大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2010年02月15日(月)更新

【今週のお題】日本は住みやすい国ではない!?

【今週のお題】日本は住みやすい国ではない!?(2月11日~2月18日)

事務局さんから出された「お題」の出所、米旅行情報誌が毎年実施している
「住みやすい国ランキング」(2010年版)では、5年連続でフランスがトップに
選ばれたとあります。

参考までに2位以下の順位は、オーストラリア、スイス、ドイツ、ニュージーランド、
ルクセンブルク、米国、ベルギー、カナダ、イタリアの順にベストテン。
日本は36位だそうです。

個人的には「日本は住みやすい」と思っていますが、その一つは気候風土が
挙げられると思います。亜寒帯から亜熱帯まで南北に細長い海洋に取り囲まれた
四季に恵まれた美しい島。

海外で生活された人の中には、東京は世界の大都市の中でも梅雨時の不快さを
別にすれば、気候的には最も住みやすいという人もいます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本の36位の理由は、「生活費」「経済」の項目が低い評価だそうですが、上位
のフランス、スイスを旅行した小さな経験から思い当たることもあります。

10年程前、フランスでは「コンビニ」などは見かけませんでしたし、町の商店も
土、日開いているところは少ない。

ブルゴーニュ地方に住む友人の画家を訪ねて、深夜小さなホテルに戻るとロビー
も廊下も真っ暗。薄明かりはエレベーターの押しボタンが点灯しているものだけ。
ホテルの裏と思われる景色を見ようと思い、カーテンを少し開けてみましたが、
後ろは山か何かでしょうか、真っ暗でした。

翌朝、カーテンを開けてビックリ。後ろは大きなアパートでした。不要と思われる
電気は全て消すんですね。

子供が小さい頃、琵琶湖畔で行われた「世界キャンプ大会」に参加したことがあり
ますが、日本人は夜遅くまで白灯油を使った「ランタン」をいくつも点けて騒いで
いる。そばに「キャンピングガス」という小さなブタンガスのボンベがいくつも使い
捨てられていました。

参加者の中にフランス人の家族がいましたが、「キャンピングガス(フランス製だと
記憶してますが)1個で3回はキャンプする」とのこと。炊事にも使うし、夜は子供
たちとテントの中でカードなどもしばらく楽しむとのこと。・・・印象的でした。

スイスでも夕闇の中、大きな住宅のシルエットがバスから見えますが、灯りの点い
ているのは一部屋で、きっと夕食をとっている部屋だけなのでしょう。
スイスは全て「水力発電」で、余った電気は近隣国へ売っているとも聞きました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

畑の中の道路、民家も何もないところに突然明るい一角があって自動販売機が
並んでいる風景が日本。もちろん街の中では深夜でも自動販売機だけではあり
ません、コンビニからなにから煌々と電気が点いている。

ほとんど乗客がいない新幹線の車両を目にすることもありますし、この膨大な
エネルギーの消費(浪費)なども、結果としては廻りまわって高い「物価」になって
いるのではないか、と思います。

経済が「浪費」で支えられているのでは長続きしないでしょう。
わずか150年前の江戸時代、日本はエネルギーの全てを太陽、もしくはそこから
えられる自然エネルギーでまかなっていました。

そこには戻れませんが、それにしても日本人はもう少し本当の意味の合理的な
生活をすれば、「住みやすい国ベストテン」には十分入れると、今朝は自戒を
こめて思ったのであります。


株式会社横山工藝 横山国男
染型工房横山工藝プリントのことなら
【染型工房 横山工芸】
オーダーよさこい屋お祭り、太鼓の衣装なら
【オーダーよさこい屋】

:::株式会社横山工藝:::
 オリジナル広巾生地の「染の布」布製品へのダイレクトプリント「PriX」
 横山国男社長ブログはまじい専務ブログ制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
 2008年制作事例イージーオーダーのご紹介よさこい屋店長ものづくり日記
 スタッフ日記なおくま店長日記日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記

