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2010年03月23日(火)更新

経営(者)資源で最も大事なものは「感動・感謝のこころ」

経営者会報ブログ運営事務局から、「ブログピックアップ」に取り上げていただい
たのでヨイショするわけではありませんが、事務局の皆様の筆力に感嘆すること
が少なからずあります。

20日発行の『経営者会報ブログ COMM-unicative MAGA-zine vol.198
=メルマガ』(同記事のブログはhttp://gate.keikai.topblog.jp/ )は、
主力月刊誌『ニュートップリーダー』4月号から、新連載<事業承継の王道>が
始まりました・・・というご案内があり、【後継者は「禅譲」だけでは育たない】という
タイトルで編集部のリードがあります。今回もまた名文です。事業承継の問題点を
簡潔に、リーダーシップとは何か、を読む人に考えさせるサゼスチョンが横溢。
(またまた唸りましたが、珍しく文末に執筆者名がありません。先日来コクホーの
庄山社長のブログに10本以上のコメントを集めたマグニチュード級の話題の主、
「ボイル佳祐」さんでしょうか)。

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「人・物・金に情報」=経営資源と呼ばれますね。「人」は人材(人財)でしょう。
しかし、日ごろこの中に経営者自身は入れているのかな、と。
そんなことは言うまでもない、という声も聞こえそうですが「ウチには人材がいない」
と嘆くとき、それじゃ自分は「社長としての人材(人財)」ですか?」ということになる
と「・・・・」考えてしまう自分がいます。

「経営の資源」とは経営者(の資質)も含めてなんだろうか。いろいろあるでしょうし、
無ければ会社が続いている(続く)はずもない・・・。

一つだけこれは大事なこと、と思ったのは「感動する心、感謝する心」を持ち合わ
せていること。
これがあれば「事業承継」は大丈夫なんじゃないか、と思ったブログが・・。

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カナイが「お父さん、奈保子(娘)のブログ読んだ?」と先夜私に聞きました。
先日の「よさこい衣装デザインコンペで大賞を受賞した喜びと4年間の道のり」に
ついて書いています。

つたない、思い入れの強い文章ですが、念願の大賞受賞に「感動」したこと、
何よりお任せくださったお客様、制作に協力頂いた関係企業、そしてともに頑張っ
てきたスタッフへの「感謝」があふれているブログ。

「事業承継の王道」1回目に「創業者の中には、死ぬまで社長を続けたいと考えて
いる人が意外に多い」としていますが、その背景には会社に対する愛着の強さや、
永続への不安があるとのこと。

それは分かりますが、私は死ぬまでなんてカンベンしてほしい派。
大丈夫、「感動・感謝の心」を失わないでいればやっていける。

身内話でお聞き苦しいでしょうが、今日はそんなことをちょっと考えました。

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 2009年制作事例セミオーダーのご紹介よさこい屋店長ものづくり日記
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2010年03月19日(金)更新

「開き直り」から始めよ・・キョウデン橋本浩会長。

先日、福井市内で開かれたH銀行取引先の若手経営者の会「若手ふたば会」で
プリント配線基板などを製造する東証2部上場のキョウデン(長野県)の橋本浩
会長が講演されたそう。

地方経済について「もともと元気がなく人がいないという開き直りから始めなければ」
活性化について「地方は人がいない上に供給過多。こんなはずじゃなかったでは
なく、こんなはずなんだと開き直り、その中で何ができるか考えた方が近道」と指摘
されたそうです。(11日付福井新聞)

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橋本会長は、経営が行き詰った企業の再生も手がけ、北陸の名門温泉旅館や
加賀市のテーマパークを「日本元気劇場」として再生、「行政にビジネスモデルを
提示し共存共栄の道を探りながら入っていく」というのがその手法のようです。

いずれにしても、経営不振の原因の一つかもしれない「しがらみ」を断ち切り、開き
直って時代に合った経営改革を進める・・・なかなか高齢の経営者にとっては勇気
のいることですが、そのあたりを「若手経営者」に期待したいところです。

同じ頃、2代目若手経営者の勉強会「S塾」で講演された講師から「話をしていて、
どうも熱気・元気・やる気が感じられない。先が心配」というような話も聞いたので、
先代社長や先輩社員に臆することなく、「開き直って」事業発展のプランを推し進
めてほしいものと思います。


