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2010年04月22日(木)更新

おもしろおかしく「上坂経営センター」創立40周年記念セミナー

先日、当社が会計・ITコンサルなどをお願いしている上坂会計の創業40周年の
記念セミナーがありました。5年前からお世話になっています。

上坂経営センターセミナー

セミナーのタイトルは「せっかくの不況だから 夢・戦略セミナー」というものですが、
その意は、この不況期こそ、経営者にとっては、最大のチャンスだと思い、この
ような不況下でも、実際に、業績を伸ばしている企業の経営者を招いて、出席者
に何らかのヒントになれば・・というご案内でした。

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3つのキーワード・・・「ブランド」 「Web」 「アジア」に沿ってそれぞれ1時間の
ご講演をされたのは、

1) (株)アイジーエー の五十嵐義和社長
   「100店舗 100億を実現したブランディング戦略」
2) (株)小林大伸堂  の小林照明社長
   「3年で売上を2倍にした Web戦略」
3) (株)カズマ の数馬國治社長
   「高品質、短納期を実現した中国戦略」 のお三方で、

・この不況下に何をしたらいいのか?
・どのような考えで経営を実行するのか?
・将来に対しての今の戦略は何か? などについて休憩をはさんで4時間、本当に
聴きごたえ、見ごたえ(“開運印鑑”でネットで高名な小林社長は坂本竜馬の扮装
で登場し、上坂経営センターの若手と対談形式で講演し、盛り上がりました。
静かな話し口に似ず、ホントに面白い人)。

アイジーエーの五十嵐社長は、ユニフォーム製造・卸の業態を整理、思い切って
アパレル小売りに転換して躍進を続けている、日本生まれのファストファッション
ともいうべき「axes femme」を展開、その成功の秘密を語っていただきました。

カズマの数馬社長は、カーテンの製造ですが、大手の理不尽なそして虫けらの
ように扱う取引に堪忍袋の緒を切らし、それまで街づくりのボランティアなどの
仕事にも力を注いでいたのも一旦止め、命をかけたといっても大げさでないほど
仕事に没頭、中国でもその人間力、魅力から次々と工場、店舗を展開、ビジネス
を伸ばされています。(売り上げ規模グループ40億円とか。この講演がご縁で
明日、ホテルリネンの開発案件でご相談できることになりました。積極的に外へ
出て人に合わなくてはならないことを実感します)

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所用があり、上坂朋宏先生(公認会計士)の最後のご講演を聴くことができなかっ
たのですが、5年前最初にお会いした時の1時間近い面談は、ほとんど芸術や
文化についての話、そして私の「会計事務所変更」という決断をその場でさせたの
は、パンフレットにあった「Uesaka Consulting Firm (U.C.F.)~おもしろおか
しく今日から明日へ~」というコピーでした。

税務だけでなく、まず取引先企業を伸ばすためにいくつかの会社・事業部門や
プロジェクトを立ち上げられています。若いスタッフ中心に30名余、関与先は
430社にも上る(資料から)という「U.C.F.」がこれからも我々の「夢・戦略」を
強力に支援してくださるようお願いします。
40周年おめでとうございます。



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2010年03月23日(火)更新

経営(者)資源で最も大事なものは「感動・感謝のこころ」

経営者会報ブログ運営事務局から、「ブログピックアップ」に取り上げていただい
たのでヨイショするわけではありませんが、事務局の皆様の筆力に感嘆すること
が少なからずあります。

20日発行の『経営者会報ブログ COMM-unicative MAGA-zine vol.198
=メルマガ』(同記事のブログはhttp://gate.keikai.topblog.jp/ )は、
主力月刊誌『ニュートップリーダー』4月号から、新連載<事業承継の王道>が
始まりました・・・というご案内があり、【後継者は「禅譲」だけでは育たない】という
タイトルで編集部のリードがあります。今回もまた名文です。事業承継の問題点を
簡潔に、リーダーシップとは何か、を読む人に考えさせるサゼスチョンが横溢。
(またまた唸りましたが、珍しく文末に執筆者名がありません。先日来コクホーの
庄山社長のブログに10本以上のコメントを集めたマグニチュード級の話題の主、
「ボイル佳祐」さんでしょうか)。

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「人・物・金に情報」=経営資源と呼ばれますね。「人」は人材(人財)でしょう。
しかし、日ごろこの中に経営者自身は入れているのかな、と。
そんなことは言うまでもない、という声も聞こえそうですが「ウチには人材がいない」
と嘆くとき、それじゃ自分は「社長としての人材(人財)」ですか?」ということになる
と「・・・・」考えてしまう自分がいます。

「経営の資源」とは経営者(の資質)も含めてなんだろうか。いろいろあるでしょうし、
無ければ会社が続いている(続く)はずもない・・・。

一つだけこれは大事なこと、と思ったのは「感動する心、感謝する心」を持ち合わ
せていること。
これがあれば「事業承継」は大丈夫なんじゃないか、と思ったブログが・・。

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カナイが「お父さん、奈保子(娘)のブログ読んだ?」と先夜私に聞きました。
先日の「よさこい衣装デザインコンペで大賞を受賞した喜びと4年間の道のり」に
ついて書いています。