2010年02月12日(金)更新

大不況の中の経営チャンス・・とは。

友人の建材販売会社社長Iさんが、先日お取引先の新年講演会で聴かれた話を
ご自身のブログで紹介されていました。内容については言及がありませんが、
演題は
【大不況の中、三つの経営チャンス】(講師=経営コンサルタント吉田 卓氏)。

三つのチャンスとは、
「経営体質を見直すチャンス」
「会社を支える管理職を鍛えるチャンス」
「後継者にバトンタッチするチャンス」というもの。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もちろん私も聴いておりませんので憶測になりますが、「ピンチをチャンスと見れる
かどうか」は経営者として大事な思考だと思います。

ほとんどの勤労者、経営者にとってかってない「大不況」のさ中にあると思います
が、皆と一緒に「不況だ、大不況だ」と合唱しているわけにはいきません。
経営する者ならなおさらのこと。

この中で私には特に「後継者にバトンタッチするチャンス」というのはなかなかの
命題です。
こういう時期、環境でうまくやってくれるだろうか、何事も経験ーーそこを乗り切る
のが経営者というものだ、と口でいうのは簡単ですが、我々の時代は努力も勿論
しましたが、何より追い風が吹いていたことも事実。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

後継者はバブルの盛衰を知らず、ずっと“失われた20年”の中を来ています
ので、私とはまた違った経営感覚を持っているはずです。

何度かブログにも書きましたが、事業継承は「単に親の仕事を引き継ぐ」のでは
なく、自身の「企業像」が先にあって、それに向かって日々研鑽する、それは「夢」
とは違い「目標」なのです。

目標達成のために、私が作ってきたネットワークや知識、知恵を利用するのは
大いに結構だけれども、まずいろいろな意味で自分自身が成長しなければ事を
なし得ないのは時代が代わっても不変でしょう。

産業の移転や販売形態の大変化に直面していますが、まだまだ自社の中心的
業務である長いお客様を大事にしていってほしいし、日々全身全霊で「お役に
立つ」という謙虚な姿勢が肝要であることも変わりません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それにしても、この15年、もっといえば10年の「ICT」による事業環境の激変は
振り返ってみると想像を絶するものがあります。
コンピュータグラフィックスは作れませんが、古くなった頭で必死に理解しようと
努めてきました。

「iPad」の登場などは、本好きの私でも未来はどんな形で読書をすることになる
のか、言われているように新聞や出版などはどんな形になっていくのか、などなど
私達の世代よりはるかに違和感をもたないはずの次世代の後継者たちがどんな
経営をやっていくのだろうか、と興味律々でもあります。


株式会社横山工藝 横山国男
染型工房横山工藝プリントのことなら
【染型工房 横山工芸】
オーダーよさこい屋お祭り、太鼓の衣装なら
【オーダーよさこい屋】

:::株式会社横山工藝:::
 オリジナル広巾生地の「染の布」布製品へのダイレクトプリント「PriX」
 横山国男社長ブログはまじい専務ブログ制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
 2008年制作事例イージーオーダーのご紹介よさこい屋店長ものづくり日記
 スタッフ日記なおくま店長日記日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記

2010年02月10日(水)更新

手作り「ワイン」。

先日、米国の北部に住んでいる次女がワインを一本送ってきました。
最近友人とワインを手作りしていると聞いていましたが、どうやら試作品のビン詰
が終わったので、初回作を一本ということらしいです。
ただし、飲みごろは3カ月ほど先とのこと。

ワイン ボトル 

ラベルもオリジナルで考えたそうで、なかなかいい線いってると思いますが、酵母
の研究などを進めて次の仕込みでは100本ほどできるそう。
その際は「聖書の章」からとったというラベルのデザインもまた新しくするそうです。

