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2009年01月16日(金)更新

思いがけずブログ写真の使用許諾を求められました。

先日、メールを受け取りました。

横山様
過日はジュニアゴルファーの写真使用をご快諾いただきまして本当にありがとう
ございました。
年末、お陰様をもちまして、本サーバーにアップし一般公開となりました。
http://bird-sky.jp/
とても可愛らしい写真だと工業会会員社の皆様にも好評です。(略)
取り急ぎ写真使用ご快諾の御礼まで。
                                   HK事務所

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 サイトキャプチャー画像社)日本望遠鏡工業会のサイト掲載写真
昨年10月頃でしたか、(社)日本望遠鏡工業会
のサイトリニューアルをお引き受けしている
というHさんからメールをいただきました。

用向きは私が撮影してこのブログの’07.10.13
「雨中のジュニアゴルファーたちに感動」
という記事の写真(孫のスナップです)を
使用させてもらえないか、とのこと。

母親である娘に聞くと
「いいんじゃない。顔もみえてないし」
ということで「どうぞ」ということに
なりました。

ジュニアゴルフ大会 体験ラウンドにて

サイトの中で
“ゴルフトーナメントに双眼鏡を持って行く”
という項目があり、横のコラム「ジュニア
トーナメントのお父さんたちと双眼鏡」欄に、
孫のキャディバッグを担いだ写真がピッタリ
なので使わせてほしい、とのご趣旨のよう
でした。

きっと、「ジュニアゴルフ」で適当な写真
がないか検索されたのでしょう。

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保護者のお父さんたちが、わが子のプレーぶりを遠くから見るのに双眼鏡を
持参する人が増えている、ということらしいのですが、最近はジュニアゴルフの
盛んな地域では、「レーザー距離測定器」まで持ち込む親御さんまでいるとか。

私も中部および福井県の「ジュニアゴルフ育成委員」として、指導や育成の場に
行きますが、まだそれほど双眼鏡などが多いとは感じません。しかし石川遼クン
に憧れる親子が増えてきているのは実感しますから、そのうち当たり前の光景に
なるかも知れません。

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この時は、始めてまだ半年ほどで、なんとも様になっていないのですが、面白くて
必死で打っては(うまく当たりませんが)、すぐ重くて大きなバッグを肩にボール
のところへ駆け足。10mくらいしか転がらないときもありますから忙しいのです。

足が見えるのはインストラクターです。絶対にボールを打つ人より前に出ては
いけない、と言われているので、友達のショットが終わるのが待ち遠しいようにも
見えます。

おそらく1年ほどの掲載でしょうが、家族中でサイトを覗きこんだことでした。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/

2008年11月20日(木)更新

【明大生との毎週一問百答】 自分を劇的に変えてくれた出来事・・

<ご質問>
「自分を劇的に変えてくれた出来事」がありましたら、教えてください。
                  (明治大学商学部 高橋正和さん)



これはもう久米信行久米繊維工業社長との出会いです。

1997年のある日の「日経産業新聞」一面に、「97日経インターネットアワード」を
受賞された企業の記事が出ていました。

最高賞ともいうべき「日本経済新聞社賞」には3社。優秀なホームページに与えら
れる賞ですが、「日本銀行」「松下電工」「ティーシャツ・ギャラクシー」とあります。
前の2社は当然わかりますが、3番目の企業名は聞いたことがありません。

早速インターネットで検索。大企業に伍して元気いっぱいのホームページ。社名は
久米繊維工業(株)、専務さんの久米信行氏がキーマンとわかりました。

新しい世界(情報化時代)が開けようとしている兆しを感じ、会社をなんとかその
方向に向けたかった私は、久米さんに会える伝手をさがしました。
すぐ、私がかって勤めていた商社と中国でTシャツの合弁事業を展開されている
こと、その責任者のひとりが私の同僚だったこともわかりました。ご縁に感謝。

