用を負担し続けてきたRCと投与のために世界各国へ出かけた
医師を中心としたロータリアンの貢献は偉大なもので、なかでも日本の活動には
特筆すべきものがあり、ロータリークラブの一員として誇りを感じるときでもあります。

経口投与するロータリアン(医師)

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提唱クラブということもあって、当クラブ会員の大半が福井市の西北部にある
ショッピングセンターの入り口3箇所に立ち、さらに会員子弟のボーイスカウトや
女子高生数名もボランティアとして参加してくれました。

さらに会員のどなたかが飲み会の席で依頼したのでしょう。顔見知りのコンパニオン
事務所の女性社長とスタッフも2名応援に加わってくれて、にぎやかになりました。
スタッフのひとり(昼は看護学校に通う学生さん)が、「私、よく街頭募金に出ます」
と言って、街頭募金のコツを話してくれました。

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『募金箱を持つ人の10mから15m前でチラシを渡します。チラシに目をやりながら
募金してあげたい、と思うと財布を取り出します。いきなり募金箱では財布の中まで
見られるような気がするんですよね。この助走距離があまり長いと、今度は方向を
変えてしまわれるんです』

『RCのように熟年の男性ばかりズラーッと立たれているとちょっと引いてしまいます。
会員の奥さんや、お孫さんなんかも参加したらソフトな雰囲気になり、いいんでは
ないでしょうか』

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とても参考になりました。来年は会長を引き受けねばならない身としては、今回の
募金活動から学ぶことが多くありました。
お花見に絶好の日和、午後のショッピングセンターはいつもより人出が少なく、
心配しましたが、それでも目標額をかなり上回ったようで、準備を進めてきた会長、
幹事、社会奉仕委員長さん、出席会員の皆さん(他クラブも)ご苦労様でした。

横山国男

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