ワイン ラベル

葡萄はカリフォルニア原産のもののようですが、一度行ってみたいのが「ナパ
バレー」。

短い時間ではあるようですが、「ワイン列車の旅」(食堂車がなかなかいい感じ)
をしてみたい。着いた先のナパには、シェークスピアの名を冠したロマンチックな
ゴルフクラブや大物映画監督のコッポラのワイナリーなどもあり、ワインには詳しく
ありませんが、ぜひ行ってみたい旅先の一つです。


株式会社横山工藝 横山国男
染型工房横山工藝プリントのことなら
【染型工房 横山工芸】
オーダーよさこい屋お祭り、太鼓の衣装なら
【オーダーよさこい屋】

:::株式会社横山工藝:::
 オリジナル広巾生地の「染の布」布製品へのダイレクトプリント「PriX」
 横山国男社長ブログはまじい専務ブログ制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
 2008年制作事例イージーオーダーのご紹介よさこい屋店長ものづくり日記
 スタッフ日記なおくま店長日記日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記

2010年02月07日(日)更新

今週のお題=【朝青龍引退、どう思います?】

今週(2月5日~11日)のお題
【朝青龍引退、どう思います?】


朝青龍を好きでした。特にあのやんちゃな笑顔と相撲以外でも発揮できたであり
ましょう運動能力、それにたまにTV番組でのトークなども観ましたが、この人は
タレントとしても頭がいいな、という印象がありました。

思うにこれは「文化の衝突」ではないかと考えますが、一方の雄「白鵬」が双葉山
を理想とするという、日本人以上の日本人感覚を持つ横綱ですので、ますます
対比が目立ってしまい、朝青龍のヒール(悪役)ぶりが際立ったとも思います。

朝青龍引退を聞いて白鵬は泣いたそうですが、同国人である以上に、素のままの
朝青龍を好きだったのではないか、異国の「国技」、理解するには難しい「伝統」と
いういろいろな大相撲の縛りを考えると、これからの余りに重い「一人横綱」の
責務など、万感胸に迫る涙もあったのでは、と想像しました。

昔は「力士」になるのは、子沢山で貧しい家の力持ちで体格の良い子が入門する
ケースが多かったようですが、この国が豊かになるにつれ、稽古もしきたりも厳し
いこの世界を目指す日本人の若者は少なくなりました。

それでは「大相撲」が続かないので、外国人力士が増えたわけですが、この辺は
どう考えたらいいんでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1月1日・15日号の『pen』に、特集「日本の国技を再発見!、相撲は、美しい」が
あります。冒頭の次のような一文を引用させていただきます。

『神事を発祥とする相撲を象徴するのは、その様式美と礼を重んじる心にある。
舞台となるのは、日本酒や米、塩などを封じ、神の降り立つ場として清められし
土俵。力強さの象徴たる四股は、本来は土地の神を鎮める儀礼的意味合いを
もち、煌びやかな化粧廻しは、実力と品格に秀でた、ひと握りの力士のみが纏う
ことを許される。力水や柏手はもちろん、立会をさばく行司、進行を司る呼出の
所作や装束にも神事の名残が。
時代が移り力士の大型化や国際化が進んでも、美しき相撲の流儀が変わること
はない。勝敗のみが重視されるスポーツや単なる格闘技とは一線を画す、国技
の神髄がそこにある』。

なるほど。こういうのが日本の「角力」・「大相撲」の背景なんですね。

“美しき相撲の流儀”・・・何国人であれ、まして頂点に立つ「横綱」であればなおの
こと、これが朝青龍に求められたものの正体だったようです。



株式会社横山工藝 横山国男
染型工房横山工藝プリントのことなら
【染型工房 横山工芸】
オーダーよさこい屋お祭り、太鼓の衣装なら
【オーダーよさこい屋】

:::株式会社横山工藝:::
 オリジナル広巾生地の「染の布」布製品へのダイレクトプリント「PriX」
 横山国男社長ブログはまじい専務ブログ制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
 2008年制作事例イージーオーダーのご紹介よさこい屋店長ものづくり日記
 スタッフ日記なおくま店長日記日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記

