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2009年06月12日(金)更新

ジョン・ウェイン

2回続けてお悔やみの話を書くのはちょっと気がひけますが、昨日6月11日は
ちょうど30年前の1979年、ジョン・ウェインが72歳で亡くなった日です。

ジョン・ウェイン・・団塊ジュニアくらいの人には「ああ、名前は知ってる。昔西部劇
によく出てた俳優でしょ」ぐらいのものでしょうが、私たちの年齢、すなわち子ども
のころから青春時代にかけてウエスタンをよく観た者にとっては「スクリーンの
英雄」の一人。

ウエスタンばかりでなく、けっこういろいろな映画に出たり、作ったりしてますが、
黒澤と三船の黄金コンビと同様、やはりジョン・フオードの演出で作られたもの
に名作が多いのは肯かれる方が多いと思います。

強靭な体と強い意志、今なら「古い!」と言われるかも知れませんが、常に男と
して、チームリーダーとして「頼れる存在」を演じ続けました。
「Boss」「家父長」という言葉がピッタリ。

ジョン・フォードの詩情あふれるアメリカの西部の広大な風景、レディの前で見せる
なんとも言えない「はにかみ(羞恥)」や、「リオ・ブラボー」(ハワード・ホークス監督)
では、ウェインのライフルの使い方は独特だったなァなどと思いだします。
(他の役者と違い彼はやみくもに引き金を引いたりしません。疾走するインデアン
 の動きに合わせて的確に銃口を移動させていく演技などは迫真もの)。

大男で自他ともに認める「愛国主義者」だった、そうですGMのキャデラックのよう
な強いアメリカを文字通り体現していたジョン・ウェインも、胃癌に冒された最晩年
杖をついて現れたアカデミー賞の会場での痩せた姿は泣けるものでした。

アッチラ大王を演じた「征服者」の撮影場所が、ネバダ核実験場から100マイル
風下だった、それが死因となったという広瀬隆著『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』
(文藝春秋1988)も当時読みましたが、私の中ではそんなことより今でも強烈に
「男」「父」「厳しい優しさ」「責任」「仲間」・・・・などがグルグルします。

ちなみに私の好きなジョン・ウェインの映画は、
「駅馬車」「赤い河」「三人の名付け親」「黄色いリボン」「捜索者」「リオ・ブラボー」
といったところです。

ジョン・ウェイン 引用:Wikipedia (John Wayne Screenshot from Challenge of Ideas, The (Part 1), a PD movie. ) ジョン・ウェイン 引用:Wikipedia ('''''The Searchers''''' is a 1956 epic Western film directed by John Ford which tells the story of a man who spends years looking for his niece who was taken by Indians. Cast : * John Wayne : Ethan Edwards * Jeffrey Hunter : Marti)
写真引用:Wikipedia


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