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2008年11月17日(月)更新

中部国際空港“セントレア”はガラ空きでした。

週末、台湾・高雄の姉妹ロータリークラブの周年記念式典に出席してきました。
自クラブの会員および私が次年度の会長をさせていただくことになっていますので
儀礼上家内も同行しました。

7名が14日(金)の午前5時前に福井を出て、今朝(16日月曜日)午前2時半に
帰宅するという強行旅程になりましたが、その大半はバスー飛行機ー台湾新幹線
ーバス、帰路はその反対という風にほとんど乗り物に乗っている時間が長い旅です。

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3日間とはいえ、帰宅し今朝起きてまず最初にすることは、この間の朝刊
(地元紙)の「おくやみ」欄をチェックすること。
不在の間に得意先、知人関係者にご不幸があり、欠礼していないか気になるから
です。

東京のような人口の多い大都市ではおそらくこのような新聞掲載(無料)はないで
しょう。それだけで1ページくらいになるでしょうから。

当地では簡潔にお名前、年齢、住所、喪主名、通夜・告別式の場所・時間が記載
されているだけですが、沖縄で新聞を見ると、親類縁者のお名前や謝辞が書いて
あるものもあり、「おくやみ」欄のスペースも大きいですね。文化の違いを感じます。

コミニュティの連携が薄れてきたこと、会館葬儀がほとんどとなり、近所のお寺での
葬儀も見かけなくなりました。
「おくやみ」欄を注意深く見ていないと、知らずに済んでしまうこともあるのです。

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ところで、台湾の最南部高雄市は、この時季まだ気温が日中25~28度くらい、
一番寒い1月頃でも15度~17度といいますから、雪国の私たちには夢のよう。
リタイアしたら、冬の間1か月くらい暮らすのはグッドアイデアかも知れません。

台湾は何を食べても美味しい国。そして親日を肌で感じる国。
台北は冬は結構寒いようですが、「故宮博物院」をはじめ、名所に事欠きません。
高雄は人口150万、観光のポイントはちょっと少ないような気がしますが、何より
「亜熱帯」特有の果物などが豊富な、開放感溢れる大都市です。

今年の6月、福井にほど近い小松空港から台北に週2便、直行便が就航するよう
になりました。名古屋、関西まで行くのに3時間くらいかかっていた北陸の人たち
には、台湾は非常に近くなりました。今回は日程の都合で利用しませんでしたが、
不採算で取りやめなどにならないでほしいと願っています。

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14日(金)は午前10時の出発便でしたが、中部国際空港“セントレア”の出発
カウンターがあるフロアーはいつもと違い、非常に人・乗客が少なくて驚きました。
同行した会員の一人、旅行社のT社長も驚くほどだったのです。

ただ、台北行きはほぼ満席でしたから、中国、香港、バンコク、シンガポールなど
アジア方面、そのほかの国への出国者が少ないということでしょうか。
最近の経済情勢が早くも表れているのかな、とも思いましたが、年末年始には
またにぎやかさが戻ってきてほしいと思いました。

世の中、暗くなっても少しもいいことはありませんから。

横山国男

【染型工房 横山工藝】
http://www.ykougei.jp/
【オーダー よさこい屋】
http://www.yosakoiya.jp/
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