2010年02月05日(金)更新

ゴルフとモータースポーツの両雄からお話を聞く。

今日2月5日、福井商工会議所(会頭川田達男セーレン社長)主催で、中嶋常幸
さん(プロゴルファー)、中嶋悟さん(元F1レーサー)と川田会頭のお三方で鼎談
『スランプを宝に変える』が開催されました。新聞で告知があってすぐ定員500名
は満席となったようです。(受講料無料)

私は所用があり、聴講出来ないので残念に思っておりましたが、関係者の方から
「前日4日の夜、両プロと夕食を一緒にどうですか」という嬉しいお招きをいただき
ました。中嶋悟さんもゴルフはシングルの腕前ですし、中嶋常幸さんはもちろん
アマチュアゴルファーにとっては神様のような存在。

先日大けがをされた報道があり、松葉杖でわれわれ(5名)の前に現れましたが、
経過は順調でシーズンにはほぼ間に合うでしょう、とのことでした。

ゴルフ界の紳士中島常幸プロ ゴルフ界の紳士中島常幸プロ
日本人F1の雄だった中嶋悟さん 日本人F1の雄だった中嶋悟さん


・・・・・・・・・・・・・・・(以下文中敬称略)・・・・・・・・・・・・・・・

石川遼選手の大活躍は、暗い日本に元気を与えてくれますが、一時代前は
ゴルフの中嶋(ご本名は中島)、モータースポーツの中嶋、両中嶋の活躍が話題
でした。中でも中嶋常幸プロは現状に満足せず、スイングの改造、探究の結果、
何度かスランプに陥りましたが、そのたび復活を果たし、55歳の今なお心も体も
若く、シニア、レギュラーの両ツアーで活躍されています。

素晴らしい戦績をすべて書くことは出来ませんが、「日本」と名のつく七つの全て
のタイトルを獲り、また世界の4大メジャー(USオープンなど)全てで10位以内に
入賞している日本人プロは中嶋常幸さんだけです。通算48勝を挙げています。

                  *  *  *

モータースポーツ、F1に詳しくありませんが、目の前の中嶋悟さんはジョークを
交えながら、思い出のレースや、競った名選手の話もされましたが、引退後の
今はゴルフを楽しんでおられるようでした。(愛知県岡崎市にお住まいのようです)

驚いたのは、マシンとドライバーを支える「チーム」というのは、総勢600名から
800名の組織で動いているとのこと。また、今はそうでもないが当時はレース毎
にエンジンは使い捨てというか乗せ替えたそうで、F1参戦には巨額の費用がか
かる理由もわかりました。

2時間あまり、時代を築いたお二人からうかがったお話は、とても印象的でいつ
までも忘れないと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お二人には、書家の吉川壽一さんにお願いして「おみやげ」を持参しました。
常幸プロには「幸福」の色紙を、悟プロには壽一さんが「激走」と書し、プリントされ
た、作秋のF1「アブダビ戦」記念公式Tシャツを。 とても喜んでいただきました。

(現在、吉川壽一さんは「マレーシア グランプリ」に向けて書作品をいろいろと
当社スタッフと試作中です。公開できるときがきましたらご紹介したいと思います)

色紙“幸福”に向かって アブダビ グランプリ “激走”Tシャツ アブダビ グランプリ “激走”Tシャツ


株式会社横山工藝 横山国男
染型工房横山工藝プリントのことなら
【染型工房 横山工芸】
オーダーよさこい屋お祭り、太鼓の衣装なら
【オーダーよさこい屋】

:::株式会社横山工藝:::
 オリジナル広巾生地の「染の布」布製品へのダイレクトプリント「PriX」
 横山国男社長ブログはまじい専務ブログ制作事例ギャラリー
:::オーダーよさこい屋:::
 2008年制作事例イージーオーダーのご紹介よさこい屋店長ものづくり日記
 スタッフ日記なおくま店長日記日と月・エチゼンニッキ / よしくま日記
«前へ 次へ»
<<  2010年2月  >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28