大きくする 標準 小さくする

2010年01月08日(金)更新

「ウイーン・フィル ニューイヤーコンサート」

年末年始のテレビ番組に見たいものが少なくなったような気がします。
制作費の縮減が関係しているんでしょうか。歳をとってこちらの「感動指数」が劣化
してきたのかもしれません。

元旦の夜は、例年「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」が楽しみ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ウィーン・フィルハーモニー」にはちょっと思い入れがあります。
この楽団の精鋭4人で世界各地を演奏して回る「ウィーン弦楽四重奏団」の公演
を、娘たちが小学生から高校生になるまでの間に何度か聴けたこと。

このブログに載せようと思い、カナイに「あの時のプログラムある?」と聞いたら、
・・・ありました!。’85年から’90年頃ですから25~20年も前。
(ホントに何でもよくとってあるなァ。)

弦楽四重奏団設立25周年。’90年の公演パンフ 4人のマエストロ


このときは、いつも福井公演のお世話をされる友人のAさんのお誘いで、終演後
のホテルでの「懇親パーティー」にも招いていただきました。

4人とも「ウィーン・フィル」の主席奏者で、左端の第一ヴァイオリン=ウエルナー・
ヒンクさんは’74年からの「コンサート・マスター」でもありました。
スゴイ人たちとお目にかかれたものでアリマス。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

のびのある、透明で豊かな弦楽の響き。管がありませんから「ウィンナ・ワルツ」は
ありません。ヨーゼフもヨハン・シュトラウスも弦楽四重奏曲は書かなかったのかも
知れません。ハイドン、モーツアルト、シューマンそれに時々ドヴォルザークという
プログラムが多く、室内楽の好きな私には「至福の時間」でありました。

今思うと日本は「バブルの絶頂期」だったんですね。こんな地方都市でもその恩恵
にあずかれたんですから。
「ブランドもの」にうつつをぬかした時代ではありますが、「世界の一流品」に目で
も耳でも直接触れるという経験は「人に何かを残す」と思いたいのですが・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ニューイヤーコンサートがはじまると、カナイと4人の姿をさがすのが恒例になって
いましたが、今はヒンクさんもヴイオラのバイシュタイナー教授もおられません。
あとのお二方も頭はかなり白くなられ、歳月を感じずにはいられません。

会場内に映画スターのようなセレブは少ないように思いますが、今年は2代目
ジェームズ・ボンド役のロジャー・ムーア?が・・。(かなり老けたので自信があり
ませんでしたが、他のブロガーでも書いていらっしゃる方がいました)。

カナイ 「一度でいいからこの“楽友協会ホール”で聴きたいヮ。 キモノ着て」
ダンナ 「無理でしょう。コネがないとね。それとも駐オーストリア大使夫人にでも
     なるかだな」

さきほどのブロガーさんが「200万円のツアーがあるそう」とか書いていました。
「年末宝くじ」は夫婦とも残念賞300円でしたから実現の可能性はありません。

来年元旦も元気でテレビの前で楽しむことですナ。

’85年のプログラムにサインをもらう  この色紙は年度不詳です


左はサインをもらった’85年のプログラム。 右の色紙は年度不明です。


株式会社横山工藝 横山国男
染型工房横山工藝プリントのことなら
【染型工房 横山工芸】
オーダーよさこい屋お祭り、太鼓の衣装なら
【オーダーよさこい屋】

:::株式会社横山工藝:::
 オリジナル広巾生地の「染の布」布製品へのダイレクトプリント「PriX」
 横山国男社長ブログはまじい専務ブログ制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
 2008年制作事例イージーオーダーのご紹介よさこい屋店長ものづくり日記
 スタッフ日記なおくま店長日記日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
<<  2010年1月  >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31