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2009年09月14日(月)更新

自社サイトレポート→SEO対策ミーティング。

毎月1回、「サイトレポート」を担当者に作成してもらって、検討会をやるようにして
もらってから半年ほど経過しました。

①前月結果(キーワード毎のヤフー、グーグル、MSの順位表示と推移、メルマガ
、オーバーチュア、YouTubeへの動画更新などを評価分析して、今後も継続する
のか、チェンジすべきなのかを検討する)
②傾向と対策(すなわちSEO対策となります)

その他、社長ブログ、店長ブログ、スタッフブログのアクセス推移表も添付して
もらっていますが、ほぼ資料としては完璧に近いと思います。

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関係者5名が参加してミーティングをやっていますが、「資料」をどう活かすか、が
問われるわけで、「会議」をしたことでなにか問題が解決するわけではありません。

「PDCAのDが大事」と口癖のように言っていますが、なかなか成果が出ない部分
もあり、今月から社外の専門家に入ってもらい、アドバイスを受けてはどうかと
考え、今日とりあえずオブザーバーとして出席してもらいました。

私の発案を支持するような事例を担当者が書籍からピックアップしてくれました。

『サイトへの集客を増やしコンバージョン率を上げたい!』~リスティング広告&
LPO~ という項目で、坂本晃一シャディ執行役員が述べておられます。

その中で、~顧客視点であらゆる施策を検討~と題して「・・ウェブ・マーケティング
に携わるスタッフをひとつのチームにまとめ、そこに必要な外部事業者も招きいれ
て、あらゆる情報をシェアしていく・・」という一文がありました。
<参考文献:(宣伝会議Business Books)>
「実践!最新デジタル・マーケティング―ウェブ、モバイル・マーケティングの現在と未来がわかる! 」


どんなにいいプラン(P)でも、実行(D)が伴わなければ意味がありません。
ITの専門家でもあるTさんが、「問題点を厳しく指摘、実行を見届ける」という私の
依頼にどのように応えてくださるのか、しばらく注視していきたいと考えています。

この不況を切り抜けるため、各社ともネットによるマーケット開拓に力を入れて
くるはず。
「顧客視点」に立って、毎日勉強を続けなければ「敗者」となるに違いありません。



株式会社横山工藝 横山国男
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2009年09月11日(金)更新

それは「何」に使うの? 「どう」使うの?

企画やデザインをするとき、それが「何に使われるのか」知らずに仕事をすること
はまずあり得ません。
しかし、パーツを作ったり、製品の途中工程を担う仕事で、そのことにあまり関心
を持たないワーカーがいるのは問題だといつも思います。

依頼されてモノを作る場合、顧客が最終的にイメージしているものを共有できな
ければ、なにから始めてよいのか本当はわからないはずで、顧客をイラつかせる
原因となり、ときには最初からまたやりなおしという無駄が発生します。

もっと問題なのは、せっかくの技術や専門知識を顧客の立場に立ってアドバイス
や改良提案に活かせないことです。

「こうすれば材料が少なくてすみます」「こうすればもっと軽くできます」「この工程を
先に済ませていただけると当方の製作時間がグンと短くなり、助かります」など、
それらは「製品・商品が完成したときの具体的なイメージ」を先に描けるかどうか
にかかっていると言っても過言ではありません。

「使い捨て」というあまり感心しない言葉がありますが、こういうモノでも捨てる前に
「観察する」、まして古くなった家具や電気製品などでも処分する前に中を覗いて
見て「なるほど、こんな工夫をしているんだ」というような“好奇心”が自分の引出
の中を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

最近の事例で、「何に使うのか、どう使うのか」をよく理解していただいていたら、
このようなミスは当然発生しないと思われるケースがありました。(もちろん事前
に商品の説明はしてあるのですが)。
幸い試作品だったのでよかったのですが、外注の二代目さんには厳しい苦言を
申し上げてしまいました。

ぜひお父さんを超える社長になってもらいたい、当社の若い後継者を指導し、
 「協働」して勝ち残ってほしいとの一心からです。



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2009年09月09日(水)更新

事業承継→遅々たる歩みですが。

先日、来社したお客さんと話していて「高速道路の無料化」について、「低速道路」
になるんでは、という話の他に、「ETC車載器」を最近買った人から不満が出て
いるようだとも聞きました。

それよりあの全インターチェンジに設備した「ETCの料金収受システム」が無用に
なるとすると、どのくらいのお金が無駄になるんだろうという話になりました。
数百億円という単位ですかね。それとももっと?

