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2007年02月13日(火)更新

早く観たい! 映画「世界最速のインディアン」

 映画評論家の「おすぎ」さんが、先日TVで「世界最速の
インディアン」という映画を激賞! 花丸していました。
もうご覧になった方もおられるでしょう。

(大都市では観れるようですが、こちらではまだ公開されて
いないのです。)


いわずもがなですが、ここでの「インディアン」とはアメリカの
原住民のインディアンではなく、有名なオートバイの方。
(我々の年代では“バイク”ではなく“オートバイ”。写真の
箱には“MOTORCYCLE"とあります)。

オートバイとそれに魅せられた実在の人物“バート・マンロウ”
のお話だそうで、監督のロジャー・ドナルドソンは30年間この
企画を温めていたとか。 製作費は日本の出資と聞きました。


車もバイクにも詳しくありませんが、3年ほど前、近所に出来た
「アンチックと古着」の店を覗いたら、スカイブルーの色が
あまりにきれいなオートバイのモデルがあり、思わず「これ、
いくら?」とアイヌの「アツシ」のようなものを纏った「女主人」
に聞きました。

「二千円ってとこかな」「えーっ、ホント?」嬉しくなって買って
帰ったのがこれ。 名車「インディアン」です。




「模型の写真 1/6スケール」




「ホントに安かったな。 あのオバチャン勘違いしたんじゃ・・」
と思いつつ、家でよく見ると一部はダイキャストですが、大半は
プラスティック、製造も1987年で「MADE IN CHINA」とあります。
とてもアンチックなどといえるものではありません。


でも気に入っています。C.G.でデザインしたものにはない何か手の
温もりがあります。アメリカじゃ白バイにも使われていたような。
どなたか「何年型モデル」か教えてくださると嬉しいですが。


いくつになっても、このようなモノに男はトキメクもの。そうで
なければ「ハーレーダビッドソン」の購入者の大半が、50,60歳代の
「オジサン」である、との説明がつきません。

         ・・・・・・・・・・・・・

 肝心の映画の話ですが、主役のマンロウに、大フアンである
サー・アンソニー・ホプキンスとのこと。

“羊たちの沈黙”“ハンニバル”など猟奇的な役や、異常な役柄で
知られてますが、「日の名残り」での名演や、「永遠(とわ)の
愛に生きて」などは深夜に居間のTVで観て、周りに誰もいないので
ボロボロ泣きました。ラストの美しい風景も心に残ります。

 この映画ではまた新しい境地を開いて見せてくれるようです。

1930年代に、流線型で空気抵抗を極限まで減らした「インディアン
スカート」という卵型のオートバイで、今でも破られていない
時速305.89キロという「世界最速記録」を樹立した男、そのとき
既に68歳。

この魅力溢れるマンロウのまわりに「本当にいい女たち」(おすぎ)
がからむそうなので、これも楽しみです。

横山国男

http://www.yosakoiya.jp/
http://www.echi-zen-art.co.jp/

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