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2007年04月18日(水)更新

教育・・ジジババにできること

知るは喜び
調べるは楽しみ
分かるは感動
学ぶは一生

2年ほど前、ある企業のサイトの文章の中に出てきたこのコピー(?)
にすごく感心し、思わずメモしたのですが、これはどなたかの有名な
作なのでしょうか、それともたとえば大手学習塾などの「コピー」
なんでしょうか。

いずれにしても、「うまいことを言うもんだなあ」と思って、その後
時々「教育」の話になるとこれを話題にすることがあります。

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昭和も20年代の終わり頃になると、ようやく敗戦の傷跡も癒え、小学校
高学年だった私の周りでも「冒険王」とか「おもしろブック」などの
子ども向け雑誌も豊富になり、「貸本屋」さんも全盛期だった記憶があ
ります。

私の愛読したものに「年鑑」があります。その頃は朝日新聞の少年向け
年鑑や、大手出版社が盛んに年鑑を出していました。

インターネット時代を迎える前には、膨大な本が出版され、情報は細分化
されたので、年鑑はいつの間にか姿を消してしまったようですが、団塊
世代を含め、私たちはこの年鑑でいろいろなことを「知り」、「調べ」ま
した。

世界の国々、人口や物産、文化文物など人文科学の「知の宝庫」のような
大部の本で毎年記述が書き改められます。
余裕のない母にせがんで買ってもらった思い出がありますが、文字通り
「知る喜び、調べる楽しみ、分かる感動」がありました。


また一時期、「叙勲」の記念にとか、「創立○周年」の記念品、引き出物
として立派な字典や事典をいただいたことがあります。

辞書・辞典

しかし今は殆ど使わなくなってしまいました。なんと言ってもパソコンの
「ウイキペディア」や「アルク英語辞書」などは文字も大きく(老眼には
なによりなのです)、記述の多さ、語彙や文例が豊富で「あっ」という間
に引けてしまうこの利便性に、IT時代のすごい恩恵を感じずにはいられま
せん。「学ぶは一生」もこの部分では随分楽になりました。

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小学生の授業に「茶道」「お点前」などを取り入れた先生の話が週刊誌に
ありましたが、子どもたちがすごく関心を示すそうです。
私の中学校の時は「茶道部」「華道部」などのクラブがありましたが、
今急に思い出したのは「職業・家庭」という授業時間があったことです。

工作や料理などをした記憶がありますが、まだ義務教育を終えて就職する
子どもたちも多かった時代だったからでしょう。楽しい時間で裁縫で作った
雑巾や金工のチリトリなどは母が喜んでくれました。

「知る」「調べる」「分かる」「学ぶ」はいつの時代であっても「教え、
育む」のキーワードだとあらためて思います。
「教育」にもメソッドや技術があるのでしょうが、まず何より子どもたちの
「目を輝かせる」ようにすることが原点ではないでしょうか。

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この春休みに小三の孫を「春休みジュニアゴルフ教室」に連れて行きました。
なんとしても「野山」に引っ張って行かねば、と決心した理由のひとつが
「ゲーム」です。

クラスの殆どの子が「ゲーム機」を持っている中、娘はかなり我慢をさせて
きたようですが、三年生になるまで、という約束だったので与えました。

本ですごした祖父・祖母から見ると「異常」としか思えません。下の子まで
夢中で、呼びかけても返事もしない、とうとう下の子はトイレに行き遅れる
有様です。「最高に欲しかった」そうで無理もありませんが、やめさせた
あとの顔が赤く上気しているのを見て「怖い」ものも感じました。

これからの時代、コンピュータは人間の分身のような位置を占めることは
疑いありません。
それを認めざるを得ないからこそ、自然の中に身も心も「解き放つ」時間を
子どもたちに与える必要があります。

屋外で遊べなくなった子どもたちを、空調の利いた室内でゲームやTV漬けに
放置しておくことを何とかしなくては、とジジババは考えております。

交通事故や異常者の心配をせずにのびのび遊びながら、規律を教え込むの
には今やガラガラになった「カントリークラブ」(ゴルフ場)が最も適している
と思います。幸いジュニアの費用も格段に安くなりましたが、ともすれば
ゴルフを白眼視する大人がまだ多いのが残念です。


孫は初めて触れるゴルフに目を輝かせ、「夏休みはカブトムシもいるよね」
「終了式、ボクはカレーライスだ」とのたまい、その後は次のスクールに
向けて毎日「ゴムホース」を振ってスイングの練習をしています。

(どうやら私が30回振らないと“ゲーム”はさせない、と言ったからのよう
でちょっと悔しいのですが・・・)


ジュニアゴルフ1ジュニアゴルフ2


横山国男
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