大きくする 標準 小さくする

2006年10月04日(水)更新

【お題】経営者として最初に取り掛かったこと


当社の場合、事業承継の準備をしていますので、経営を
引き継ぐにあたり、まず何からという立場でお答えします。


1.創立以来の会計事務所の変更。

税務が中心となる「制度会計」から「経営会計」への転換が
必要と思ったことと、同世代の会計士、税理士と「数字をベース
に一緒に経営を考えるスタイル」がいいと考えました。


2.経理、簿記の基本習得。

芸術系を学んできた長女などには、「振替伝票」や「仕訳」
など経理、簿記の知識が不足しています。システムを有効に活用し
「自経化」をめざしていますが、基本の「起票」から家内が
指導しています。「決算書」や、キャッシュフローの重要性の
理解など経営者には最も大事な学習の一つと思います。


3.オフバランスシート。

B/SやP/Lなども重要な会計指標だとは思いますが、企業力は
数字だけで表せるものではないと考えています。数値化できない
長年の信用や、経営者の人柄、社員の潜在能力、企画・デザイン力など
「オフバランスシート」といわれる部分に磨きをかけて欲しい
と思っています。
その部分こそ将来に向かう大事な「経営資源」ではないか、と
話しています。



横山国男
http://www.yosakoiya.jp
http://www.echi-zen-art.co.jp

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