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2007年07月12日(木)更新

グーグルというインフラ

ここのところ、続けて「グーグル」にまつわる本を読みました。
「ウェブ進化論」(梅田望夫著・ちくま新書)、「グーグル Google既存のビジネス
を破壊する」(佐々木俊尚著・文春新書)ともに昨年2月と4月の発行で、増刷が
すごいですから、既に多くの方がお読みになっていることでしょう。

結果、私の中に何がおきたか、といいますと、
1.自社の将来に明るい展望を持った。
2.愛読するブロガーが言われるように、個人的にもこれからの人生がネットの
おかげで豊かなものになりそう。
3.「パソコンスクール」に通いはじめた。

などですが、何といってもあらためて「グーグル」のすごさ、「検索エンジン」
などという範疇には収まらない、世界的な「情報インフラ」になりつつあることを
知りました。 一私企業なのに“全能の神か”とすら帯にあります。

何事も「光が強ければ影も濃くなる」ので、いいことばかりではないと思いますが、
1. 2.については、世界中の零細な企業・個人に大企業と伍してビジネスの
チャンスが生まれる(究極はC2Cと考えているので、我が意を得た感じがあります)
個人の生活面ではネット上に膨大な「人類の知」「情報の顕在化」がなされる結果、
豊かな老後を想像させるものがあります。

この小さなディスプレーの向こう側に、“私”という個人にとって「無限」とも思える
世界が広がっていると考えると、「革命」としか考えられません。

というわけで、高齢者の仲間入りを目の前にして、「パソコンスクール」に通いはじめ
ました。

若い人のように、パソコンを自在に扱えないのは悔しい思いがします。時間と費用は
覚悟の上です。
昔、仕事で「船積書類」をタイプしていましたので、何十年たってもキー操作は指が
覚えていてくれるのですが、その他のこと、たとえば「パソコン」や「インターネット」
などというもの自体が我々の年代には「謎」としか思えないのです。

スクールの帰り、書店で「特選街」という雑誌を手に取りました。8月号の
特集は“必勝!Google完璧活用術”“インターネットの不思議99”など。
買わずにはいられません。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
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