私とは20以上も年がはなれているのに、今と変わらぬあの笑顔で、昔からの
知り合いのように迎えていただきました。ギャラリーの隅々まで案内していただき、
私も夢を語りました。

その後、後継者ともどもご兄弟の皆さんにもご指導をいただくようになりました。

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この出来事は、
人生における出会いの大切さという点でも、私に「常にアンテナを」「思い立ったら
 すぐ行動する」ことの重要性を学ばせる大きな事例となりました。

      高橋さんにはこのことを一番にお伝えしたいと思います。


横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/

2008年10月01日(水)更新

センスの問題でしょう。

中山国交省大臣が就任5日目で辞任しました。
問題発言、取り消し、謝罪と進む中、途中から開き直りというか、「確信犯」だと
するマスコミ論調が増え、結局は「自爆」を選んだようにも見えます。

私が感じたのは「政治家としてのセンスがない」のではと。公人、私人としての
区別とかいろいろ言われていますが、地方議員の場合、一代議士、まして新発足
の内閣の構成員であり、おかれている立場で、言うべきこと、言ってはいけないこと
があるのは社会一般の常識ではないでしょうか。
選良なら、ここでは個人の主義主張を述べる場ではないというセンスが必要では。

新総理は背後から弾が飛んできた、と驚いたに違いありません。

ちなみに福井県は日教組の組織率80%だそうです。学力テストの結果も各科目
とも全国トップクラスなので、前大臣の意見にはちょっとというか、かなり説得力が
ないですね。

昨年は創立100周年記念行事の運営委員として母校(県立の工業系高校)へ
頻繁に出入りしましたが、生徒はきちんと挨拶しますし、長時間の講堂での集会
でも姿勢よく静かで、嬉しいことでした。

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ところで、KY=空気が読めない、というのも要はセンスの問題でしょう。
そんな風に考えていくと、TPOから外れた服装も、スーツとシャツとネクタイの
マッチングも、会食のときの話題も、声の大きさも全部センスの問題。

類語としてバランス、黄金比、今どきの人は使わないけれど“按配”(あんばい)と
いうのもありますね。

社会の中でも個人生活でも、日本人の美意識の根底には按配(塩梅、案配)が
あり、センスと共通しているように感じます。

私にとっては、エチケット、マナーとともに、教養を身につけたいものとあらためて
思わされる出来事でした。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
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2008年09月17日(水)更新

「ポチッと押してね」

この「社長ブログ」を書き始めて2年、195回を終えてアクセス数が20,000回を
超えました。読んでくださる方で私が顔を思い浮かべることができるのは15人足ら
ずですので、正直なところ、どなたがどんな思いで読んでくださるのだろう、という
不安と恥ずかしさに似たものを感じるときもあります。

もちろん、アクセス数ですので実読数ではありませんが、それでも1万回を越えて
2万回になるのはすごく早かったように思います。
超人気ブログ「きっこのブログ」は、今日で訪問者数7269万あまり、それもブログ
ランキング参加の「ポチッと押してね」、すなわち実読数であり、賛同しての数字
とも言えるのですから、すごいの一語です。このくらいになると、立派なオピニオン
であり、他にも数多ある人気ブログ(芸能人などのブログを除いたとしても)が、
世論を動かすツールになりつつあると言っても過言ではない時代になったと思い
ます。

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ブログを日記としている書き手の方も多いようですが、私のカナイの父(義父、10
年ほど前75歳で亡くなりましたが)は、非常に几帳面な人で、中学生の頃から
晩年まで、大学ノートに毎日簡潔に日記をつけていました。

農林技師として満州にわたり、戦後は警察に奉職しましたが、面白いのは毎日の
昼食を記録してあるのですが、「うどん」「そば」たまに「カレーライス」が繰り返され
ていて、私の娘(孫)が大笑いしたこともあります。退職してからは、娘たちとの
花作りや小さな畑の作物のこと、「夏休みの宿題」のために毎日の天気が克明に
記されていたりもしました。