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2010年03月17日(水)更新

「迎えの拍手は昨日までの人気、降りる時の拍手は・・」

3月10日、(株)創の村上社長がこの「社長ブログ」でe製造業の会4月セミナーの
ご案内をされていた。

【持続可能なネットビジネスの研究~もう本物しかいらない~】という垂涎の演題。
村上さんいわく、何だか硬いタイトルでしたが実は・・株式会社サカエヤ「近江牛
ドットコム」、新保さんの爆笑講演会なのです(^^)。 とあります。

これは面白そう(テーマも講師も)と思いましたが、4月9日は予定があってダメ。
残念!。
コメントも見ましたが、最前列に、井寄さん、高嶋さん、古芝さん、治部さんの最強
メンバーを配して(村上)、講師の新保さんにプレッシャーをかける、とか書いてあり
ました。ま、新保さんの勝ちだと思いますが・・。

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人の前で話をするというのは、“一般ピープル”にとってはなかなかの難題です。
私も昨年の7月からロータリークラブの会長を務めていますが、毎週1回1時間
の例会の冒頭、3~5分「会長の時間」というのが与えられ、ショートスピーチを
せねばなりません。未だに少し緊張します。

「会長の挨拶」と言わないのは、お天気の話などはヤメロということ、と先輩パスト
会長から教えられました。任期の6月30日を一日千秋の思いで待っていますが、
それでも人前で話すことの訓練には少しなっているのかも知れません。

しかし、熱い拍手をいただけるようなスピーカーは、話題よりも“話術”、一種の
持って生まれたタレント性だなあ、とあきらめに似た心境になります。

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先日の福井新聞の編集子コラム「越山若水」に面白い記事があって、例会での
ネタにしようか、と思いスクラップしてあります。

一部をご紹介。
『さまざまな機会に聴衆の前に立つことがある。これが案外冷静に一人一人の顔
が見えるものだ。反応はどうかな。成否は最後の拍手ですべてが「精算」される。
▼お婆さんネタの名手だった新作落語の古今亭今輔が名言を残している。
「迎えの拍手は昨日までの人気、降りる時の拍手は今の人気」と。長年高座を守
ってきた師匠らしい▼確か海外に「だれが拍手をしているか分かるまで自慢しては
ならない」という格言もある・・・』(後略)

新保社長、降りる時は、最前列(経営者会報ブログ四天王!?)の誰がどれくらい
拍手したか、しっかり見届けてくださいネ。


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2010年03月15日(月)更新

衣装デザインコンペでグランプリ受賞。

第5回「全国よさこい衣装コンペ」で当社が制作した衣装がグランプリ他を受賞しま
した。この3カ月予選(デザイン画)を通った10チームの内3チームの「衣装制作」
を任され、スタッフが頑張った結果で喜んでいます。

3月15日 福井新聞の記事
<3月15日 福井新聞の記事>

このコンペは、福井県が地場産業の繊維振興のため「全国YOSAKO衣デザイン
コンペ」として開催しているもので、今年が5回目となります。
当社は「よさこい衣装」の制作に本格的に参入した2回目から、予選通過したチー
ムの「デザイン・アイデア」を実際の衣装という形にする仕事を引き受けてきたわけ
ですが、種々の制約もあり、その苦労は並大抵ではありませんでした。

各回とも入賞してきましたが、昨年ジュニア部門で準大賞を獲得、ついに本年は
総合で“グランプリ”をいただきました。当社を信じてお任せくださった「明新森組」
さんは、昨年の準大賞に続いて、念願のグランプリを得たこととなり、我がスタッフ
以上にチーム全員が大喜びされたことと思います。

大賞の明新森組さんの演舞

昨年の準大賞、明新森組Cheza watotoイッチョライさんの演舞

審査は【コンペ部門】10チーム、1チーム10名の踊り子さんがステージで衣装と
踊りを披露(この分の制作費や交通費なども県が支給)されるのですが、コンペで
優勝(グランプリ)すると、100万円(一人2万円X50名分)が、福井県産の織物や
ニット生地、それに縫製そのほかの費用分としてチームに与えられます。

その他に【デザイン部門】(本選出場3チーム)があり、これは昨年全国各地の
「よさこい」で踊った自信作の衣装を応募するもの。
昨年は当社が制作した神戸の「颯爽JAPAN」さんが大賞を射止めました。


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1000人の入場者に混じって、責任者の長女をはじめ数名のスタッフも結果発表
を待ったようで、ツイッターで実況報告もありました。

“グランプリ”と聞いて、みんな大泣きしたようですが、この3カ月、毎日夜遅くまで
チームの責任者の方や、パターン(型紙作成)、プリント、縫製の関係者とのやり
とりなどの苦労が一挙に胸にこみあげてきたに違いありません。

