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2006年10月25日(水)更新

どっちが勝ってもいいんじゃない

”Yahoo!スポーツニュース”10月21日(土)日刊スポーツの
記事に、新庄選手が掲げたサプライズテーマとあります。


「襟付きアンダーシャツ」騒動や、シリーズ開幕前、またまた
真っ赤な練習着で審判団を慌てさせたようですが、これが
この人のキャラクター、その心は「フアン、視聴者に楽しんで
もらうこと」ひとすじのようです。
スタンドが真っ赤になるのも「新庄効果」だそうです。


私たちの年代の日本シリーズとは、水原巨人と三原西鉄の因縁
の対決とか、フォークの中日杉下茂の連投とか、今でもこの季節に
なるとTVで白黒の画面で見せられたりします。それはそれで
体がチョット熱くなりますが。


NHKBSの放送ではそういうことはありませんが、民放の「日本
シリーズ」中継では、たびたび新庄選手にカメラが向けられ、
長年愛用のグローブを頭に被ったり、劣勢でもニコニコと観客
と交歓したりしているのを見ると、本当にこの人は「どっちが
勝ってもいいんじゃない、みんなで楽しめば」と思っている
ようで「凄い人やなー」と思います。


「スポ根」も今は流行らないようですね。
サッカーの中田英や、イチローなどの「自分のやらなければ
ならないことは誰に言われるまでもなくしっかりやる、でも他人
は他人」というスタイル。それでいてワールドカップやWBCでの
二人が見せた「フォアー・ザ・チーム」での仲間への「優しさ・
思いやり」に新しいプロスポーツマンの姿を見て感心します。

新庄選手も今期限りだそうですが、中田、イチロー選手も含め
厳しい毎日を楽しみながら、この人たちは、第二の人生でも
きっといい仕事をしていくタイプだと確信させるものがあって、
大したエンタティナーだと思わずにはいられません。



でも感心している場合ではありません。当社はリーグ優勝に続いて
「オレ流Tシャツ“日本一”バージョン」を球団から指示されて
待機中なのです。
決まった瞬間、ドラゴンズのHPにUPすることになっています。

「どっちが勝っても・・・」は困るのです。
新庄さん、あまりいいところでは打たないで。


日本一オレ流Tシャツ



横山国男
http://www.yosakoiya.jp/
http://www.echi-zen-art.co.jp/

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