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2009年07月17日(金)更新

全英オープン開幕。(久保谷2位T、石川21位T)

ゴルフの第138回全英オープンが開幕しました。昨日の夕方5時過ぎから、CS
放送のライブ中継に釘づけで、タイガー・ウッズ、リー・ウエストウッドというスーパー
スターとラウンドする石川遼クンを、ハラハラドキドキしながら10時ごろまで観戦し
ていました。

最後のデリケートな1m強のパットを、落ち着いて真ん中から沈めると、カナイが
「やったー、エライ!」と叫声、ふたりで拍手をしたことでした。

そんなわけで、深夜の地上波のTV中継は観なかったのですが、今朝のネットで
昨日の結果を見ると、37歳の久保谷健一が、1イーグル、6バーディ、3ボギーの
5アンダーで日本選手トップの2位タイ、石川遼の2アンダーは21位タイとなって
いることがわかりました。(以下近藤共弘1オーバーの68位タイ、今田竜二は4オ
ーバーの120位タイ、矢野東は5オーバーの131位タイ、池田勇太と小田孔明は
6オーバーの140位タイ)。

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今回のコースはスコットランド西部の「ターンベリー」で、典型的なリンクスタイプ
(海岸べりの荒地に展開するゴルフコース)の、名門クラブです。
先月、この近くまで行きましたが、日程の都合でプレーはかないませんでした。

数年前、反対の東海岸、エジンバラに近いゴルフの聖地と言われる「セントアンド
リュース・オールドコース」他をプレーしました。
白夜の季節、8月とはいえ、その冷ややかで静謐な空気を味わう旅をしましたが、
リンクスコースとは一口で言えば「壮大な原っぱ」です。
それは、中継で「ターンベリー」をご覧になると、一層その感を深くされるでしょう。

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羊飼いが、その辺に落ちている先が曲がった木の枝で、丸い石コロを打って、
兎などが作った穴に入れて遊んだ、という発祥の伝説があるゴルフ。
500年経っても精神は守られているはず・・(?)。「ボールはあるがままに」。

最初13条しかルールらしきものが定められていなかったものが、今や裁判で言う
ところの「判例」と同じ「裁定集」は辞典並の厚さです。
「罰から逃れたい」「1打でもあいつに勝ちたい」「誰も見ていないやろ」という人間
の欲望と罪深さが、「公正の理念」を吹き飛ばし、珍手、奇手を編み出す。それを
是とするか非とするかで条項は増えるばかり。
「自分に有利にふるまわない」は死語となりつつあります。


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石川遼クンの最終成績はどうなるかはわかりません。ただ、世界のウッズやウエス
トウッドと堂々と互角にプレーした初体験の「ジ・オープン」第1日。
17歳とは思えないクレバーで大胆、今までの日本人プレーヤーに感じられなかっ
たスーパースターの出現を予感させます。

そしてこの大会で彼が得るものは、計り知れない「ゴルフの深・遠」の遺産であり、
それが一層彼を「ボーン ゴルファー」と言わしめる地位に近づけるでしょう。

ゴルフの真髄は「森羅万象」「千変万化」に畏敬の念をもって対峙し、あるときは
一体化することにあります。間違っても「ノーパンしゃぶしゃぶ」などと一緒にされて
は困ります。

第138回全英オープンは15年ぶりの開催となるターンベリー


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