仮に4年後、また「政権」が変わり、やはり「高速道路」は受益者負担が原則です、
有料にします、となっても、何年も使わなかったシステムがうまく稼働するだろうか
と心配になるのは取り越し苦労というもんでしょうか。

政権交代も事業承継の一面があると思いますが、一般の事業所での「事業承継」
はこんなドラスティックな転換は無理です。会社が潰れるでしょう。

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私はもう10年以上会社で一緒に仕事をしてきたのだから、自分たちが考える
「企業像」というものがなければならない、と後継の娘夫婦に話しております。

その「企業像」に向かって、先代の使える資産や知恵を利用する、という考えで
よいのではと。変化の激しい時代に親の仕事をそのままただ引き継ぐというのは
現代の「事業承継」ではないと思うよ、と教えています。

とは言うものの、ビジネスには銀行取引、財務などの知識も欠かせませんし、
お客様に対するエチケット、マナーも昔からあまり変わっていないものも多いと
思い、週2回、忙しくても「事業承継ミーティング」をやっています。

今のところクレームの対処の仕方、いろいろな加工方法のアドバイスなどが
中心ですが、断片的になりますので、ビジネス全体の常識を学ぶ「教科書」を
選びました。

日本実業出版の『できる社員の「仕事力」養成講座』という本で、3冊購入しました。
3人で少しずつ教科書として読みすすめるつもりです。また常にデスクに置いて
おくよう指示しています。

内容は
① ビジネスマンなら知っておきたい「会社のしくみ」
② 「賃金や職場のルール」について押さえておこう
③ これだけは知っておきたい「仕事のマナー」
など、10の大項目です。

できる社員の「仕事力」養成講座 日本実業出版社

きちんとした大手の企業に勤めたことのない二人には、学ぶべきこともまだまだ
多いと感じています。


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2009年09月07日(月)更新

ボーイスカウト

ロータリークラブの例会は毎週定例日に1時間開催しますが、ほとんどのクラブが
昼食をはさむ12時30分~13時30分だと思います。

最初の30分のなかで、「会長の時間」が5分ほど与えられます。毎週何を話すかは、
ちょっと気が重くなるときがありますが、これも勉強だと思うことにしています。
その後、食事、会務、連絡事項等があり、13時から30分、多くの場合は会員また
は外部からスピーカーをお呼びしてお話を聞くというプログラムです。

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先週の金曜日の例会は、日本ボーイスカウト福井連盟のN理事さんが、
「青少年育成を踏まえたボーイスカウト活動」というテーマで興味深いお話をして
くださいました。

ボーイスカウトの本部はスイスのジュネーブにあり、現在217の国と地域で
2800万人の子供たちが活動しているとのことです。
国と地域の数ではロータリークラブもよく似ていますが、ロータリアンは世界で
120万人でその大半はオジサンですから、ボーイスカウトの方が頼もしい気持ち
になります。

ご紹介のあった逸話です。

アメリカの富豪が、イギリスを旅行中、街で少年に道を尋ねると非常に礼儀正しく
そして丁寧に教えてくれたので「チップ」を差し出したところ、「いりません」と言って
受け取らない。

「僕の方こそ奉仕の機会を与えてもらって喜んでいます。ボーイスカウトではいつも
困っている人がいたら親切にしなさい、と教えられています」と答えたといいます。
この富豪のアメリカ人は非常に驚いて、帰国後、アメリカにボーイスカウトの組織
を広げることに終世尽くしたというエピソードが印象的でした。
(この話はきっとボーイスカウトの“物語”として語り継がれてきたのでしょう)

