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「プリント道」45年余。新たな自身の夢と後継者への手紙-(株)横山工藝社長 横山国男のブログ
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2010年04月09日(金)更新
王貞治さん・・桜のような人
先週3日、4日の週末は京都の北、宝が池の「国際会議場」での国際ロータリー
第2650地区(京都・奈良・滋賀・福井4県)の地区大会でした。
会員総数5000名近い日本でも最大の地区(ゾーン)。今年のホストクラブは
久しぶりに「京都ロータリークラブ」で地区の中心的存在。
会員には裏千家総帥の千玄室(前宗室)さんをはじめ、京都の有名旅館、名門
企業の経営者がキラ星のごとく並ぶ。
ロータリークラブだけではないですが、会員の高齢化→減少、制度疲労もあって
低迷する奉仕活動をなんとか再生へ、ということで本年度は会員夫人の参加も
企画、会議場のある宝が池の満開の桜を背景に、舞妓さん、芸妓さんを配した
「園遊会」、チケット入手がなかなか困難な祇園甲部「歌舞練場」の「都をどり」の
観覧など華やかなエクスカーションの数々で多くの参加者がありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本会議のプログラムの一つ、今年の地区テーマ「育てよう、人」に沿った記念対談
には王貞治さんが登場しました。
王さんといえば早実のエースとして出場した、昭和36年の甲子園(選抜)でたま
たま親戚の新聞記者に連れられて記者席の隅から見たこと(社会人1年生だ
った私)、15年ほど前、ゴルフ場のイベントで長嶋さんとともに来場した際、運営
のお手伝いをしたので間近でまぶしい思いで見たことがあります。
今回、1時間ほどのアナウンサー(スポーツ担当)とのリラックスした対談を聞いて
“人間 王貞治”さんに深い感銘を受けました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大げさでなく、「王貞治とはこういう人だったのか!」と、その人間性に触れた感動
は今日まで続いています。
巨人の監督を藤田元司さんから引き継いだころは「全試合勝つことしか頭に
なかった。巨人の監督とはそういうものだ」と。
しかし、解任されてから数年後、再び中内ダイエー会長からのたっての要請で
「福岡ダイエーホークス」(現ソフトバンク)を引き受ける時には「50敗まではして
いいんだ」という考えに変わっていたと。(シーズン130試合、優勝ラインは80勝
が目途とされる)。
また王さんは1時間の対談中、選手や球団関係者だった人への「うらみ・つらみ」を
一言もおっしゃいませんでした。アナウンサーが水を向けると「楽天の前監督の話」
を引き合いに出されて会場を爆笑させましたが、それも旧知の間柄なのでジョーク
まじりに話される。
「世界野球」での優勝の話も出ましたが、「日の丸」を背負うことへの誇り、個人の
成績より「フォァー ザ チーム」に選手を一丸とさせていくことが、何より大事と
説かれる。
しかし、それを可能にしたのは王貞治の人間力だったことにあらためて気付かさ
れました。飾らない、自分の言葉で話す。そしてあたたかい“桜花”のような見事な
日本人を見ました。
前号でソフトバンクの孫さんについて書きましたが、また違った魅力溢れる人物を
続いて識ることが出来たのは幸せでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そういえば会議の写真も見事な“京都の桜”も撮ってないですね。きれいどころ
ばかりで。
前夜の「国際ロータリー会長代理歓迎晩餐会」での華やかな舞台。
「都をどり」歌舞練場での呈茶席。京都の文化の厚みを感じさせてくれます。
お菓子はとらやの上用まんじゅう。器はお土産に。裏に「都をどり」の銘が。
宮川町の舞妓さん。中学卒業してこの世界に。18歳で「舞妓さん」から「芸妓さん」
へ。他府県出身者が多いとか。
日本と日本人のまだまだいろいろな素晴らしさを感じさせられた印象的な日でした。
株式会社横山工藝 横山国男
:::株式会社横山工藝:::
オリジナル生地「オーダーぷりんと屋」 / 布製品へのダイレクトプリント「PriX」