それは数十冊にもおよび、詳しくは知りませんが、家庭的には恵まれなかったの
でしょうか、幼い弟に、皇国臣民としての生き方、心構えなどを中学生時代に話す
記述や、毎日のつましい生活や遊びなどにも触れている文章は涙なくして読めま
せん。
私の長女は、義父が亡くなったとき唯一の形見としてこれを所望し、今この古い
風呂敷包みは長女の手元にあります。

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「社長ブログ」に何を書くか、いつも頭のどこかに「臆面もなく」とか、「できる人は
沈思黙考」とか「巧言令色鮮シ仁」とか、即ち「浅はかなやつ」「底の浅い人物」と
いった言葉が思い浮かぶのです。要するにくだらないことを書き散らして笑われて
いるのではないか、「いい加減にせんかい」と心ある人から思われているのでは、と。

それでも、「経営者会報ー社長ブログ」は、きちんと管理され、ブロガーの皆さんの
まじめな経営観や日常のいろいろな思いが綴られていますので、私の場合は、
通り過ぎてきた零細企業の先輩経営者としての考え方や、これからの日本人と
してどうあるべきかを、そして何より義父の日記には及ばないと思いますが、子や
孫に「私」という人間が何を考えていたのかを知ってほしい、という気持ちでこれ
からも書き綴っていきたい、と思うこの頃ナノダ。(と最後は“きっこ”風)。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
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2008年08月29日(金)更新

どっちが「おばか」?・・1日20数万アクセスのブログ。

商売柄「繊研新聞」という業界紙を長く購読しています。繊維産業、内外のファッシ
ョン情報、優れた出版物もある昭和25年から続く老舗の新聞社ですが、先日の
コラム「め・て・みみ」欄には「ブログの持つ力」という点でも大変驚き、またヒットを
生むには基本的には「人間の優しさ」が大事、いつの時代だって「人は優しさを求
めている」んだな、とあらためて考えさせられたのでした。

私もたまに「おばかさん」が出ている番組を見ることがあり、「ほんとにこれ地なの?
大丈夫か?」なんて思ったことがありますが、生半可な知識を振り回し、臆面もなく
ブログなどを書き散らしているこっちの方が「大丈夫か?」と思わされました。

読まれた方もおられるかも知れませんが、全文を引用ご紹介させていただきます。

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 [め・て・みみ]   <繊研新聞 コラムより>

『水曜日の夜、早く帰ろうものなら午後8時までテレビのチャンネルを変えることが
できない。家族が「クイズヘキサゴンⅡ」にはまっているからだ▼お目当ては歌手
グループ「羞恥心」の「心」こと上地雄輔。彼らが先日ラゾーナ川崎に1万2000人
を集めたときは、同SCが600億円近く売り上げたのと同じくらい驚いた▼最近で
も別ユニットの「陽は、また昇る」は5位、著書「上地雄輔物語」は10位と、出す
ものみなヒット状態が続いている。MD的に言うと、こうしたヒットはブログ活用が
生んだ成果だ▼彼のブログには1日20数万人、年間累計10億人がアクセスす
る。毎日、読んでコメントを返信するうちに生まれた親近感が、商品の購買をも
日常行為に変えてしまう。この商法は不況にも絶対負けない。もっとも、面白い
ブログだからこそ出来た技であることは言うまでもない▼彼のブログの魅力は、
純朴な優しさであふれているのと、ひたむきに生きることの大切さを常に訴えて
いることだろうか。先輩の死を悼んだ時には「死にたいなんて思うのはやめた」と
いうコメントが数万通届いたという▼こうなるとおばかタレントなどと軽くみるのは
失礼だ。消費者を「やかましい」と言う政治家の方がよほど“おばか”かも。
                                   (引用終わり)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

考えさせられますね。

横山国男

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