つたない、思い入れの強い文章ですが、念願の大賞受賞に「感動」したこと、
何よりお任せくださったお客様、制作に協力頂いた関係企業、そしてともに頑張っ
てきたスタッフへの「感謝」があふれているブログ。

「事業承継の王道」1回目に「創業者の中には、死ぬまで社長を続けたいと考えて
いる人が意外に多い」としていますが、その背景には会社に対する愛着の強さや、
永続への不安があるとのこと。

それは分かりますが、私は死ぬまでなんてカンベンしてほしい派。
大丈夫、「感動・感謝の心」を失わないでいればやっていける。

身内話でお聞き苦しいでしょうが、今日はそんなことをちょっと考えました。

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2010年03月19日(金)更新

「開き直り」から始めよ・・キョウデン橋本浩会長。

先日、福井市内で開かれたH銀行取引先の若手経営者の会「若手ふたば会」で
プリント配線基板などを製造する東証2部上場のキョウデン(長野県)の橋本浩
会長が講演されたそう。

地方経済について「もともと元気がなく人がいないという開き直りから始めなければ」
活性化について「地方は人がいない上に供給過多。こんなはずじゃなかったでは
なく、こんなはずなんだと開き直り、その中で何ができるか考えた方が近道」と指摘
されたそうです。(11日付福井新聞)

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橋本会長は、経営が行き詰った企業の再生も手がけ、北陸の名門温泉旅館や
加賀市のテーマパークを「日本元気劇場」として再生、「行政にビジネスモデルを
提示し共存共栄の道を探りながら入っていく」というのがその手法のようです。

いずれにしても、経営不振の原因の一つかもしれない「しがらみ」を断ち切り、開き
直って時代に合った経営改革を進める・・・なかなか高齢の経営者にとっては勇気
のいることですが、そのあたりを「若手経営者」に期待したいところです。

同じ頃、2代目若手経営者の勉強会「S塾」で講演された講師から「話をしていて、
どうも熱気・元気・やる気が感じられない。先が心配」というような話も聞いたので、
先代社長や先輩社員に臆することなく、「開き直って」事業発展のプランを推し進
めてほしいものと思います。


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2010年02月26日(金)更新

「ワークライフバランス」でネット界で有名な小話だそうです。

前回書いた「ワークライフバランス」社長編の続きのようなものです。

愛読しているブログの一つに「Chikirinの日記」があります。(面白くてためになる
ので、お礼をこの機会に申し上げます)

2009年4月22日の「ワークライフバランスってさ」という記事もとても面白かった
のですが、コメント欄でPulinさんという方が紹介している小話には、思わず笑って
しまいました。(ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、転載させて頂きます)。

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コメント一覧
Pulin 2009/04/22 20:49
仕事と生活のバランスで、↓のような小話を思い出しました。元ネタがなんなのか
は分かりませんがネット界では有名なコピペのようでご存知かもしれませんが。
長文済みません。

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、

「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、
女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう
一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイス
しよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。 それであまった魚は
売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、
ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、
子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シリコンバレーで働いているコンサルタント(女性ーMBA)が、『リーマンショックの
元凶などと言われているMBA(経営学修士)も、今じゃ“簿記3級”ぐらいのもの
って冗談も飛び交っている』んだそうです。



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2010年02月25日(木)更新

社長の勤務時間→「ワーク・ライフ・バランス」

<ご質問>

   社長は「365日24時間年中無休」という考え方がありますが、
   率直に言って、どのようにお考えになりますか。
                        (事務局 大西啓之様)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このご質問には、たくさんの方が熱い回答を寄せられていますね。
「あたりまえ」「まだ時間が足りないくらい」などのご意見も多かったように思います
が、どなたもそれを「苦痛」に思っていらっしゃる様子がない・・社長たるゆえんで
しょうか。

三元ラセン管工業の高嶋社長さんも皆さんと同じような年齢のころは「365日
24時間年中無休」で走り続けたが、結果は3カ月の入院生活になり、その後は
中小企業の経営者が倒れると会社存続にも影響があるのでバランスをとるよう
にしている、とのお話でした。

思ったのですが、私も含め誰かに強制されて「365日24時間無休」ではないと
いうこと。もちろん社長としての責任感がさせる部分はありますが、「それは嫌」
というならそもそも社長なんかにならないのではないでしょうか。

すなわち、「自分が考案したモノやサービス、目標、夢など」を実現するために
社長業を選んだはず。私も社長業が長くなりましたが「働きぬく、考えぬく」こと
などをつらいと思ったことはありません。

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これは数年前から言われている「ワーク・ライフ・バランス」の社長編ですね。

ワーク・ライフ・バランス=「仕事と生活の調和」・・調和は大事ですが、社長業に
は長いスパンで見た「調和」というのもありではないか、と。
すなわち、若い時は猛烈にやる(仕事)、そして老いてはしずかに暮らすという
(生活)の「調和」。

ジェイ・ポートの樋下社長のエントリ、「社長の時間」は思わず涙ぐみそうになり
ました。樋下社長のお父さんと私が余りに似ているので。
お父さんに反発する部分もあるけれど、尊敬も理解もしているし、借り入れも
自分の責任で返していくつもりです、と決意されています。さらに、

>父親についてきた社員には責任を持って最後まで今の条件で雇用は絶対した
い・・・

ジェイ・ポートさんは素晴らしい3代目をお持ちだと思いました。


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