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2008年04月10日(木)更新

そのうち「末期高齢者医療制度」!?。

先日体協傘下の県ゴルフ協会「ジュニア育成委員会」部会の会議がありました。
会議の前に、委員有志でプレーをしましたが、私のパーティーは77歳のKさん、
72歳のOさん、それに私より若い50台のFさんとの4名。

中でもKさんは自治体職員を退職してからゴルフを始めてシングルになり、今でも
その実力には目を見張るものがあります。(昨年あと1打でエージシュートだったと
か。この1,2年が勝負だ、と話していましたが、十分可能性はあるでしょう)
外見も若々しく、背筋がピンと伸び、私も飛ばないほうではありませんが、一回り
下の私のドライバーショットをオーバーすることも度々。カートにもあまり乗らず悠然
と歩かれます。

「健康長寿の秘訣はゴルフですよ。それにこうやって口からでまかせ、オヤジ
ギャグを連発して相手をケムに巻いて楽しむのが私の流儀」なんだそうです。

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そのKさん、18ホールの間中、本日のオシャベリのテーマは4月から始まった
「後期高齢者医療制度」への憤懣。
「75歳からは“後期”だって。それじゃ85歳からなら“末期医療制度”とでも名づけ
るのかね。失礼だよ。いっそ“姥捨山医療制度”とでもしたらどうかね。」

あまりにシリアスな話題なので大笑いするわけにもいきません。とにかくKさんに
言わせると、「だまし討ちだね。1300万人の75歳以上の高齢者がなにも知らない
うちに決めちゃったんだから」「早よこの世からオサラバしなさい。若い人の5倍も
医療費がかかるんじゃ国がもたん、というのが本音やね」。

75歳以上の人の診療費は月6000円と限定されていて、これ以上かかる部分は
「個人負担」、負担できない人は必要な診療も受けられなくなる、ということらしい
のですが、Kさんは「日本国憲法を知らんのか、国には国民の健康を守る義務が
あるんやで」と、ますますボルテージが上がるのですが、難しい下りの4m程の
パットを苦も無く沈めて「ハイ、またパーね、アッハッハ」。(スコアは84、17番Hで
トリプルの7を叩いてこのスコアですから)

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もう一人のオールドマンOさんは「昨年は140日ゴルフをしました」とサラリと仰る
のでこれにもびっくり。
片方の目の視力は無いんだそうですが、「今年からロングパターにしてみたら調子
いいんですよ」・・この研究熱心さも大事だな、と思いました。スコアは83、いやはや
負けそうです。Fさんもシングルハンディキャッパーですが、二人にあおられたのか
危うく100を叩きそうなスコアになってしまい、苦笑していました。

Kさんいわく、「今度の選挙は覚悟しておけよ」だそうです。町議の経歴も長かった
だけにドスが利いていました。

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この週末は東名古屋GCでのCGA(中部ゴルフ連盟)の「ジュニア育成委員会」に
出席しますが、ここにもスーパーシニアがおられるので目を見張らされることで
しょう。医療費の抑制にゴルフが役立っているのは素晴らしいことです。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
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http://www.yosakoiya.jp/

2008年04月07日(月)更新

コンパさんに街頭募金のコツを教わる。

6日の日曜日は桜が満開となる中で、県下19のロータリークラブ(RC)合同事業と
して「ポリオ撲滅キャンペーン」の募金活動を行いました。
私の所属する「福井西RC」が提唱クラブとなって、県下で500名近いロータリアンが
それぞれの地域で「のぼり」を立て、「チラシ」を配布して奉仕活動を実践しました。

キャンペーンポスター

「ポリオ」って何?という方がおられますが(私のような年長者に多い)、実は私も
RCに入るまで知りませんでした。「脊髄性小児まひ」のことで、それならご存知の人
が殆どでしょう。

ポリオ発症者

世界各国のRCが加盟する国際ロータリーが1985年から撲滅運動を展開。
80年代には130カ国で毎年35万人が発症したといわれていますが、現在では
ワクチン投与が進み、発症が確認できるのは4カ国。発症者は数十人から数百人
規模までに追い詰めましたが、それでも発症者がいるかぎり「撲滅」ではありません
し、西太平洋地域では再び増加の兆候があるといわれています。

このワクチンの費用を負担し続けてきたRCと投与のために世界各国へ出かけた
医師を中心としたロータリアンの貢献は偉大なもので、なかでも日本の活動には
特筆すべきものがあり、ロータリークラブの一員として誇りを感じるときでもあります。

経口投与するロータリアン(医師)

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提唱クラブということもあって、当クラブ会員の大半が福井市の西北部にある
ショッピングセンターの入り口3箇所に立ち、さらに会員子弟のボーイスカウトや
女子高生数名もボランティアとして参加してくれました。

さらに会員のどなたかが飲み会の席で依頼したのでしょう。顔見知りのコンパニオン
事務所の女性社長とスタッフも2名応援に加わってくれて、にぎやかになりました。
スタッフのひとり(昼は看護学校に通う学生さん)が、「私、よく街頭募金に出ます」
と言って、街頭募金のコツを話してくれました。

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『募金箱を持つ人の10mから15m前でチラシを渡します。チラシに目をやりながら
募金してあげたい、と思うと財布を取り出します。いきなり募金箱では財布の中まで
見られるような気がするんですよね。この助走距離があまり長いと、今度は方向を
変えてしまわれるんです』

『RCのように熟年の男性ばかりズラーッと立たれているとちょっと引いてしまいます。
会員の奥さんや、お孫さんなんかも参加したらソフトな雰囲気になり、いいんでは
ないでしょうか』

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とても参考になりました。来年は会長を引き受けねばならない身としては、今回の
募金活動から学ぶことが多くありました。
お花見に絶好の日和、午後のショッピングセンターはいつもより人出が少なく、
心配しましたが、それでも目標額をかなり上回ったようで、準備を進めてきた会長、
幹事、社会奉仕委員長さん、出席会員の皆さん(他クラブも)ご苦労様でした。

横山国男

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2008年04月04日(金)更新

「電子辞書」を買う。最初に「晩節を汚す」と入れて・・

みました。別に他意はなく、たまたま読んでいた週刊誌に、どこかの知事が発案し、
強力に推進した新銀行が多額の不良債権、欠損で行き詰まりかけていて、資本の
増強を議会にお願いしているが、このままでは知事自身の「晩節を汚す」ことに
なりかねない、とあったからです。「晩節」とは「晩年」「晩年の節操」などが表記
されますが、これに汚点がつくということでしょう。

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それにしても携帯電話はともかく「パソコン」「デジカメ」「携帯音楽プレーヤー」と
きて、「電子辞書」とくれば、戦前生まれの私などには情報機器の環境としては
十分すぎるくらいですが、残念なのはどれも「使い倒す」などという腕前には程遠い
ことです。
そこにあるのは「高度情報化社会」というドラゴンの尻尾に必死にしがみついて、
なんとか振り落とされないようケナゲに頑張っているオジサン、といった風景で
しょうか。

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それにしても、この「電子辞書」に搭載されているコンテンツの豊富さには圧倒され
てしまいます。膨大な国語・外国語(7カ国語・ネイティブ音声付)の辞書、辞典機能
は勿論、冠婚葬祭マナー、手紙・スピーチの文例集まで「知りたいことが、今すぐ
わかる。」というキャッチどおりのようですが、アナログ人間の私には一体この小さ
な手帳ほどの機器の中はどうなっているのか、と「アイポッド」同様、またまた
「魔法の小箱」に見えて仕方ありません。

横山国男

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