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2010年11月03日(水)更新

「味覚人飛行物体」と「未知飛行」

東京農大の名誉教授で、発酵学の権威小泉武夫さんは、「味覚人飛行物体」
と自らを称しているそうです。うまいものがあれば全国どこへでも飛んで
行くから=「未確認飛行物体(UFO)」のもじりでしょうが、講演などで
こんな自己紹介をされると、思わず和みのスタートになるでしょう。

女性ゲストとの対談集「畏敬の食」(講談社)でも個性的な言い回しを披露
されていて、ある料理を前にして、小泉さんいわく「よだれの失禁状態で
ございまして・・」などと、なんとも軽妙で独特の擬音語を交えたお話は
多くのフアンをつかんでいる、と先日の地方紙(福井新聞)のコラムに紹介
されていました。

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この話を読んで、面白い名刺を頂いて印象に残った経験を思い出しました。
東京在住のM原路彦さんですが、名刺の表に滑走路のように手前から向こう
へ文字がデザインされています。 「未知飛行」という社名ですが、お名前
の“みちひこ”とかけているんですね。
友人のデザイン会社の社長が、社名とともに考えてくれたとか聞きました。

印象的な名刺だったのですが、「未知飛行」には、もっと素敵な意味が
ありました。

M原さんは、大手企業(メーカー)の技術者だったようですが、定年後は
趣味が高じて自宅に工房をつくり、ゴルフクラブの研究・制作に打ち込む
毎日を送ることにしました。
(奥様もゴルファーですからよき理解者だったのでしょう)

何と言っても、ゴルフでボールが飛ぶというのは最大の関心事。
プロ・アマを問わず、日夜1ヤードでも遠くへ、と涙ぐましい練習を重ねる
人も多いのです。

M原さんの制作したドライバー(1番ウッド)は、ご本人がセールストーク
をすれば「未知への飛行(距離)をお約束します」ということではないかと
思うのですが、謙虚でいつもご夫婦とも笑顔を絶やさない人たちですから、
そのような自慢げなPRは聞いたことがありません。

「味覚人飛行物体」と称する人、「未知飛行」という工房名、どちらも思わ
ず笑みがこぼれてしまいます。
ダジャレに堕さず、オシャレな感じがします。


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