ロータリークラブも100年以上経ちますから、いろいろな逸話が残っていますが、
豊かになったのにむしろ「奉仕の精神」は希薄になってきているのでは、と思う
ことが少なくありません。

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ところで最近は女性、それもバリバリ働いている人に「社会貢献」が大きなテーマ
になっているそうで、「女性誌」でも特集を組むところまであるそうです。
なぜそのようなトレンドが起きてきたのか、その解説を読むともっともだと思いま
すが、何はともあれ「自分以外の人のことも考える」というのは、いいことです。
まだ世の中捨てたものではないかな、と最近思いなおすことにしました。

なお2015年に山口県でボーイスカウトの国際大会「世界ジャンボリー」が開催
されるとのこと、ロータリークラブも協力させてほしいものです。オジサンですが。

ボーイスカウトの活動写真など ボーイスカウトの活動写真など
写真:財団法人ボーイスカウト日本連盟ホームページ


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2009年09月04日(金)更新

ライフスタイル、ライフデザインと言うとき。

昨日は、県の「産業支援センター」が主催したデザインセミナーに出席してきました。
いつもの国道を曲がるところを一本過ぎてから曲がったら、見覚えのない景色が。
遠くに見えるセンターのビルがだんだん遠くなり、「アレ?」と思って強引に農道を
戻ると行き止まり。

「年をとったのか」と腹立たしい思いでようやく20分おくれで駆け込みました。
「寸法感覚、距離感覚、風景の記憶など」が衰えてきているんでしょうかね。(苦笑)

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セミナー講師は「アッシュコンセプト」代表の名児耶秀美氏。

アッシュコンセプト代表の名児耶秀美氏

不勉強でお名前を知りませんでしたが、リビング、雑貨関係では有名なデザイナー
で、そのお仕事は「Gマーク」にも多数選定されています。

特に氏を有名にしたのは、MoMA(ニューヨーク近代美術館)が最初に販売した
ことから日本でもヒットした「動物型の形状記憶(?)輪ゴム」シリーズ。

見る人、使う人に感情を動かさせる輪ゴム 見る人、使う人に感情を動かさせる(感動)輪ゴム

犬、猫などから始まって今では恐竜シリーズも人気。ヒットしても絶え間ない材質の
改良や工夫を重ねることもデザイナーの責任とおっしゃいます。

普通の輪ゴムはいいもので1個1円くらいのところ1個が20円~25円の輪ゴム。
アイデアやデザインが価格決定の決め手になる例として、セミナーのテーマである、
「日本のデザイン力とものづくり力“デザインを経営資源にしないと生き残れない”」
は、教えられることの多いセミナーでした。

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「知識デザイン企業」を目指す当社としては「デザインを経営資源にする」というの
は自明なのですが、それには学ばなければならないことが多くあります。

一般に「デザイン」というと、形や色にとらわれがちですが、もう少し理解のある人
でも機能、価格までを含めてという理解です。最近のリサイクル、リユースなどの
環境・資源まで包含した「社会・個人の生活哲学」というファクターまでを入れて
「グッドデザイン」を評価する人は経営者にも少ないのではないかと思います。

“スタイル”という言葉も「形、姿、形状」ととらえられがちですが、「ライフスタイル」
のように、本意は「考え方、道(どう)」と言ったほうがよいのでは、と思います。

同様に「ライフデザイン」という言葉なども使われるようになって来ていますから、
成熟した高い美意識を持つ多くの日本人に受け入れられるモノやサービスとして
「上質のデザイン、スタイル」を提示できなければ、経営資源とはなり得ない時代
が来ているということではないでしょうか。

もっと言えば「経営やビジネス自体もデザインされなければならない時代」だと
思います。

「内なる価格競争、中国や途上国との国際競争」から生き残りを計る戦略として、
「デザイン」はますます大きな要素となっていくに違いないと実感したセミナーでした。


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