明新森組さんの大賞の受賞の様子

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県も「事業仕訳」を行ったのか、このコンペも今回で一旦終了するようです。
若いよさこい人たちの熱い「目標」だったことを知っているだけに、なんとか別の形
でも続けて欲しいと願っているのですが・・。
「地場産業ルネッサンス」を標榜する当社にとっても残念でなりません。

ともあれ、この4年間、このコンペは当社の若いスタッフたちに、目標に向かって
努力することの大切さ、結果を出せた時の喜び、チームワークの何たるかを教え
てくれたものと思います。

「ものづくり」で大切なことを学ばせてもらったこと、結果として当社のPRに多大な
恩恵を与えていただいたこの5年にわたる企画に今は感謝しています。


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2010年03月11日(木)更新

「女性プチ起業」=新しい産業育成の一つとして。

今日(11日)の地元紙(福井新聞)「福井トレンド」というコラムに“女性プチ起業
注目”との見出しで、~これまでの成長主義、組織型での利益追求ではない
「プチ起業」「プチプチ起業」が地域経済活性化の支えとして期待が膨らんでいる~
とあります。

当社が3月15日にオープンを予定している、3番目のサイト「オーダーぷりんと屋」
も、コンセプトの一つに「女性のプチ起業」をサポートする、があります。

もちろん趣味のままでもよいのですが、どちらにしても雑貨やインテリア、服飾など
の「個人スケールのものづくり」を徹底的に“プロの技術と設備”を提供して支援
する、というのが「オーダーぷりんと屋」のコンセプトです。

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<社長(私)の“仮説”>

毎年、日本ではおそらく数万というデザイン、服飾などの専門的知識を学んだ人が
社会に出てきますが、残念ながらそういう人材を受け入れる企業は激減しています。
ファッションなどでは有力なアパレル企業でもかなり前からデザインやパターンなど
を含めて「ものづくり」を商社を通じて中国などへまる投げしているのが現状です。

これらの若い人は、何を目指して、何をやりたくて美大や専門学校を選んだので
しょうか。「描きたい」「作りたい」など、“自分を表現したい”という思いの強い人た
ちではないでしょうか。もちろん年齢を問わずです。

このような人たちが「もう自分で始めるよりほかない」→何より新聞にあるように
「利益より満足感」を得たい、それには「初期投資少なく低リスク」を考えるのは
当然だと思います。

【顧客満足】とは?・・私達は徹底的に「顧客(個客)」に当社やスタッフ個人が所有
している長年の技術・知識、資料や設備を活かしてもらうことを考えています。

その心は“寄り添う”です。あくまで主役は「個客」であるべき。
従業員には、目線や立ち位置を骨の髄まで「個客」に置くよう、これから今以上に
頭を切り替えてもらわねばなりません。

プロダクト(生産)とコンシューマ(消費者、生活者)が一体となった「プロシューマ」
が生まれ、新しいC2Cの市場が生まれようとしています。

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パンやケーキなどのお店も女性が進出していますが、折からの不況で女性の起業
数も’06年からみると減っているそうです。

しかし、地方でも「女性企業家交流会」などの組織も立ち上がり、異業種交流の
動きには行政も支援を始めています。

『売り上げは小さいかもしれないが、仮に500万円の売り上げを計上する100人
の女性企業家がいれば、5億円になる。売り上げ5億円の企業を立ち上げるのは
至難の業。女性起業家は地域経済活性化の原動力になりえる』 

自治体も男女共同参画という視点ではなく、あくまで産業育成という姿勢で支援し
てほしい、と記事は結んでいます。(以上文脈は同紙の記事から)

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今回新しいサイトを作るにあたっては、ITのアドバイザーにミーテイングに参加して
もらい、「メーリングリスト」での打ち合わせ、資料のやりとりに加え、サイトの骨格を
制作していただいている制作会社さん(500社の制作実績とか)との間で、BBS
(掲示板)の機能を併せ持つ「フォーラム」も設置して連日意思疎通をはかってきま
した。

私は、「仮説」を立てただけなのですが、本当にICT(情報・通信)の現場はすごい
スピードでいろいろな意味で変化が早くなっていると痛感せずにはいられません。
もちろん「ネット販売」に参入してくる企業・個人もますます増えてくることは間違い
ありません。

もう次のステージに移っているんだと思います。


株式会社横山工藝 横山国男
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【オーダーよさこい屋】

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