横山国男社長ブログ / はまじい専務ブログ / 制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
2009年制作事例 / セミオーダーのご紹介 / よさこい屋店長ものづくり日記
スタッフ日記 / なおくま店長日記 / 日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
第2650地区(京都・奈良・滋賀・福井4県)の地区大会でした。
会員総数5000名近い日本でも最大の地区(ゾーン)。今年のホストクラブは
久しぶりに「京都ロータリークラブ」で地区の中心的存在。
会員には裏千家総帥の千玄室(前宗室)さんをはじめ、京都の有名旅館、名門
企業の経営者がキラ星のごとく並ぶ。
ロータリークラブだけではないですが、会員の高齢化→減少、制度疲労もあって
低迷する奉仕活動をなんとか再生へ、ということで本年度は会員夫人の参加も
企画、会議場のある宝が池の満開の桜を背景に、舞妓さん、芸妓さんを配した
「園遊会」、チケット入手がなかなか困難な祇園甲部「歌舞練場」の「都をどり」の
観覧など華やかなエクスカーションの数々で多くの参加者がありました。
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本会議のプログラムの一つ、今年の地区テーマ「育てよう、人」に沿った記念対談
には王貞治さんが登場しました。
王さんといえば早実のエースとして出場した、昭和36年の甲子園(選抜)でたま
たま親戚の新聞記者に連れられて記者席の隅から見たこと(社会人1年生だ
った私)、15年ほど前、ゴルフ場のイベントで長嶋さんとともに来場した際、運営
のお手伝いをしたので間近でまぶしい思いで見たことがあります。
今回、1時間ほどのアナウンサー(スポーツ担当)とのリラックスした対談を聞いて
“人間 王貞治”さんに深い感銘を受けました。
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大げさでなく、「王貞治とはこういう人だったのか!」と、その人間性に触れた感動
は今日まで続いています。
巨人の監督を藤田元司さんから引き継いだころは「全試合勝つことしか頭に
なかった。巨人の監督とはそういうものだ」と。
しかし、解任されてから数年後、再び中内ダイエー会長からのたっての要請で
「福岡ダイエーホークス」(現ソフトバンク)を引き受ける時には「50敗まではして
いいんだ」という考えに変わっていたと。(シーズン130試合、優勝ラインは80勝
が目途とされる)。
また王さんは1時間の対談中、選手や球団関係者だった人への「うらみ・つらみ」を
一言もおっしゃいませんでした。アナウンサーが水を向けると「楽天の前監督の話」
を引き合いに出されて会場を爆笑させましたが、それも旧知の間柄なのでジョーク
まじりに話される。
「世界野球」での優勝の話も出ましたが、「日の丸」を背負うことへの誇り、個人の
成績より「フォァー ザ チーム」に選手を一丸とさせていくことが、何より大事と
説かれる。
しかし、それを可能にしたのは王貞治の人間力だったことにあらためて気付かさ
れました。飾らない、自分の言葉で話す。そしてあたたかい“桜花”のような見事な
日本人を見ました。
前号でソフトバンクの孫さんについて書きましたが、また違った魅力溢れる人物を
続いて識ることが出来たのは幸せでした。
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そういえば会議の写真も見事な“京都の桜”も撮ってないですね。きれいどころ
ばかりで。

前夜の「国際ロータリー会長代理歓迎晩餐会」での華やかな舞台。

「都をどり」歌舞練場での呈茶席。京都の文化の厚みを感じさせてくれます。

お菓子はとらやの上用まんじゅう。器はお土産に。裏に「都をどり」の銘が。

宮川町の舞妓さん。中学卒業してこの世界に。18歳で「舞妓さん」から「芸妓さん」
へ。他府県出身者が多いとか。
日本と日本人のまだまだいろいろな素晴らしさを感じさせられた印象的な日でした。
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